過失割合ってご存知ですか?
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2018/08/30
こんにちは。なごみ鍼灸接骨院の大屋です。
8月もあっという間に過ぎて、年末はすぐそこまで来ています。
8月はお盆休みがあり、普段自動車に乗っていない方が、運転することが多くなるため、交通事故が増えます。
そこで今回は、交通事故が起きた時の、過失割合についてお話させていただきます。
過失割合って?
皆さんは、過失割合ってご存知ですか?
よく後ろから追突されたから「100対0」だとか、交差点の事故だから「50体50」じゃない?など聞いたことがあると思います。
簡単に言うと、過失割合とは、交通事故に対する責任の割合のことです。
自動車事故のほとんどは、当事者双方に何らかの過失があることで起こります。
たとえば、信号のある交差点を右折時に直進車と衝突した場合、優先は直進車なので右折車にすべての非があると思われがちですが、実際には直進者の不注意や、スピードの出し過ぎなどの過失が問われるケースがあるそうです。
そのため、自動車事故において、どちらか一方にすべての責任が及ぶことは非常に稀なのだそうです。
そして、この割合を数字で表して損害賠償額の比率を分かりやすくしたものを、過失割合といいます。
過失割合が大きい当事者は事故における加害者、過失割合が小さい当事者は被害者となるそうです。
自動車同士の交通事故は、なかなか「100対0」の過失割合になることはないそうですが
信号が赤で停止線にきちんと停止していた自動車に、後方から走行してきた自動車が追突した場合や前方を走行している自動車が危険回避行動などで急ブレーキを踏んで後方から追突された場合でも、「100対0」になるそうです。
その他には、センターラインをオーバーした自動車が対向車と衝突した場合や信号が赤の自動車と青の自動車が事故を起こした場合は100:0(信号が赤が100信号が青が0)となるそうです。
また、右折する自動車が右折車専用矢印信号青で右折し、信号が赤で直進してきた自動車と事故を起こした場合の「過失割合」も(信号が赤)100:0(矢印信号が青)となるそうです。
しかし、一見「100対0」の交通事故でも状況次第では「100対0」にならないこともあるので注意が必要です。
あくまでも過失割合は過去の判例を基準とし、保険会社が決めるものだそうですので、勝手に判断してはいけません。
交通事故にあってしまったら、まずは警察に連絡し、状況が落ち着いたら、ご自身が加入している保険会社に連絡しましょう。
そして、どんな小さい事故でも必ず、病院で診察を受けましょう。
後になり痛みが出現してしまうがあり、自己判断は危険なことがあることを知っておきましょう。
なごみ鍼灸接骨院は交通事故専門院として活動しておりますので、万が一交通事故に遭われてしまった際は、ぜひご相談ください。