交通事故時の治療開始までのフローチャート
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2018/08/08
こんにちは!なごみグループの松下です。
お盆休みも近づき、夏真っ盛りですね?夏は行楽のシーズンです。
したがって、車の交通量も増えて事故が起きる割合も増える季節と言えます。
今回は万が一事故に遭ってしまった場合の取るべき治療までの行動のフローチャート(道筋)をお話したいと思います。
事故直後にしなければいけない事
まず、このブログでも何度もお伝えした通り、事故に巻き込まれてしまった場合、警察や病院に行かずいきなり接骨院に通うのはNGです。
それよりも最初に絶対にしなければいけないことが何なのか?
皆さんはご存知ですか?
法律にも記載されていますよ!
答えは、『自動車を停止させて負傷者の救護をする!』です。
実に当たり前のことですが、事故が起きた(もしくは起こしてしまった)直後は興奮状態にあり、パニックからどうすればいいのかわからなくなる可能性もあります。
しかし、この負傷者の救護という対処をしなかった場合、最低でも5年以下の懲役又は50万円以下の罰金という重い罪が課せられることになります。
要するに轢き逃げです。あってはならないことです。
負傷者を確認し、必要であれば救急車を呼び、可能な限りの応急手当てをしてから警察や保険会社に連絡を取ってください。
交通事故の治療時の対応
事故で大小関わらず怪我をしてしまった場合、病院で検査し治療を受けるかと思われます。
病院だけで治療が完結すれば何も問題はないのですが、痛みが長引くようであれば、接骨院や治療院での併用した通院をすることにあると思います。
例えばむち打ち症などの場合は、整形外科に通院していてもなかなかしびれや痛みが引かず、接骨院に通院してマッサージや電気治療を受けることで痛みが早く治ったという事例もあります。
しかし、交通事故の治療として整骨院での施術は病院の医師の同意がない場合には原則として認められないことになっています。
整骨院に通院したい場合はまず、担当医とよくご相談の上で医師の同意書と診断書をご用意の上でお越しください。
担当医の同意書がない場合、『正当な理由なし』と保険会社にみなされて保険が下りない危険があります!!
後遺症の診断書も同様です。
これらの書類は整骨院ではご用意できないので注意してください。
まとめ
では、事故の発生から整骨院の治療までの流れを簡単に纏めたいと思います
事故直後
①負傷者の確認、救護
②警察への報告
③病院での診察、治療 → 完治もしくは痛みが引けば終了
↓ 痛みが引かない場合
?④担当医師に診断書と同意書を書いてもらう。
⑤整形外科などと併用して、治療院もしくは接骨院で問診
⑥接骨院での事故治療開始
以上となります。
お盆休みはくれぐれも事故を起こさないように注意して楽しみましょう!