手首の痛みには超音波治療が有効です!
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2019/04/05
今日は、手首の痛みで来院される方が多かったように思います。 腱鞘炎という症状になるのですが、手を曲げ伸ばす腱に炎症がおきている状態となります。 パソコンを長時間打つ必要のある方や、生まれたお子さんを長時間抱っこする子育て中の人にも腱鞘炎の症状は現れることがあります。超音波治療器が有効です!
腱鞘炎には超音波治療がとても有効です。 超音波とは目に見えない細かい振動を患部にあてることで細胞が活性化され痛みを緩和する効果があります。 痛みの原因となっている筋肉の張りや硬さを和らげる効果があります。 1回の治療ですごく楽になったといったお声も頂いております。 痛みは我慢せず、治療にいらしてくださいね。
肘の痛みにも超音波治療は効果的です!
超音波治療は手首の痛みだけでなく、様々な痛みにも対応しております。その中でも超音波治療器を使用して治療することが多いのが肘の痛みです。皆さんも耳にしたことがある代表的な疾患として「テニス肘」「野球肘」が有名ですね。今回はこれらの疾患の特徴と治療についてお話ししていきます。テニス肘は2種類に分けられる
まずテニス肘を2種類に分けると「フォアハンドテニス肘(内側型)」と「バックハンドテニス肘(外側型)」に分けられます。 一般的に呼称されているテニス肘は「バックハンドテニス肘」です。 その中でも痛めやすい場所(好発部位)があります。 それをご紹介していきます。痛みが出やすい部位(好発部位)
1.上腕骨外側上顆又は短橈側手根伸筋
テニス肘の約半数以上の方がこの部位に異常をきたし痛みを訴えます。 場所は肘の外側にあります。 この筋肉は短橈側手根伸筋と言いテニス肘の要因となる筋肉で多くは この筋肉か外側上顆部の微小断裂や骨膜の炎症も起こしたりします。 また、この部位は手首を手の甲側に曲げる時に使用する筋肉が多く付着しておりスポーツをよくおこなう方だけではなく よくパソコンを使う方や家事従事者にも見られます。テニス肘かなと思ったら?
日常生活をしていて肘に痛みを感じた時にもしかしてテニス肘なのではないかなと感じたら、ご自身で確認する方法があります。
1.THOMSENテスト
→患者は肘を伸ばしたまま手首を上に持ち上げるように力を加え、検者はそれに対抗するように力を加える。(右図参考)
2.Chairテスト
→肘を伸ばしたまま手でイスを持ち上げて痛みが出たら陽性。
3.中指伸展テスト
→検者が中指を上から押さえるのに抵抗して患者は肘を伸ばしたまま中指をのばしてもらう。
これらの3つのテスト法があります。
これらは一般的にも使用されるテスト法で肘の外側から前腕にかけての痛みが誘発されるようであれば
テニス肘の可能性があります。
テニス肘ストレッチ方法
もしも肘の外側に痛みを感じた場合はストレッチも効果的です。
ストレッチのやり方は肘をまっすぐ伸ばし手首を手の平側に曲げて行なうやり方で
30秒程伸ばすと効果的なので自宅でも空いた時間に行ってみて下さい!
所属院 なごみ針灸整骨院 小幡院
名 前 山本 秀俊
資 格 柔道整復師
鍼師 灸師
あん摩マッサージ指圧師
2019年 4月5日更新