腰痛が長引く理由と日常生活での注意点
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2022/09/29
名古屋市守山区小幡駅から徒歩7分、喜多山駅から徒歩7分にあります、なごみ針灸整骨院の松岡です。
朝晩が涼しくなり、活動もしやすくなってきましたね。
今週に入り腰の痛みを訴える方が増えてきています。
急に身体をひねったり、物を持ち上げようとした時に起こる、ぎっくり腰ですが、ぎっくり腰以外にも、椎間板ヘルニアや腰椎の圧迫骨折などによって、急に激しい腰痛が起こることがあります。
腰椎やその周辺組織が傷ついて起こる急性腰痛は、ほとんどの場合、2日から1週間程度で痛みは治まりますが、炎症が治まっても痛みが長く残って慢性腰痛となることがあります。
慢性腰痛の原因となる疾患には、脊柱管狭さく症や椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、骨粗しょう症などがあり、不良な姿勢や蓄積された疲労、運動不足、肥満などから慢性の腰痛が起こることもあります。
はっきりした原因が見当たらず、検査してもなんら異常がないというケースも少なくありません。逆に、椎間板ヘルニアや変形性脊椎症があっても、必ず腰痛が起こるわけではありません。
まれに内臓疾患や腫瘍が原因となって慢性腰痛が起こる場合もあるため、一度名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院にご相談ください。
腰の痛みが長引く理由
病気や外傷が治った後も痛みが残ってしまうのが「慢性痛」の状態です。
痛みが慢性化するのは、「筋肉」 や「神経」、「脳」がかかわっています。
例えば、腰痛があるために、あるい は痛みへの不安から長期間体を動かさ ずに不自然な姿勢を続けていると、筋肉が硬直してかえって腰痛を長引かせることになります。 また、末梢神経から痛みの信号 を受ける中枢神経が興奮したままの状態になると、病気や外傷が治った後も 痛みの信号を脳へ送り続けたり、痛み 以外の刺激を誤って痛みの信号として脳へ伝えてしまって、慢性的な痛みを引き起こすことがあります。
さらにストレスや不安、抑うつなどの心理的な要因が、痛みを長引かせることもあります。
痛みの感じ方は、人によってそれぞれ異なりますが、心理状態や環境によって大きな影響を受けることが知られています。
慢性的な腰痛には複数の要因が関連していることが多いため、原因を整理したうえで、適切な治療法を選択していくことが重要になります。
腰痛がある時の日常生活の注意点
急性の腰痛が起こった時は、すぐに名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院へご相談下さい。
激しい痛みが治まるまで安静にして体を動かさないようにする事も大切ですが、最近は長く腰を動かさないことが回復を遅らせることがわかってきました。少し痛みが治まったら、できるかぎり普段通り、仕事や家事を行うことが腰痛の慢性化を防ぐのに有効です。
痛みへの不安から活動量が減って運動不足による筋肉の硬直が起こり、気持ちが落ち込んでさらに活動しなくなると、ますます症状が悪化する「痛みの悪循環」が起こらないようにすることが重要です。
また、普段から腰痛になりにくい正しい姿勢を心がけることも大切です。立っている時も座っている時も、猫背になったり逆に背中を反りすぎたりしないように気をつけます。横から見て背骨が緩やかなS字形を描いているのが腰に負担をかけない姿勢です。同じ姿勢を長時間取り続ける場合、途中で軽いストレッチを行って筋肉をほぐすようにします。
慢性痛の治療では、痛みにとらわれずに日常生活の質を改善することが重要です。施術はもちろん、心理面でのサポートや生活環境の改善など多面的な支援によって、多少の痛みがあっても慢性腰痛とうまく付き合いながら前向きに日常生活を送っていくことが大切です。
ブログ監修者: 瀬上正幸
コメント: 小幡院からの情報と交通事故関連のブログを監修していきます!交通事故にあってしまったら「なごみグループ」にご相談ください。