腰痛が続く場合に効果的なマットレス｜昭和区吹上なごみ鍼灸接骨院

2025/05/26

名古屋市昭和区の吹上駅から徒歩7分の位置にあります

「なごみ鍼灸接骨院吹上院交通事故治療」です。

いつもブログを読んでくださり、本当にありがとうございます。

最近、初診の方と問診していると、ほぼ毎日のように耳にするのが「腰痛」。

「仕事で座りっぱなしなんですよ…」

「スマホを触ってると気付いたら背中丸まってて…」

こんな声、午後の予約枠でもよく聞きます。

ただ、腰痛って“日中の姿勢だけ”が原因と思われがちですが、治療している立場から見ると、実は“寝ている時間の過ごし方”が症状を悪化させている人がものすごく多いんです。

患者さんにもよく言うのですが、

「1日のうち6〜8時間も体を預けるマットレスが合ってないのは、靴が合わないまま走ってるのと同じです」と言うと、多くの方が「あ…それ、言われてみれば確かに」と苦笑いされます。

今日はそんな“寝具と腰痛のリアルな関係”と、当院で実際に行っている腰痛治療、そしてご自宅でできるケアを、現場の空気感と合わせてお伝えしますね。

■腰痛は“寝ている間に作られる”ことが多い

朝、来院された患者さんに
「今日、朝起きた瞬間から痛かったんです」
と言われると、私たちはまず“寝ている環境”を確認します。

理由は簡単で、
寝返りの数・マットレスの硬さ・寝る姿勢の癖
この3つで翌日の腰の状態がほぼ決まるからです。

人間って、一晩で20〜30回くらい寝返りをうつと言われています。
院のベッドで寝返りの動きを見ても、スムーズにコロンと回れる方と、肩が先に落ちて腰だけ取り残される方がいます。

後者は、ほぼ全員と言っていいほど「柔らかすぎる寝具」を使っています。
逆に、硬すぎるマットレスを使っている方は、お尻や肩甲骨に圧が集中して、朝に“ズーン”とした重だるさが残るんですよね。

ある50代の男性患者さまは、10年以上「朝だけ痛い腰痛」に悩んでいて、マットレスを高反発に変えただけで朝の痛みが7割ほど減りました。
施術者としても、こういうケースは本当に多いです。

■腰痛持ちの方に選んでほしいマットレスの条件

これは実際に院でもよく説明します。
「どれ買えばいいですか？」と聞かれるので、ポイントをシンプルにまとめると…

①適度な反発（高反発の方が相性がいい人が多い）

沈み込みすぎないため、寝返りがラク。
腰椎が自然に伸びるので、翌朝のこわばりが出にくいです。

②体圧分散ができるもの

ウレタン、ラテックス、ポケットコイルなどは比較的バランスが取れています。
体のどこか1点に体重が集中しないのが重要なんですよ。

③通気性が良い

腰痛と直接関係なさそうですが、湿気がこもるとカビやダニ→睡眠の質低下→筋肉の回復不良につながるので、ここも軽視できません。

■整骨院でよく話す「寝方のクセ」について

患者さんを検査していると、寝方にも大きなクセがあります。

●仰向けで膝下にクッション

腰の反りが強い方はこれが一番楽です。
院のベッドでもよく置く方法です。

●横向きなら膝の間にクッション

骨盤のねじれ防止になります。
シンプルだけど効果は大きいです。

●うつ伏せ寝は基本NG

うつ伏せ寝の人は、ほぼ100%腰痛か首肩こりを抱えています。
呼吸も浅くなるので、私個人的にはおすすめしていません。

■寝る前5分の「簡単ルーティン」

患者さんに“やってみてよかった”と言われるものを3つ紹介します。

膝抱えストレッチ
　腰椎がふっと伸びる感覚があります。
ツイストストレッチ
　腰だけでなく背中の張りも取れる。
ぬるめの湯船に15分
　これは本当に違う。施術家としても推します。

さらに、就寝前のスマホ使用を控えること。
当院でも、「アラームだけは時計にして、寝室にスマホを持ち込むのをやめたら寝つきが良くなった」という声が多いです。

■腰痛の種類もいろいろ

患者さんの状態を触って、動きを見て、話を聞くと、同じ“腰痛”でも全く中身が違います。

●筋・筋膜性腰痛

いわゆる“ぎっくり腰”。
季節の変わり目に急増します。

●慢性腰痛

3ヶ月以上続くもの。
猫背・反り腰・ストレス・運動不足…。
原因が混ざってることが多いです。

●椎間板ヘルニア

座っていると痛い方が多いです。
車の運転系の仕事の方に多い印象。

●脊柱管狭窄症

60代以降に増加。
「歩くと痛い、休むと楽」の特徴がわかりやすいです。

特に多い層を書くと…

20〜30代：デスクワーク＋運動不足
40〜50代：筋肉の硬さ＋疲労蓄積
60代〜：骨の変形や神経圧迫系

職業では
介護、看護師、ドライバー、事務、建設業はとくに多いですね。

■なごみ鍼灸接骨院吹上院交通事故治療での腰痛施術

当院の特徴は「ただ揉むだけでは終わらない」こと。

初診時は、姿勢チェック・可動域検査・触診・日常生活の癖の確認まで、けっこう時間をかけます。

●鍼灸

筋肉の奥の硬結（コリ）にとても効果的。
短時間で動きが変わる方もいます。

●骨格・姿勢矯正

骨盤の傾き・腰椎の反り・背骨の歪みを整えます。
繰り返す腰痛の8割は“姿勢由来”と言っても良いくらい。

●高周波・超音波

急性の痛みも慢性も、深部の血流改善に有効です。

●運動・ストレッチ指導

「これだけは家で絶対やってください」と伝えることもあります。
自分でケアできる人は再発が本当に少ないです。

■生活面のアドバイス（とっても大事）

腰痛を根本から改善するためには、施術だけでなく “毎日の生活習慣をどう整えるか” が非常に重要です。

なごみ鍼灸接骨院吹上院交通事故治療では、患者様一人ひとりの生活状況を丁寧にヒアリングし、最適な改善ポイントを一緒に見つけていきます。

特に下記の項目は、多くの腰痛患者さんに共通して効果が出る大切なポイントです。

●机・椅子の高さ調整

デスクワークが多い方は、姿勢の崩れが腰痛悪化の大きな原因になります。
・肘が90度になる高さ
・足裏がしっかり床につくこと
・背もたれに骨盤が自然に立つ感覚
この3つが整うだけで腰への負担は大幅に軽減されます。
高さが合っていないと骨盤が後ろに倒れ、腰に常にストレスがかかり続けるため、調整は必須です。

●1日15分の散歩

「たった15分？」と思うかもしれませんが、腰痛改善には十分な効果があります。
歩くことで
・血流が改善
・固まった筋肉が自然に緩む
・骨盤と股関節が連動して動く
など、腰をサポートする機能が正常化します。
運動が苦手な方でも始めやすく、継続しやすいのがメリットです。

●湯船に浸かる習慣

シャワーだけでは筋肉の深部まで温まりにくいため、腰の張りが取れにくくなります。
湯船に10〜15分浸かるだけで
・腰回りの血流UP
・自律神経が整い、筋肉がリラックス
・寝つきが良くなり、回復力が上がる
といった効果が得られます。
冷えやストレスが強い方は特におすすめです。

●腰・お腹を冷やさない

「腰が痛い → 実はお腹が冷えている」というケースも多く見られます。
お腹・骨盤周りが冷えると
・インナーマッスルが働きにくくなる
・腰が支えられず負担が増える
・筋肉が硬くなる
などの悪循環が起きます。
腹巻き・カイロ・湯船・温かい飲み物など、日常的に“冷やさない対策”が重要です。

●体重管理

体重が増えると、その分だけ腰椎や骨盤にかかる負担が増加します。
特に内臓脂肪が多くなると姿勢が崩れ、反り腰や猫背を引き起こし、腰痛が悪化しやすくなります。
急激なダイエットは不要ですが、
・軽い運動の習慣
・炭水化物の摂り方の見直し
・間食の工夫
など、小さな改善を積み重ねるだけでも腰への負担は確実に軽くなります。

これらの生活習慣は、患者さんの環境や体質によって必要な内容が異なります。
なごみ鍼灸接骨院吹上院では、あなたの生活スタイルに合わせた “オーダーメイドの生活改善プラン” を一緒に作りながら、腰痛を根本から改善していきます。