毎日の頭痛は肩こりのせいだった!放置NGな理由と今すぐできる対策
目次
2025/06/10
肩こりが原因の頭痛とは?原因・対処法・専門ケアを徹底解説!
1. 「肩こりからくる頭痛」に悩んでいませんか?
名古屋市昭和区の御器所駅近くにありますなごみ鍼灸接骨院です。こんにちは!
「ズーンと重い」「後頭部がガンガンする」「肩や首もガチガチ」
そんなつらい頭痛、もしかしたら「肩こり」が原因かもしれません。
肩こりによる頭痛(緊張型頭痛)は、現代人に最も多い慢性頭痛の一種であり、デスクワークやスマホ時間の増加により、年々増加傾向にあります。
今回は、
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肩こりがなぜ頭痛を引き起こすのか
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どんなタイプの痛みなのか

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どうやって予防・改善できるのか
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専門機関ではどのような治療があるのか
を名古屋市昭和区にありますなごみ鍼灸接骨院の高野が解説します。
2. 肩こりからくる頭痛とは?|緊張型頭痛のメカニズムと後頭下神経痛
◆ 緊張型頭痛とは?
緊張型頭痛(Tension-type headache)は、肩や首の筋肉が長時間緊張し続けることで起こる頭痛です。最も多い慢性頭痛のタイプで、デスクワークやスマホの長時間使用による姿勢の悪化や精神的ストレス、睡眠不足などが主な原因となります。
主な原因:
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姿勢の悪さ(猫背やストレートネックなど首や背骨のゆがみ)
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長時間のデスクワークやスマホ使用
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精神的ストレス
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睡眠不足
◆ 緊張型頭痛のメカニズム
肩や首、後頭部の筋肉が慢性的に緊張すると、筋肉内の血流が悪くなり、酸素や栄養が十分に行き渡らなくなります。その結果、疲労物質である乳酸などの老廃物が筋肉に蓄積されます。この状態が続くと、痛みを感じさせる物質(セロトニンやプロスタグランジンなど)が発生し、脳に「痛み」として伝わります。
具体的には以下の流れです。
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肩・首・後頭部の筋肉が硬くなる
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血流が悪化し酸素・栄養不足になる
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乳酸などの老廃物が蓄積される
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痛み物質が発生し神経を刺激する
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脳が「痛み」と認識し頭痛として現れる
このように、肩こりが筋肉の緊張と血行不良を引き起こし、結果的に頭痛へと繋がるのが緊張型頭痛の基本的な仕組みです。
◆ 後頭下神経痛とは?肩こり頭痛との違いと関係
後頭下神経痛は、肩こりからくる頭痛の中でも特に「後頭部の神経が圧迫・刺激されることによる痛み」を指します。後頭部の下側(首の付け根近く)から頭頂部にかけて走る「後頭下神経」が、周囲の筋肉の緊張や炎症によって圧迫されることで痛みが発生します。
後頭下神経痛の特徴:
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鋭く刺すような痛みが後頭部に出る
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痛みは片側または両側に起こりやすい
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頭を動かすと痛みが強くなることが多い

-
肩こりや首のこりを伴うことが多い
後頭下神経痛と緊張型頭痛の違い
| 項目 | 緊張型頭痛 | 後頭下神経痛 |
|---|---|---|
| 痛みの質 | 鈍い圧迫感や締めつけ感 | 鋭い刺すような痛み |
| 痛みの範囲 | 頭全体、特に後頭部や側頭部 | 後頭部の特定の部分(神経走行に沿う) |
| 発生原因 | 筋肉の緊張・血流悪化 | 神経の圧迫・炎症 |
| 痛みの誘因 | ストレス、姿勢不良、疲労 | 筋肉の硬さや炎症、首の動き |
後頭下神経痛の原因
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長時間の悪い姿勢による筋肉の過緊張
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頚椎の変形や椎間関節の異常
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頚部の外傷やむち打ち症
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筋肉の慢性的なこりや炎症
◆ 後頭下神経痛と肩こり頭痛の関係
後頭下神経は、首や肩の筋肉の深い部分を走っているため、肩こりで筋肉が硬くなると神経を圧迫して痛みを引き起こすことがあります。そのため、肩こりが原因となって後頭下神経痛が発症し、結果として激しい後頭部の頭痛につながるケースも多いのです。
◆ 後頭下神経痛の対策と治療法
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筋肉の緊張緩和
ストレッチやマッサージで硬くなった筋肉をほぐすことが重要です。特に首の後ろ、肩の上部の筋肉を丁寧にケアしましょう。 -
姿勢改善
姿勢の悪さが筋肉の緊張を悪化させるため、正しい姿勢を意識することが予防に繋がります。 -
専門的な治療
整形外科や鍼灸接骨院での施術が効果的です。鍼灸や神経ブロック注射など、神経の炎症や圧迫を緩和する治療が行われることもあります。 -
生活習慣の見直し
長時間のスマホやPC作業の合間に休憩を入れ、首や肩を動かす習慣をつけることも大切です。
◆ まとめ
肩こりによる頭痛は主に「緊張型頭痛」として現れますが、時には「後頭下神経痛」という神経の刺激が原因で鋭い後頭部の痛みを感じることもあります。どちらも肩・首周りの筋肉の緊張と血行不良が根本原因であるため、筋肉をほぐし、姿勢を正し、血流改善を図ることが症状改善のカギとなります。
3. こんな症状があれば「肩こり頭痛」かも!
以下のような症状がある場合は、肩こりが頭痛の原因となっている可能性が高いです。
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後頭部から首にかけてズーンと重い痛み
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頭全体が締めつけられるような感覚
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肩や首のこりを伴う
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午後〜夕方にかけて悪化する
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天気の悪い日やストレス時に痛みが強くなる
※「片頭痛」と違って拍動性ではなく鈍痛・圧迫感が特徴です。
4. 肩こり頭痛を放っておくとどうなる?|悪循環と深刻化のリスク
肩こりからくる頭痛は、多くの人が日常的に経験する不快な症状ですが、「頭痛薬でなんとかしている」「我慢すれば治るだろう」と軽視しがちです。しかし、放置すると症状は悪化し、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。ここでは、肩こり頭痛を放っておくことで起こり得るリスクや悪循環の仕組みについて詳しく解説します。
◆ ❌ 常用薬による副作用リスク
肩こり頭痛の痛みを緩和するために、市販の鎮痛剤や頭痛薬を頻繁に使う方は多いですが、薬の常用は思わぬ副作用や問題を招くことがあります。
1. 薬物乱用頭痛(薬剤誘発性頭痛)
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鎮痛剤を頻繁に使い続けると、脳の痛みの感受性が変化し、逆に頭痛が頻発・悪化する「薬物乱用頭痛」を引き起こすことがあります。
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具体的には、鎮痛剤を月に15日以上使用するとリスクが高まると言われています。
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薬で一時的に痛みを抑えても、根本的な原因が改善されていなければ、ますます薬に頼る悪循環に陥ります。
2. 胃腸障害や眠気などの副作用
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鎮痛剤の中には胃を荒らしたり、胃痛や胃もたれ、消化不良を起こす成分もあります。
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長期間の服用で胃潰瘍や胃炎を引き起こすリスクも高まります。
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また、薬によっては眠気や倦怠感を伴い、日常生活や仕事のパフォーマンスが低下することもあります。
3. 肝機能への負担
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鎮痛剤の成分は肝臓で代謝されるため、常用すると肝機能に負担がかかります。
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特にアルコールを飲む習慣がある方は注意が必要です。
◆ ❌ 慢性頭痛への移行と症状悪化
肩こり頭痛を放置すると、単なる一時的な不快感では済まず、慢性的な頭痛症状へと進行してしまうケースが多くあります。
1. 頭痛の頻度が増える
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最初は週に1回程度だった頭痛が、やがて「ほぼ毎日」に頻発するようになります。
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痛みの強さも増し、日常生活に支障をきたすことが増えます。
2. 痛みの範囲が広がる
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肩や首だけでなく、背中や目の奥、こめかみなど広範囲に痛みを感じるようになります。
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目の奥の痛みは、視神経の緊張や眼精疲労を伴うことが多く、さらに辛さが増します。
3. 精神的な疲弊や生活の質の低下
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頭痛の頻発は精神的ストレスや不安を増大させ、うつ状態や不眠症などメンタルヘルスにも悪影響を与えます。
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仕事や家事に集中できなくなり、生活全般の質が大きく低下することもあります。
◆ なぜ悪循環が起こるのか?
肩こり頭痛の悪循環は、痛みの「対症療法」と「根本的な原因の放置」が大きな要因です。
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痛みを感じたらすぐに薬を飲むことで一時的に楽になるが、筋肉の硬さや姿勢の悪さなど根本原因は改善されていない。
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筋肉の緊張が続くため血流悪化や老廃物の蓄積が進み、頭痛の元となる刺激が持続。
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頭痛の頻度が増えると不安やストレスも増し、自律神経のバランスも崩れて筋肉の緊張がさらに強まる。
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このように筋肉の硬さと痛みが互いに悪化し合う「悪循環」ができてしまいます。
◆ 早めの対処と根本改善が重要
肩こり頭痛は、初期の段階で適切にケアすれば十分に改善可能な症状です。以下のポイントを意識して早めに対処しましょう。
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セルフケアの実践
ストレッチや軽い運動で肩・首の筋肉をほぐす。姿勢を正し、長時間同じ姿勢を避ける。適切な睡眠環境を整える。 -
専門家による治療
鍼灸や接骨院での施術、整体、物理療法(温熱・電気刺激)などで筋肉の緊張を緩和し、血流を改善する。 -
薬の使い方を見直す
鎮痛剤の使用は必要最低限にし、自己判断で頻繁に使わない。薬物乱用頭痛を避けるためにも、医師や薬剤師に相談を。 -
生活習慣の改善
ストレスケア、適度な運動、バランスの良い食事、良質な睡眠を心がける。
5. 自分でできる肩こり頭痛対策|セルフケア5選
① 首・肩ストレッチ
✔ 方法:
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ゆっくり首を左右・前後に倒す

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肩甲骨を寄せるように肩回し
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壁を使って背中全体を伸ばす
→ 筋肉の緊張を解き、血流を改善
② ホットタオルで温める
✔ 方法:
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お湯に濡らしたタオルをレンジで1分温める
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首〜肩に5〜10分当てる
→ 筋肉を緩め、痛み物質の排出を促進
③ 深呼吸+姿勢リセット
呼吸が浅くなると、交感神経優位=筋緊張が増します。
正しい座り姿勢と腹式呼吸を意識するだけでも、首・肩の負担は激減。
④ ツボ押し
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肩井(けんせい):肩の中間
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天柱(てんちゅう):後頭部のくぼみ
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合谷(ごうこく):親指と人差し指の間
→ 軽い刺激で筋肉と神経に働きかけ、頭痛を和らげます。
⑤ こまめな休憩と水分補給
1時間に1回は立ち上がる・首を回すなど、長時間同じ姿勢を避けることが重要です。
また、水分をしっかり摂ることで老廃物の排出がスムーズになります。
6. 肩こり頭痛を根本から治すには?|専門施術のススメ
症状が慢性化していたり、セルフケアで改善しない場合は、専門機関での治療が必要です。
▶ なごみ鍼灸接骨院御器所院でのアプローチ
名古屋・昭和区の「なごみ鍼灸接骨院 御器所院」では、肩こり頭痛に対して以下のような根本的な施術を提供しています。
【1】骨格バランス矯正
姿勢不良(猫背・巻き肩・ストレートネック)を整え、肩や首への負担を軽減。
土台から見直すことが、再発防止にも繋がります。

【2】深層筋マッサージ
通常のマッサージでは届かないインナーマッスルにアプローチ。
筋膜の癒着をリリースし、血流・柔軟性を改善。
【3】鍼灸による神経・血流アプローチ
自律神経のバランスを整えるツボや経絡に鍼灸刺激を与えることで、
ストレス性の肩こり頭痛や不眠型頭痛に高い効果を発揮します。
【4】EMS・ハイボルト治療
電気刺激により筋肉の深部を動かし、血行促進や神経機能の回復をサポート。
薬に頼らない治療として人気。
【5】生活指導・再発予防
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デスクワーク時の姿勢指導
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ストレッチ法のレクチャー

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食生活・睡眠の見直し
など、トータルでサポートいたします。
7. まとめ|つらい頭痛は「肩こりケア」から見直そう
肩こりが原因の頭痛は、放っておくと生活の質を大きく損なう慢性疾患です。
ですが、適切な知識とケアで十分に改善が可能です。
🔹 ストレッチ・ツボ押し・温熱ケアなどのセルフケア
🔹 骨格矯正・深層筋アプローチ・鍼灸などの専門治療
🔹 日常生活の姿勢・環境の見直し
これらを組み合わせて行うことで、あなたの「頭痛のない毎日」が実現します。
肩こりについてお悩みがある方は
名古屋市昭和区御器所駅近くにあります
なごみ整骨院グループの
なごみ鍼灸接骨院・御器所院に
おまかせ下さい!

なごみ整骨院グループの
なごみ鍼灸接骨院・御器所院は
独自の矯正法をもちいて
骨格から症状を改善へと導きます!
気になる方は
名古屋市昭和区御器所駅近くにあります
なごみ整骨院グループの
なごみ鍼灸接骨院・御器所院に
ご相談ください!
ブログ監修者: 川口哲平
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