腰痛に良いマットレスとは?| 名古屋市東区砂田橋の接骨院
目次
2025/06/11
こんにちは!
名古屋市東区砂田橋駅、茶屋ヶ坂駅から徒歩6分のところにあります、なごみ鍼灸接骨院砂田橋院です。
本日は「腰痛とマットレス」に関してお話し致します。
1. 腰痛の原因とマットレスの関係

腰痛って本当に辛いですよね。軽い痛みならまだしも、ひどくなると日常生活にも支障をきたすことがあります。その原因にはいろいろな要素が関わっていますが、その中でも特に「マットレス」が大きな役割を果たすことが多いんです。
普段寝ているとき、実は体が休まる時間だと思っていても、マットレスの選び方を間違えると、逆に腰に負担をかけてしまうことがあります。寝ている間に体のバランスをうまく取れず、朝起きたときに腰痛がひどくなる、なんてこともありますよね。
マットレスは、寝ている間に背骨の形をサポートし、筋肉の緊張を和らげてくれる大事なアイテムです。良いマットレスを選ぶことで、腰痛を軽減したり、予防したりすることが可能なんですよ。
では、どんなマットレスが腰痛に良いのでしょうか?次の章で詳しく解説していきます。
2. 腰痛を悪化させる不適切なマットレス
マットレスは、ただの「寝具」ではなく、私たちの体にとって非常に重要な「身体サポート装置」です。特に腰痛を抱える方にとっては、マットレスの選び方ひとつで痛みの改善にも悪化にもつながるので注意が必要です。
ここでは、腰痛を悪化させやすいマットレスの3つの特徴について、さらに詳しく掘り下げてご紹介します。
2.1 硬すぎるマットレス
硬いマットレスが良いとされる時代もありましたが、それは「柔らかすぎると沈むから硬い方がいい」というざっくりした判断によるものでした。ですが、実際には硬すぎるマットレスも腰痛には大敵です。
■ どうして硬すぎるとダメなの?
硬いマットレスに寝ると、お尻や肩などの出っ張った部分だけが接地し、それ以外の部分(特に腰)が浮いた状態になります。
この状態だと、背骨が自然なS字カーブを維持できず、腰の筋肉が緊張したまま一晩を過ごすことになります。
特に「仰向け寝」が多い人は、腰が宙に浮くような感覚になるため、寝起きに腰が痛いという症状が出やすくなります。
■ こんな人が硬すぎるマットレスを選びがち
腰痛に悩むが「とにかく硬ければ良い」と考えている方
昔ながらの畳や板の間で寝ることに慣れていた世代
柔らかい寝具=贅沢、と思ってしまう人(特に年配の方に多い)
■ 対策
マットレスの上にトッパー(薄いマット)を敷くことで、体圧分散を補える場合があります。
硬さをチェックするには、実際に寝てみて、お尻と肩にだけ圧がかかりすぎていないか確認しましょう。
2.2 柔らかすぎるマットレス
一方で、「ふんわりしていて寝心地がいいから」といって柔らかすぎるマットレスも、実は腰痛を悪化させる原因になってしまいます。
■ 柔らかすぎるマットレスの落とし穴
柔らかいマットレスは、一見すると体を包み込むようで気持ちよく感じます。
しかし、体が深く沈み込みすぎると、背骨が「くの字」に曲がった状態になり、腰への負担が集中します。
また、寝返りを打ちにくくなり、長時間同じ姿勢で寝てしまうことで筋肉が凝り固まり、朝の腰の重だるさに繋がることも。
■ 特に注意が必要な人
体重が重い方:マットレスが沈みやすく、さらに深く沈むので要注意
体重が軽い方:柔らかいマットレスに「浮いている」ような不安定感を覚え、逆に疲れやすくなるケースも
寝返りが少ない人:柔らかいと動きにくく、血行不良や筋肉の硬直につながる
■ 対策
柔らかめのマットレスを使う場合は、「高反発素材を含むハイブリッドタイプ」など、しっかりと支える構造のものを選びましょう。
寝ているときに体がマットレスに沈みすぎないか、腰のあたりに空間ができていないかチェックしてみてください。
2.3 使い古されたマットレス
意外と見落とされがちですが、使い続けてヘタったマットレスも大きな腰痛リスクです。
■ どんなマットレスが「使い古された」状態?
マットレスの中央が目に見えて凹んでいる
寝る位置に「くぼみ」や「段差」ができている
寝ていると体が自然と沈む部分に誘導されるような感覚がある
寝返りを打ちづらくなってきた
■ 腰痛にどんな影響があるのか?
ヘタった部分が腰や背中に不均等な圧力を与えます。
本来サポートすべき箇所が支えられないため、寝姿勢が崩れ、筋肉が緊張状態になります。
特に腰まわりが凹んでいる場合、仰向けで寝ると腰が落ち込むような姿勢になり、痛みが増加します。
■ 対策
一般的に、マットレスの寿命は5〜10年と言われています(素材によって異なります)。
使用年数が5年以上の場合は、使用頻度・状態を見直して買い替えを検討しましょう。
難しい場合は、マットレスの上にサポート性のあるマットレストッパーを敷くだけでも一定の効果が期待できます。
【まとめ】不適切なマットレスのチェックリスト
以下のような点が1つでも当てはまる場合、現在のマットレスが腰痛の原因になっているかもしれません:
✅ 朝起きた時に腰が重い・痛い
✅ 仰向けで寝ると腰が浮いている感じがする
✅ 寝返りが打ちづらい
✅ マットレスの一部が凹んでいる
✅ 使用年数が5年以上経っている
もし複数当てはまるようであれば、今のマットレスが**「腰痛を悪化させる要因」**になっている可能性が高いです。体の声を無視せず、マットレス選びも見直してみてくださいね。
3. 理想的なマットレスの選び方

では、腰痛を防ぐために、どんなマットレスを選べば良いのでしょうか?理想的なマットレスの特徴を見ていきましょう。
3.1 適度な硬さのマットレス
理想的なマットレスは、適度な硬さを持ち、体をしっかり支えてくれるものです。腰痛がある人は、柔らかすぎるものや硬すぎるものを避け、ちょうど良い硬さのものを選ぶと良いでしょう。理想的な硬さは、寝たときに体が沈みすぎず、かといって硬すぎて体に圧力をかけないものです。
一般的に、体重や体型に合わせて選ぶことが大切です。体重が軽い人は、少し柔らかめのマットレスを選ぶと良いでしょう。逆に、体重が重い人は、少し硬めのマットレスを選んだ方が安定感があり、腰痛を予防できます。
3.2 高反発マットレス
高反発マットレスは、適度な弾力を持ち、体重を均等に分散させてくれるため、腰痛を和らげる効果が期待できます。高反発マットレスは、寝返りがしやすく、背骨の自然なカーブを保つのに役立ちます。
特に、長時間同じ姿勢で寝ることが多い人にはオススメです。寝返りを打つ際に、体が沈み込まず、スムーズに動けるので、筋肉に負担をかけにくくなります。
3.3 メモリーフォームマットレス
メモリーフォームは、体の形にフィットしてくれる素材です。これによって、体圧が均等に分散され、腰にかかる負担を軽減することができます。また、メモリーフォームは寝返りがしやすく、睡眠の質を向上させる効果があります。
ただし、メモリーフォームは熱を持ちやすいため、通気性を考慮して選ぶことが大切です。通気性が良いものを選ぶと、寝ているときに蒸れにくく快適に過ごせます。
4. マットレス以外の腰痛対策
マットレスだけではなく、腰痛を軽減するためには他にもいくつかの対策があります。
4.1 腰に負担をかけない寝姿勢
寝る姿勢も重要です。腰痛を防ぐためには、仰向けで寝るか、横向きで寝ることが理想的です。仰向けで寝る際には、膝の下に枕を置いて、腰の負担を軽減することができます。
横向きで寝る場合は、膝を少し曲げて、足の間に枕を挟むと、背骨がまっすぐに保たれ、腰に優しい姿勢を作れます。
4.2 日常生活での姿勢を改善
日常生活での姿勢も腰痛に大きな影響を与えます。長時間座っている場合は、背筋を伸ばし、足を床にしっかりつけることを心がけましょう。また、立っているときは、片足に体重をかけすぎないように注意してください。
4.3 ストレッチや運動
腰痛を予防するためには、腰周りの筋肉を強化することも大切です。軽いストレッチやヨガ、ウォーキングなどが効果的です。筋肉を柔軟に保つことで、腰にかかる負担を減らすことができます。
5. 名古屋市東区のなごみ鍼灸接骨院砂田橋院でできる腰痛改善方法

腰痛を改善するために、当院では様々なアプローチを行っています。鍼灸や整体、マッサージなどを駆使して、個々の症状に合わせた治療を提供しています。
5.1 鍼灸治療
鍼灸治療は、腰痛の原因となる筋肉の緊張や血行不良を改善するのに効果的です。ツボに刺激を与えることで、自然治癒力を高め、痛みの軽減を図ります。
5.2 姿勢分析と整体
姿勢の乱れが腰痛の原因になっている場合も多いです。当院では、姿勢の分析を行い、骨盤や背骨の歪みを整える整体治療を提供しています。骨格を整えることで、腰にかかる負担を減らし、根本的な改善を目指します。
5.3 日常生活指導
治療だけではなく、日常生活でのアドバイスも行っています。マットレスの選び方や、正しい寝方、ストレッチの方法など、患者さま一人ひとりに合わせた指導を行っています。
6. まとめ
腰痛とマットレスは、切っても切れない関係です。どんなに治療をしても、寝ている間に腰に負担がかかるようなマットレスを使っていると、なかなか改善しないこともあります。だからこそ、日々使っているマットレスを見直すことが、腰痛改善の第一歩なんです。
もし腰痛でお悩みの方は、マットレスの見直しに加えて、ぜひ当院での施術を体験してみてください。お一人お一人に合った治療を提供し、より快適な生活が送れるようサポートいたします!
ご相談やご予約は、いつでもお気軽にどうぞ♪
ブログ監修者: 半崎翔大
コメント: 池下院・砂田橋院の投稿の監修をします!スポーツ障害から美容まで幅広く発信していきますので、楽しみにしてください!
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