肩こりが続く方に効果的な枕の選び方|昭和区吹上なごみ鍼灸接骨院
目次
2025/06/17
名古屋市昭和区吹上駅、御器所駅近くにあります
なごみ整骨院グループのなごみ鍼灸接骨院・吹上院です。
「朝起きたときに肩がこっている」
「何をしても肩こりが改善しない」
──そんなお悩みを抱えていませんか?
実は、枕の選び方が原因になっていることも少なく
ありません。本記事では、肩こりが続く方に効果的な
枕の選び方について、専門的な視点からわかりやすく
解説します。枕の高さ、素材、形状など、失敗しない
ポイントを徹底的に紹介しますので、是非ご一読ください。

1. 肩こりが続く原因と枕の関係
肩こりが続く人の多くは、「日中の姿勢」や「運動不足」が
原因と思いがちですが、実は就寝中の姿勢=枕の選び方も
大きく関係しています。
なぜ枕が重要なのか?
私たちの首や肩は、就寝中も常に頭の重さを支えています。
枕が合っていないと、以下のような問題が起こります。
-
首に無理な角度がつく
-
肩や背中に余計な圧がかかる
-
血行不良が起き、筋肉が緊張する
結果として、朝起きたときから「すでに肩がこっている」
状態になるのです。
つまり、「肩こりが慢性化している方ほど、正しい枕選び」
が重要というわけです。

2. 肩こりに効果的な枕の高さとは?
理想的な枕の高さは「首の自然なカーブ」を保てる高さ
人間の首(頸椎)は、S字カーブを描いています。
枕の高さが高すぎたり低すぎたりすると、このカーブが崩れ、
首や肩に負担がかかります。
寝姿勢ごとの理想の高さ
・仰向け寝:
首と敷布団の間をしっかり埋める高さ(3〜5cm程度)
・横向き寝:
肩幅と同じ高さで、頭がまっすぐになる高さ(7〜10cm程度)
試し方としてバスタオルで理想の高さを探りましょう。
何枚か重ねて調整し、違和感のない高さを見つける方法も
おすすめです。
3. 自分に合った枕の形状と寝姿勢の関係
肩こりに悩む方の多くは、枕の形状と自分の寝姿勢が
合っていないことが原因のひとつです。
自分の体型や睡眠中の姿勢に合った枕を使うことで、
首や肩の筋肉にかかる負担を減らし、睡眠中の
「回復力」を高めることができます。
■ 枕の形状と肩こりの関係
最近では、首専用サポート構造や肩の形に沿った立体構造等、
機能性に優れた形状の枕が多く登場しています。
それぞれの特徴を理解し、自分の寝姿勢とマッチした枕を
選ぶことが大切です。
【形状別の効果と特徴】
◆ 波型枕(ウェーブ型)
・特徴:中央がくぼみ、首側が少し高くなった構造。
首のカーブ(頸椎カーブ)に沿って自然にフィットするよう
設計されています。
・適した寝姿勢:仰向け寝
✔ 効果
・頸椎の自然なS字カーブを維持しやすい
・首と後頭部を同時に支えるため、首の緊張を軽減
・いびき防止効果も期待できる
💡【ポイント】:仰向けで寝る方に特におすすめ。
首のサポートに特化しているため、朝起きたときの
首のだるさや痛みが緩和されやすい。
◆ 凹型枕(くぼみ型)
・特徴:中央部がややくぼんでいて、後頭部がフィット
するデザイン。首と頭のバランスを整えるように設計されています。
・適した寝姿勢:仰向け寝
✔ 効果
・後頭部が沈み込み、首が浮かないため、首筋の筋肉が緩む
・寝返り時のズレが少なく、安定した寝姿勢を維持しやすい
・首への圧迫感が少なく、ストレートネックの方にも適応する
💡【ポイント】:
首と後頭部を一体で支える設計が、長時間同じ姿勢で眠る方に
適しています。
◆ U字型枕(肩まで支えるタイプ)
・特徴:肩から首、後頭部までを広範囲に包み込むような設計。
肩口に沿った独自形状の製品もあります。
・適した寝姿勢:横向き寝/肩こりがひどい方
/姿勢にこだわりがある方
✔ 効果
・肩から首までを同時に支えることで、肩に集中する圧を分散
・特に、肩幅が広い方や横向き寝が多い方に効果的
・「肩の隙間」が埋まるため、寝返りもスムーズ
💡【ポイント】:
デスクワークやスマホ首などで、肩〜首に強い疲労が
ある方におすすめの高サポートタイプです。
■ 寝姿勢別|おすすめ枕の形状と選び方
寝姿勢によって、必要な枕の高さ・硬さ・形状が異なります。
以下に寝姿勢別のおすすめ枕タイプを詳しく紹介します。
◉ 仰向け寝中心の方
・おすすめの形状:波型枕/凹型枕/首サポート型
・必要な高さ:中程度(3〜5cm程度)
✔ 理由と効果
仰向けで寝る場合、首のS字カーブを自然に保つことが重要。
枕が高すぎると首が前傾してしまい、気道が圧迫されたり、
肩に負担がかかります。逆に低すぎると、頭が下がって
首が浮いてしまい、筋肉が緊張します。
✅【ポイント】:
「後頭部が沈みすぎず」「首が軽く持ち上がる」感覚が
理想的な高さです。
◉ 横向き寝中心の方
・おすすめの形状:U字型/高さ調整可能なサイド高め
・必要な高さ:やや高め(5〜8cm以上が目安)
✔ 理由と効果
横向き寝は、肩と首の高さの差(肩幅)を埋めることが重要。
枕が低すぎると頭が下がり、首が傾いてしまいます。
高さがあることで、首がまっすぐ保たれ、肩や首への
負担が大幅に減ります。
✅【ポイント】:
横向き寝が多い方は、枕の横幅やサイドの形状にも注目を。
◉ 寝返りが多い方
・おすすめの形状:中央が低く両端が高い構造
・必要な高さ:寝返りに合わせて部分的に高さが違うタイプ
✔ 理由と効果
寝返りは、身体の血流や体圧を調整する自然な動きですが、
枕が合っていないと寝返りしづらくなり、肩や首が
凝りやすくなります。中央が低く、両サイドが高い
構造の枕は、仰向けでも横向けでも安定感があり、
自然な寝返りをサポートします。
✅【ポイント】:
寝返り時に「肩が潰れない形状」で、横向きでも高さを
キープできるものが理想です。

4. 特定の悩みに対応する枕選びのポイント
頸椎症・ストレートネックがある場合
-
首の前弯が少なくなっているため、高すぎる枕は厳禁
-
「頸椎サポート型」の専用枕がおすすめ
いびき・無呼吸が気になる人
-
顎が上がらない低めの枕を選ぶ
-
横向き寝が維持しやすい形状が◎
女性や小柄な方
-
肩幅が狭いので、一般的な高さの枕は高すぎる可能性あり
-
「レディースサイズ」の低めの枕がおすすめ
個々の歪み方によって合う枕を提案しています。

5. 肩こり対策におすすめの枕3選【2025年版】
① テンピュール「ミレニアムネックピロー」
-
高密度低反発素材で首をしっかりサポート
-
波型構造で頸椎を自然に保持
-
寝返りもしやすい構造
② MOGU「気持ちいい抱き枕付きピロー」
-
中身は微粒子ビーズで体圧分散が◎
-
仰向け・横向き両方にフィット
③ 西川「医師がすすめる健康枕」
-
高さ調整パッド付き
-
医療現場でも採用されている安心設計
※個人差があるため、試してから購入するのがおすすめです。
6. 枕の交換時期とメンテナンスの重要性
肩こりを予防・改善する上で、適切な枕のメンテナンスと
定期的な交換はとても重要です。どんなに高機能な枕でも、
長年使い続けるとその効果は徐々に低下します。
■ 枕の寿命は「約2〜3年」が目安
枕の素材や使用頻度によって異なりますが、
多くのメーカーや専門家は2〜3年を枕の交換目安としてます。
特に、低反発ウレタンやパイプ素材、そば殻などは経年劣化
しやすく、形崩れやへたりが起きると肩こりに直結します。
■ 枕の交換サイン|こんな症状があれば要注意!
次のような兆候がある場合は、枕の劣化が進行しているサイン。
肩こりの悪化を防ぐためにも、早めの交換を検討しましょう。
① 朝起きると首や肩がだるい・重い
これは典型的な「枕が合っていないサイン」です。
就寝中に首や肩が十分に支えられていないため、
筋肉が休まらず、朝から疲労感や痛みを感じやすくなります。
✅チェックポイント:
起床時の肩・首の違和感が、数日以上続いていませんか?
② 枕の高さが以前と違うように感じる
中材がへたって高さが下がっていたり、偏っていることが
あります。高さが変わることで、首の角度がズレて
肩に負担がかかるため、本来のサポート機能が
失われている状態です。
✅チェックポイント:
購入当初と比べて、頭が深く沈む・寝返りが打ちにくいと
感じたら交換のサインです!
③ 異臭やカビ、ダニが気になる
枕は汗や皮脂、よだれなどの影響で、カビや雑菌が繁殖
しやすいアイテムです。
目に見えない衛生リスクも肩こりや不調の原因になり得ます。
✅チェックポイント:
枕から臭いを感じたり、カバーを洗ってもニオイが
取れない場合は買い替えを検討しましょう!
■ 枕を長持ちさせるためのメンテナンス方法
枕の劣化や衛生面でのトラブルを防ぐためには、
日々のメンテナンスが欠かせません。
以下の方法を定期的に行うことで、枕の寿命を延ばし、
肩こりを引き起こしにくくできます。
① 定期的に陰干しして湿気を飛ばす
人は寝ている間にコップ1杯分(約200ml)の汗をかくと
言われています。特に夏場や湿気の多い季節は、枕内部に
湿気がこもりやすくなります。
・おすすめ頻度:週1回以上
・干し方のコツ:直射日光は避け、風通しのよい日陰で
数時間干すのがベスト
💡ポイント:
パイプ素材やそば殻素材は特に湿気に弱いので、
まめな乾燥が重要になります。
② 洗える素材は月1回を目安に洗濯
洗えるタイプの枕なら、清潔さを保つために定期的に洗濯
しましょう。ただし、素材によっては型崩れを起こすことも
あるため、必ずメーカーの洗濯表示を確認してください。
・おすすめ素材:ポリエステル、パイプ、ビーズ系
・注意点:低反発ウレタンは基本的に洗濯NG
💡ポイント:
洗濯後はしっかり乾燥させてから使用しましょう。
湿ったまま使うとカビの原因に。
③ 高さ調整パッドのあるタイプなら定期的に調整
最近では「高さ調整可能な枕」が増えています。
使用中に中材が偏ったり、身体の変化によって合わなく
なることもあるため、定期的に高さの見直しをしましょう。
・調整目安:1〜2か月に1回は高さを再確認
・おすすめ方法:バスタオルや専用パッドで微調整し、
首の自然なカーブを再現
💡ポイント:
寝具(マットレス)の変化によっても、枕の高さは
合わなくなることがあります。
メンテナンスの積み重ねが「肩こり予防」に直結
枕は寝具の中でも、最も首・肩と密接に関わるアイテムです。
どんなに高価な枕を使っていても、メンテナンスを怠れば
その効果は半減します。
肩こりを防ぐために大切なこと
-
枕の状態を定期的にチェックする習慣をつける
-
疲れや違和感を感じたら枕の見直しを検討
-
衛生面も含めて「快適な睡眠環境」を維持する
「なんとなく不調…」を放置せず、まずは枕をチェックする
習慣が肩こり改善の第一歩です!
枕の選び方や姿勢についてもアドバイスしています。
お困りの際は、是非一度ご相談ください!
ブログ監修者: 川口哲平
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