足底筋膜炎にオススメのフットケアとは？|名古屋市昭和区御器所の接骨院

足底筋膜炎にオススメのフットケアとは？|名古屋市昭和区御器所の接骨院

2025/06/30

名古屋市昭和区の御器所で “なごみ鍼灸接骨院 御器所院” をやっています、高野です。こんにちは。
朝の掃除をしていたら、常連さんのOさんに「先生、また朝の一歩目でビキッてきたわ〜」と声をかけられて、
「ああ…今日は足底筋膜炎の話をブログにしよう」と思ったんですよね。

というのも、ここ御器所周辺は会社勤めの方も多いし、近くの天白や昭和区からジョギングで通ってくる方もいて、
足底筋膜炎（かかと・足裏の痛み）でお悩みの方が本当に多いんです。
「朝の一歩目だけ痛い」「動き出すと楽だけど夕方にまた痛い」というあの独特の痛み、心当たりありませんか？

今この記事を読んでいるあなたも、もしかしたら同じ経験しているかもしれません。

 

■ まずは軽くセルフチェックしてみてください

院でもよく使う簡単なチェックです。

• 朝の最初の一歩でズキッと痛む

• かかとの内側を押すとツーンとする

• 仕事終わりに足裏がジンジンする

• アーチが潰れてきた気がする（扁平足気味）

• クッション性の少ない靴ばかり履いている

• 過去に足底筋膜炎を繰り返している

ひとつでも当てはまった方、ちょっと危険信号です。
３つ以上当てはまると、僕の経験上 ほぼ足底筋膜炎予備軍 と言っても大げさじゃないと思います。

 

■ 足底筋膜炎の人に「共通する傾向」

いろいろな患者さんの足を触ってきて気づくのですが、
足底筋膜炎になる方の多くに共通しているのが、

• ふくらはぎがガチガチ

• 足首が硬い

• 骨盤が後ろに傾いている（後傾姿勢）

この３つなんですよ。

「え？足裏の痛みなのに、ふくらはぎとか骨盤関係あるんですか？」
とよく聞かれますが、ひとつのラインで繋がっているので、ここが硬いと全部に負担がかかります。

実際、問診で立ち姿勢を見て「足首、ほとんど曲がらないですね」と伝えると、
「え、そんな感覚なかった」って皆さん驚かれます。

 

■ ご自宅でできるフットケア

（高野が実際に患者さんに指導しているやつです）

● ① ふくらはぎのストレッチ

これはもう王道ですが、やっぱり効きます。

院で患者さんにやってもらうと、
「え、思ったより伸びますね」
「いつもこの場所が固まってる感じがして…」
とほぼ全員が言います。

やり方はシンプル。

1. 壁に手をつく

2. 痛い側の足を後ろへ

3. かかとを床に着けた状態で前に体重をかける

4. 膝裏〜アキレス腱が伸びているのを感じながら30秒

ふくらはぎの硬さが落ち着くと、足底の緊張がふっと抜ける瞬間があるんですよね。
院でもこのストレッチは施術前後に必ずやってもらいます。

● ② 足底筋膜ストレッチ

特に 起床直後 か 仕事終わり にやると効果が高いです。

1. 椅子に座る

2. 痛い側の足を反対の太ももの上へ

3. 指先を自分に向けて反らす

4. 土踏まずがピーンと伸びる感覚があればOK

これは患者さんから「これだけで朝の一歩目が少し軽くなった！」とよく言われます。

 

● ③ ボール転がし（筋膜リリース）

テニスボール、ゴルフボール何でもOK。
院でも使っています。

特にかかと寄りの硬い部分に「うっ…」と来る痛点がありますが、
そこを20秒軽くキープするだけで足裏の血流が一気に変わるんですよ。

痛みが強い日は テニスボール、
比較的元気な日は ゴルフボール。
この使い分けがポイントです。

● ④ 凍らせたペットボトル

これは意外と知られていませんが、かなり有効。

ペットボトルを床に置いて、かかとから土踏まずまでコロコロ。
冷却とリリースの両方できて一石二鳥なんですよね。

急性期にはほんと助けになります。

 

 

■ 痛みの時期によってケアの仕方は変えたほうがいいです

これ、患者さんが一番間違いやすいところ。

● 急性期

痛みがズキズキしている頃は
アイシング一択。

・氷をタオルで包んで15分
・1日2〜3回
・やりすぎはNG

このくらいで十分です。
「冷やすといいと聞いて30分やりました！」という方がいますが、正直やりすぎです。

 

● 慢性期

ここは逆に 温めてほしい 時期。

ホットパックや足湯でふくらはぎ〜足底を温めて、
そのあとでストレッチやボール転がしをすると効果が倍増します。

特にお仕事で立ち時間が長い方は、夜のケアがかなり大事です。

 

■ 靴とインソールの選び方

（ここ、意外とみんな軽視しがち）

御器所周辺の患者さんを見ていると、
「かかとが硬い革靴」「底が薄いペタンコ靴」「サイズが合っていないスニーカー」
これは本当によく見ます。

足底筋膜炎の患者さんには、

• クッションの厚いミッドソール

• 足幅に合ったサイズ

• ヒール高は3〜4cm

• 滑りにくいアウトソール

このあたりを提案しています。

インソールは市販で十分な人もいれば、オーダーが必要な人もいます。
これは実際に足を見て判断します。
院でも「この足なら市販で大丈夫ですよ」とお伝えすることはよくあります。

■ 姿勢・歩き方の見直し

姿勢で一番多いのは 骨盤後傾。
これになると、足底だけでなく膝や腰まで連鎖して痛くなるんですよ。

歩き方は、

• かかと → 足の外側 → つま先
  の順に “転がすように” が理想。

ぺたんぺたん歩く癖のある方は要注意です。

 

■ 症状別のケアの流れ

● 急性期

・アイシング
・軽いストレッチ
・テーピング
・クッション性の高い靴で外出

● 慢性期

・温熱
・筋膜リリース
・タオルギャザー（指の筋トレ）
・歩き方改善

 

■ 当院（なごみ鍼灸接骨院 御器所院）の実際の施術

ここからは現場の話を。

● ① 問診・動作評価

まず立ち方や歩き方を見させてもらいます。
「普段こんな歩き方してるなんて気づかなかった…」と驚く方が多いですね。

足首・膝・股関節・骨盤まで必ずチェックします。

 

● ② 筋骨バランス矯正

当院のHPにも載せていますが、
骨盤・足首・アーチの3カ所を重点的にソフトに調整します。

強い矯正はしません。
「これだけで足首が動きやすい！」という声をよくいただきます。

● ③ 鍼灸・ハイボルテージ

鍼が苦手な方は電気治療を。
深い筋膜の硬さには鍼の方が効く場合もあるので、そこは相談しながら決めていきます。

 

● ④ 深部筋膜リリース

足底だけでなく、ふくらはぎ・太もも・腰部までつながる筋膜を丁寧にゆるめます。
院内でも一番「効く…！」と言われるメニューです。

 

● ⑤ セルフケア指導

ここを最も大事にしています。
施術後は家で何をすればいいのか、歩き方の癖まで細かくお伝えしています。

「先生、あのストレッチ続けてたら朝の痛み半分になりました！」
と報告をいただくのが本当に嬉しいんです。

 

■ 最後に

足底筋膜炎は、しっかりケアすれば改善します。
ただ、放置するほど長引きます。

もし

• 朝の一歩目が怖い

• 夕方になると足裏がジワーッと痛む

• 靴を変えても痛みが続く

そんな状態なら、無理せず早めに相談してください。

名古屋市昭和区・御器所駅近くの
なごみ鍼灸接骨院 御器所院 は、
足底筋膜炎の施術経験がとても多い院です。

あなたの痛みが少しでも軽くなるように、全力でサポートします。
気になる方は、いつでも気軽にご相談くださいね。

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