足底筋膜炎について詳しく解説!|守山区のなごみ針灸整骨院 小幡院

代表施術者:厚生労働省認可 柔道整復師 宮原雅彦

交通事故後の治療・リハビリも自信があります

2,000年創業の豊富な施術実績!名古屋市に5院展開!

足底筋膜炎について詳しく解説!|守山区のなごみ針灸整骨院 小幡院

・目次

2025/07/02

こんにちは。
名古屋市守山区・小幡駅の近くで毎日バタバタしながら施術しています、なごみ針灸整骨院小幡院です。

最近、朝いちばんに来られる患者さんで「先生、かかとが刺さるみたいに痛くて…」と相談される方がまた増えてきました。
だいたい、お仕事でよく歩く方や、運動を再開したばかりの方に多い印象ですね。
今日は、そんな“足底筋膜炎(かかと・足の裏の痛み)”について、現場のリアルを交えながらお話ししていきます。

 

■足底筋膜炎ってどんなもの?

実は、毎日のように診る症状のひとつです。

足の裏には、足底筋膜(そくていきんまく)という強いスジのような組織があります。
かかとの骨から足の指の付け根までピーンと張っていて、ざっくり言えば“土踏まずのアーチを支える命綱”みたいな役割です。

患者さんにもよく「このアーチ、車でいうサスペンションみたいなものなんですよ」と説明しています。
衝撃を吸収しながら体を支えてくれていて、実際、歩くときって体重の何倍もの力がかかるんですよね。

この筋膜、普段は優秀なんですが――
使いすぎたり、固くなったり、合っていない靴で毎日歩くと、小さなキズが積み重なって炎症が起きてしまいます。

 

■足底筋膜炎によくある症状

現場で患者さんが口を揃えておっしゃるのはコレ。

◎朝の一歩がとにかく痛い

「ベッドから降りた瞬間に“ズキッ!”とくるんです…」
本当に皆さん同じ言い方をされるので、最初は私も驚いたくらいです。

夜の間に固まってしまった筋膜が、歩き始めの瞬間にグッと伸ばされて悲鳴をあげるんですね。

◎歩き始めだけじゃなく、立ち仕事でも痛む

飲食店のスタッフさんや工場勤務の方で本当に多いです。
夕方ごろには足裏を引きずるようになってしまう方も。

◎押すと痛い“グリっとくる場所”

かかとの内側あたりに、押しただけで「うっ…」と声が漏れるようなポイントがあります。
これ、だいたい炎症が集まる場所です。


■当院の現場でよく見る原因

原因はひとつじゃなく、複数が重なることがほとんどなんですよね。

実際、検査で足首を動かしてもらうと「あれ、全然上に上がらない…」なんて方も多いです。

以前いらした40代の男性ランナーさんは、毎朝10km走る方でしたが、仕事が忙しくて数ヶ月休んでいた時期があり、久しぶりに走り始めた途端に痛みが出たケースがありました。
「体は覚えてると思ったんだけどなぁ」と笑っていましたが、筋膜は正直ですね…。

 

 

■では、実際になごみ針灸整骨院小幡院ではどう施術している?

①問診・検査

まずはしっかり歩き方、足首の硬さ、アーチの高さ、どこを押すと痛いのかを細かく確認します。
ここを丁寧にやることで、原因の“本丸”が見えてくるんです。

問診中に
「普段、仕事中はどんな靴履いてます?」「土踏まずがよく疲れませんか?」
なんて質問をすると、
「あ、思い当たる…」と言われることが多いですね。

②手技(筋膜リリース・マッサージ)

足底だけでなく、ふくらはぎ、アキレス腱、すねの筋肉まで広くほぐします。
足底筋膜炎の患者さんってふくらはぎがガチガチの方が本当に多いので、まずここを柔らかくしないと改善しにくいんですよ。

 

③物理療法(超音波・電気)

痛みが強い方には超音波治療をよく使います。
「これ当てると翌日ちょっと楽だったよ」と言われることが多いですね。

④鍼灸

急性の炎症でガチっと固まっている場合、鍼は相性が良いです。
特にランナーさんは効果が出やすい印象があります。

⑤テーピング

施術後に土踏まずを支えるテーピングを貼ると、帰り道の歩きが全然違います。

⑥自宅ストレッチの指導

院内だけで治そうとするとどうしても時間がかかる症状なので、
「これ家でも続けてみてくださいね」
と動画付きでお渡しすることもあります。

 

■よくお伝えしているセルフケア

当院で実際に患者さんに教えているものです。


■施術の流れ(実際のペース)

●初期(1〜3週間)

痛みが強い時期は週に2〜3回来てもらうことが多いです。
無理に歩くと悪化するので、仕事や運動の調整も一緒に考えます。

●回復期(3〜6週間)

可動域が広がり始める時期。

自宅ケアの効果も出てきて、歩き始めの痛みが減ってきます。

●予防期(6〜12週間)

靴の選び方や歩き方のクセを見直します。
インソール調整もご相談が多いです。

●メンテナンス

月1回の通院で再発を防ぐ方が増えています。
特にランナーさんはここが大事ですね。

■よくあるご質問

Q1. 放置すれば治りますか?

うーん…軽度なら良くなることもありますが、実際には何ヶ月も痛みが続いて来院する方が多いです。
悪化すると“骨棘”という骨の出っ張りが出来て、治りにくくなることも。

Q2. ランニングは続けていい?

痛みが強い時期は控えたほうが無難ですが、完全に止める必要はありません。
距離や頻度を調整しながら再開するのがベストです。

Q3. 湿布だけで治る?

その場しのぎにはなりますが、根本改善には至りません。
原因の筋膜やアーチの問題を整えることが大切です。


■最後に

足底筋膜炎は、実際に見ていると 「我慢していた期間の長さ」=「治るまでの期間」 になりやすい症状です。

もし「朝の一歩が痛い」「歩くたびに刺さるように痛む」という状況なら、早めの対策が本当に大事なんですよ。

なごみ針灸整骨院小幡院では、
患者さん一人ひとりの生活に合わせたオーダーメイド施術で改善を目指しています。

つらい足裏の痛みで悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。
私たちスタッフが、あなたの“また軽やかに歩ける毎日”をしっかりサポートします。

 

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ブログ監修者: 瀬上正幸

コメント: 小幡院からの情報と交通事故関連のブログを監修していきます!交通事故にあってしまったら「なごみグループ」にご相談ください。

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