足底筋膜炎の原因について解説!!|名古屋市守山区小幡の接骨院
目次
2025/07/02
こんにちは。
名古屋市守山区小幡にある なごみ針灸整骨院小幡院 です。
当院でも、ここ数年とくに増えているのが 「足の裏の痛み」 のご相談です。
朝起きてベッドから立ち上がった瞬間、
「うっ…かかとが痛い…」
と足をつくのが怖い、というお声は本当に多いです。
実際、当院に来られた40代の女性の方は、
「通勤中、駅の階段を降りるたびに足裏がズキッとして、歩き方まで変になってしまう」と話していました。
生活の質に直結する症状なので、「治りにくい」と感じてしまうのも無理はありません。
今回はそんな 足底筋膜炎(そくていきんまくえん) について、
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発症のメカニズム
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リスクを高める生活習慣
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自分でできる予防・ケア
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当院の施術(なごみ式アプローチ)
この4つを、できるだけ分かりやすくお伝えします。
1. 足底筋膜炎(かかと・足裏の痛み)とは?
● 足底筋膜の役割
足底筋膜は、いわゆる 土踏まずのアーチを支える大黒柱 のような存在です。
かかとから足指の付け根にかけて広がっており、歩くたびに足裏のバネとして働きます。
当院では触診をすると、炎症のある方は かかとの内側あたりを押すと強く痛む ことが多いです。
● 朝の一歩目が痛い理由
足底筋膜は夜の間に伸びた状態が戻り、朝にいきなり体重がかかると「ピキッ」と痛みが出ます。
何年も痛みを我慢して来院された60代の男性は、朝の一歩目が怖くて“つたい歩き”でトイレに行っていたと言われていました。
放置すると、痛みは朝だけでなく常に出るようになり、より長期化しやすくなります。

2. 足底筋膜炎はなぜ起こる?(6つの原因)
足底筋膜炎は「足を使いすぎたから痛い」という単純な話ではありません。
構造のクセ・筋力低下・靴の問題・生活習慣 が重なって炎症が起こります。
ここでは現場でよく見かける原因を、6項目に分けて説明します。
① 歩行やランニングによる反復ストレス
歩行で体重の約1.2倍
ランニングではその2〜3倍
この力が足底筋膜にかかっています。つまり…
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小幡駅まで毎日徒歩通勤
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保育士さんや飲食店スタッフなどの立ち仕事
-
犬の散歩で1日1時間以上歩く
こうした 日常の積み重ねだけで筋膜に細かいダメージが入る ことが多いです。
当院に来られる患者さまの半分以上が、この「積み重ね型」に当てはまります。
② 急な運動量アップ
「久しぶりにランニングを再開したら痛くなった」
「旅行で一日中歩いた翌日からかかとが痛い」
こうしたケースも非常に多いです。
筋膜は“急な負荷変化”が苦手で、準備なしで走り始めると一気に炎症が強まってしまいます。
③ 足のアーチ(構造)の問題
● 扁平足の方
アーチが潰れて足底筋膜が常に引き伸ばされている状態。
足首・膝まで痛みを訴える方も多く、年齢とともに悪化しやすい傾向があります。
● 逆にハイアーチの方
接地面が少なく、衝撃が足底筋膜に集中してしまうタイプ。
外反母趾やモートン病と併発しやすいのも特徴です。
足の形は生まれつきと思われがちですが、実は 筋力低下によって後天的に変わる方が多い です。
④ ふくらはぎ〜アキレス腱の硬さ

足底筋膜とふくらはぎは一本のラインでつながっています。
当院では、ふくらはぎがカチカチの方はほぼ例外なく足裏にも負担が出ています。
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階段を降りるとふくらはぎが突っ張る
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つま先立ちがしづらい
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かかとが地面につきにくい
こんな人は要注意です。
⑤ 足裏の筋力低下(足内在筋の弱化)
足の指を動かす小さな筋肉(足内在筋)が弱ると、アーチが支えられずに足底筋膜が伸びっぱなしになります。
実際、当院の初診時に「足指のグー・パー」をしてもらうと
3人に1人はほとんど動きません。
この弱さが、治りにくい原因になることも多いです。
⑥ 靴の問題(かなり多いです)
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クッション性が弱い靴
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薄いパンプス
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底がすり減ったスニーカー
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サイズが合っていない靴
靴を見させていただくと、「これで歩いていたら痛くなりますよ…」というケースは本当に多いです。
特に立ち仕事の方は、靴の影響がそのまま症状に反映されます。
3. 足底筋膜炎になりやすい人の特徴(リスク要因)
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40〜60代に多い
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女性にやや多い
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立ち仕事・歩き回る仕事
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マラソン・バスケなど衝撃の大きいスポーツ
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家の中を裸足で過ごす時間が長い
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過去の膝・足首のケガがある
特に最近は、在宅勤務で運動量が減り、体重が増えたことで発症した方も多く来院されています。
4. 自分でできる予防&セルフケア
① ふくらはぎ・アキレス腱のストレッチ
壁に手をついて、後ろ脚のかかとを床につけたまま30秒。
これを左右2〜3セット。
患者さんからは「これだけで朝の痛みが楽になる」との声も多いです。
② 足底のボールマッサージ
テニスボールやゴルフボールを使ってコロコロ。
痛すぎない程度に1〜2分。
③ 靴とインソールを見直す
足底筋膜炎の方は、靴選びだけで症状が半減することも多い です。
当院でも実際の靴を持参してもらい、一緒にチェックすることがあります。
④ 体重管理
体重1kg増えると、歩行時は約1.2〜3kgの負荷追加。
気づかないうちに足裏へ大きな負担がかかっています。
⑤ 休息も忘れずに
特に痛みが強い日は、湯船でふくらはぎを温めるだけでも回復が早くなります。
5. なごみ針灸整骨院小幡院のアプローチ
当院では 「今の痛みを取る」+「再発しない足づくり」 の両方を大切にしています。
① 詳細な検査
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触診
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足首の可動域
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ふくらはぎの柔軟性
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歩行(どこに荷重しているか)
初回は特に丁寧に確認します。
② 筋膜リリース・鍼灸
足底とふくらはぎを中心に、硬くなった組織をゆっくり緩めます。
鍼灸を行う場合もありますが、苦手な方には無理におすすめしません。
③ リハビリ指導
・足指トレーニング
・ふくらはぎのストレッチ
・自宅でのセルフケア
を、患者様ごとにメニュー化して説明します。
④ 経過の確認・施術計画
初期は週1〜2回、その後は痛みの変化に合わせ調整します。
「仕事上どうしても歩く時間が多い」という方には生活の工夫も一緒に考えていきます。
6. 足底筋膜炎に悩む方へ
足底筋膜炎は、早めにケアすれば比較的スムーズに改善します。
逆に、半年・1年と放置してしまうと治りづらくなっていきます。
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朝の一歩目が痛い
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立ち仕事の後半で必ずズキズキする
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スニーカーを替えても良くならない
こうした方は、一度しっかり状態を確認することをおすすめします。
最後に
なごみ針灸整骨院小幡院は、名古屋市守山区で約25年、
足底筋膜炎の患者さんを数多く診てきました。
「痛くて散歩が続かない」
「仕事中ずっと足を引きずっていた」
「旅行が楽しめなくなった」
そんなお悩みを抱えた方が、施術とセルフケアで
「また歩くのが楽しくなった」と笑顔になって帰られます。
もし「最近足裏が痛いな…」と感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。
あなたの生活スタイルに合わせて、最適なケアをご提案いたします。

名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院小幡院に関して詳しくはこちらへ
ブログ監修者: 瀬上正幸
コメント: 小幡院からの情報と交通事故関連のブログを監修していきます!交通事故にあってしまったら「なごみグループ」にご相談ください。
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