足底筋膜炎に対するストレッチ10選!|名古屋市昭和区御器所の接骨院

代表施術者:厚生労働省認可 柔道整復師 宮原雅彦

交通事故後の治療・リハビリも自信があります

2,000年創業の豊富な施術実績!名古屋市に5院展開!

足底筋膜炎に対するストレッチ10選!|名古屋市昭和区御器所の接骨院

・目次

2025/07/03

名古屋市昭和区御器所駅近くにありますなごみ鍼灸接骨院御器所院です。こんにちは!


足底筋膜炎(踵や足の裏の痛み)は、踵~足先に繰り返して負荷がかかり、筋膜に微細損傷を起こす疾患です。テーピングや施術で痛みを緩和しても、「柔軟性が戻らない」「再発を繰り返す」例が極めて多いのが実際の現場です。

ここで重要なのが、日々のストレッチによる柔軟性の回復と保持。足裏だけでなく、ふくらはぎ~アキレス腱など関連する部位も含めた包括的なストレッチ習慣が鍵になります。

今回は足底筋膜炎(踵や足の裏の痛み)に有効なストレッチについて名古屋市昭和区御器所にありますなごみ鍼灸接骨院御器所院の高野が解説して「痛み→再発しない足」を目指す完全ロードマップをご提供します。

 

1. ストレッチが必要な理由とその始まり

 

✅ 痛みの背景にある“構造変性”

足底筋膜炎は、炎症(fasciitis)だけでなく、組織構造が退行変性するfasciosisの側面もあります。柔軟性を失った筋膜が伸ばされることでさらに損傷を受け、その悪循環に陥ります。

✅ 柔軟性・血流・全身連鎖への影響

✅ ストレッチの目的

2. ストレッチの原理とメリット

【ストレッチの原理】

ストレッチは単に「伸ばす」だけではなく、筋肉・筋膜・神経・血管などの複合組織に働きかける生理的な刺激です。これにより身体は以下のような反応を示します:

1. 筋膜・筋線維の伸長と弛緩

ストレッチによって筋肉や筋膜が引き伸ばされると、筋紡錘(きんぼうすい)というセンサーが緊張を検知します。これは筋の伸びすぎを防ぐ反射(伸張反射)を引き起こしますが、30秒以上じっくり保持することで「抑制反応(自動的な緩み)」が優位になり、筋がリラックスしていきます。これを静的ストレッチ(スタティックストレッチ)と呼びます。

📌 つまり、「ゆっくり伸ばして、ゆっくり戻す」のが理想的なやり方。反動をつけると筋紡錘が興奮し、逆に筋肉が縮む(=ケガのもと)になるためNGです。

 

2. 組織間の滑走性アップ

筋膜や腱、脂肪体などの組織は、通常なめらかに滑る構造になっていますが、運動不足や使いすぎで“癒着”や“滑りの悪化”が起こります。ストレッチによる張力は、これらの癒着を引き離す“解放力”としても作用します。

 

3. 血管・リンパ管の伸展

ストレッチにより血管やリンパ管も軽度に引き伸ばされ、局所循環が促進されます。とくに冷えて固まった部位ではこの作用が重要で、栄養と酸素の供給が増えることで、損傷部位の修復促進にも貢献します。

 

【ストレッチの主なメリット】

① 血流改善による代謝促進

血流が促進されると、痛み物質(プロスタグランジンやブラジキニンなど)の排出が促され、炎症が早く収束しやすくなります。また、組織再生に必要な栄養素や酸素も供給されやすくなります。

💡 たとえば、足底筋膜炎の痛みが長引いている人は、実は患部の「毛細血管の流れが悪く、治癒が遅れている」ケースがよくあります。

 

② 神経への刺激で痛みを抑制(ゲートコントロール理論)

皮膚や筋肉が伸ばされることで触覚神経(太くて伝導速度が速いAβ線維)が優先的に刺激されます。これは脳へ「痛み」を送る信号(C線維)よりも早く伝わるため、痛みのゲート(脊髄後角)を“閉じる”作用が働きます。

🧠 ゲートが閉まると、痛みを「感じにくくなる」ため、ストレッチ後に痛みが軽くなったように感じるのです。

 

③ 姿勢や動作が整い、下肢全体の負担が軽減

ふくらはぎや足底の柔軟性が高まると、歩行・階段・立ち座りといった基本動作がスムーズになり、関節に余計な負担がかかりにくくなります。また、足元が安定すると、股関節や腰、背骨までの連鎖運動にも好影響を与えます。

👣 足底筋膜炎の人は、足をかばう歩き方になりがちで、膝や腰まで痛くなりやすい傾向があります。
ストレッチで本来の動きを取り戻すことで、「負担の連鎖」を断ち切る効果が期待できます。

 

補足:ストレッチによって得られる全体的メリット

効果カテゴリ 内容
🔄 柔軟性改善 可動域UP、組織の滑走性UP
💉 血流改善 栄養供給・炎症抑制・冷え改善
🧠 神経調整 痛覚緩和・自律神経の安定化
💪 筋バランス改善 動作効率UP・代償運動の予防
🔄 姿勢の再教育 土台(足部)からの全身改善

3. フェーズ別・部位別の “究極” ストレッチ 10選

段階に合わせた実践ストレッチをご紹介します。いずれもセルフで簡単に行えるものです。

🔹 急性期対応(軽度痛〜炎症収まりつつある時期)

1. タオル・壁でのゆるストレッチ

2. 寝ながら足底筋膜ストレッチ

🔹 回復期(運動を再開したい時期)

3. 壁ふくらはぎストレッチ(腓腹筋)

4. 軽いヒラメ筋ストレッチ

5. 足底筋膜を椅子でストレッチ

6. タオルギャザー

7. ゴルフボール転がし

🔹 慢性期(再発防止・パフォーマンス向上期)

8. チューブアーチ強化

9. 片脚バランストレーニング

10. 壁ドロップストレッチ(スクワット含む)

 

4. 実践の注意点と継続のコツ

足底筋膜炎(踵や足の裏の痛み)に対するストレッチは、「正しく続けること」が最も重要です。やみくもに伸ばすのではなく、身体の状態や回復段階に合わせた頻度・強度・タイミングが鍵となります。

【頻度の目安】回復段階に応じた実施プラン

🔹 急性期(痛みが鋭い/朝一歩目がつらい)

🧊 補足:この時期はストレッチ前に軽く温める or 後にアイシングで炎症管理も意識しましょう。

 

🔹 回復期(動けるけど痛みが残る/歩き始めが気になる)

 

🔹 慢性期(慢性的に違和感/再発を繰り返している)

💡 朝は軽めに、夜はややじっくりめに行うと良いサイクルが作れます。

 

【強度調整の目安】「痛みは3以下」が基本ルール

「0〜10の痛みスケール」で自己チェック

痛みレベル 目安
0~3 ✅ 実施OK(心地よい or 軽い張り感)
4~6 ⚠ 強度を下げる(負荷が強すぎる)
7~10 ❌ 中止・休止(悪化リスク)

📌「ストレッチ中にズキッと痛む」「翌朝の痛みが悪化している」なら、過負荷のサイン
強くやりすぎると、逆に筋膜にマイクロダメージを与えて回復が遅れます。

 

【習慣化の工夫】三日坊主を防ぐためのコツ

1. 「トイレ前ストレッチ」で生活に組み込む

2. ストレッチ記録カードで見える化

✅ 「5日連続できたらご褒美ルール」など、自分へのちょっとした報酬も◎。

3. 家族や職場の人と一緒に実施

 

5. まとめ:柔軟性が「痛まない足」を作る

 

6.なごみ鍼灸接骨院 御器所院での治療アプローチ

 

1. 問診・動作評価と根本原因の把握

 

2. 筋骨バランス矯正(整体)

3. 鍼灸または治療機器を活用

 

4. 筋膜リリース(深部アプローチ)

 

5. セルフケア・運動指導

なごみ鍼灸接骨院 御器所院では、単なる痛みの緩和だけでなく、「体の連動性や姿勢のバランス」を見直し、全身を調整することで根本改善を目指す治療を行います。

痛みが再発しにくい身体づくりやセルフケア指導にも力を入れており、トレーニングや歩き方の指導も行います。

もし施術内容や料金、具体的な予約の流れなどさらに詳しく知りたい場合も、お気軽にお知らせください。

 

足底筋膜炎(踵や足の裏の痛み)ついてお悩みがある方は名古屋市昭和区御器所駅近くにあります

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