足底筋膜炎にマッサージは有効なのか?|名古屋市昭和区御器所の接骨院

代表施術者:厚生労働省認可 柔道整復師 宮原雅彦

交通事故後の治療・リハビリも自信があります

2,000年創業の豊富な施術実績!名古屋市に5院展開!

足底筋膜炎にマッサージは有効なのか?|名古屋市昭和区御器所の接骨院

・目次

2025/07/03

こんにちは。
名古屋市昭和区の御器所駅の近くで、日々バタバタしながら施術をしています、なごみ鍼灸接骨院 御器所院の高野です。

最近、朝いちばんに玄関を開けると「先生また踵が…今日も歩くたびズキッとくるんですけど…」なんて声をよく聞きます。
季節の変わり目や、ランニングを急に再開したタイミングって、どういうわけか足底筋膜炎の患者さんが一気に増えるんですよね。不思議ですが、現場の“あるある”です。

今日はそんな 足底筋膜炎(かかと痛・足裏の痛み)とマッサージの話を、少し専門的に、でもできるだけ日常の感覚に近い言葉でお伝えします。

◆足底筋膜炎って、どんな状態か?

いわゆる“踵の奥のズキンとする痛み”。
朝の一歩目がやたら痛くて、しばらく歩いてると少しラクになる——この流れは典型です。

ある40代の女性の方が、
「朝トイレに行くまでの10歩が地獄なんですよ…」
と言っていましたが、本当にそのくらい朝がキツイ。

これは、足裏の「足底筋膜」という分厚い膜が炎症を起こし、引き伸ばされるたびに小さなダメージが加わっている状態です。

特に…

・立ち仕事の方
・急に運動量を増やした方
・靴が合っていない方
・アーチ(土踏まず)が落ちてきている方

こんな方は毎年のように増えます。御器所周辺って商店も多いので、立ちっぱなしのお仕事の方も結構多い印象ですね。

◆「マッサージって意味ありますか?」よく聞かれる質問

結論からいうと、相当効果があります。

もちろん“正しい部位”に“正しい強さで”が前提ですが、
炎症を落ち着かせ、柔らかさを戻し、血流を改善する——という流れをつくるためには欠かせません。

実際、院でも

・足裏
・ふくらはぎ
・アキレス腱
・足首周り

このあたりはセットで触っていくことが多いです。

患者さんから
「え?足の裏が痛いのに、ふくらはぎも触るんですか?」
とびっくりされることもありますが、むしろここが重要。

たとえば、ふくらはぎがガチガチだとアキレス腱が引っ張られ、その先にある足底筋膜に負担が“全部”来てしまうんですね。
これは現場にいるとよくわかります。

◆筋膜の“連動性”をほぐす重要性

筋膜は全身タイツみたいにつながっているので、
どこか一箇所が硬くなると、別の場所にしわ寄せが来ます。

実際に施術中にも、

「ふくらはぎ触られてるのに、なんか足裏が楽になる気がする…」
なんて声もよく聞きます。

こういう瞬間があると、「あ、ちゃんと連動してるな」とこちら側も手ごたえを感じます。

だから、足底筋膜炎は“足裏だけ揉めば良い”ではダメ。
むしろ膝裏や太ももの裏まで軽く触ることもあります。

 

◆具体的なマッサージ方法(院でも指導している内容)

ここからは、実際に患者さんに説明している“リアルなセルフケア”を共有します。

 

●①足裏を手でほぐす

椅子に座り、足の裏を軽く包むようにして、親指でゆっくり押し回します。

・かかとの内側
・土踏まずの中央
・指の付け根

この3点は硬くなりやすいので丁寧に。

ただし、痛いからといって強く押しすぎるのはNG。
よく「強くやった方が効きそうで…」と言われますが、逆に炎症を増やします。

 

●②テニスボールでコロコロ

これ、めちゃくちゃ手軽で効果が高いです。

患者さんにもよく
「テレビ見るときにやってください」
と言っています。

最初は柔らかめのボールから始めた方が安全です。ゴルフボールはちょっと刺激が強すぎる方もいます。

●③ふくらはぎの縦ほぐし

ふくらはぎは、足底筋膜炎の“黒幕”みたいな存在。

両手でふくらはぎをつかんで、上下にゆっくりほぐします。
アキレス腱の横あたりは優しく触れるだけでもOK。

うちの院でも、ここを念入りに触るだけで
「足裏の痛みが半分になった」
という方も多いです。

 

●④足首を動かす

足首の硬さがある人、本当に多いです。
特に男性はガチガチ。

足首をゆっくり上下に動かすだけでも足裏の負担が減ります。

 

◆マッサージのタイミングと注意点

ここは誤解が多いのでハッキリ言いますね。

 

●●強くやれば良いわけではありません

炎症している時期にゴリゴリやると、症状は悪化します。

僕の経験上、「痛いけど我慢してやりますね!」というタイプの方は、一度リセットしなければなかなか治りません。

 

●●おすすめは「夜」

お風呂で温まったあと、もしくは寝る前が一番効果的。
朝は軽めにして、夜にじっくり。

 

●●1回5〜10分で十分

意外と短くて良いんです。
続けることの方が遥かに大事。

 

◆マッサージだけで限界を感じたら?

もちろんセルフケアだけで改善する方もいますが、
炎症が強いケースや長期化している方は、正直、プロの手を入れた方が早いです。

御器所院では…

 

◆【なごみ鍼灸接骨院 御器所院の実際のアプローチ】

HPにも書いていますが(https://nagomi-nagoya.net)、現場ではこんな流れで施術します。

 

●①問診・動作チェック

立ち方、歩き方、足首の角度、骨盤の傾き……
ここを丁寧に見ます。

患者さんには
「こんなに歩き方見られたの初めてです」
と言われますが、原因を見つけるには必須なんです。

 

●②筋骨バランス矯正(整体)

足首の硬さ、骨盤の角度、アーチの低下——
この3点は足底筋膜炎で非常に重要。

ふくらはぎへの整体で可動域が一気によくなる方も多く、
「さっきより歩きやすい!」
と言われる瞬間が嬉しいんですよね。

●③鍼灸 or 治療機器で炎症を抑える

鍼が苦手な方には、ハイボルトや微弱電流を使用します。
“ピリピリしないのに痛みがスッと軽くなる”ので意外と驚かれます。

 

●④深部筋膜リリース

足裏だけでなく、
ふくらはぎ → 太もも → 腰
と連鎖の筋膜を丁寧に剥がしていくような施術です。

ここをやらないと再発するので、かなりこだわっています。

 

●⑤セルフケアと正しい靴の選び方

タオルギャザー、足指トレーニング、ストレッチなどを、
患者さんの生活に合わせて実践できる形でお伝えします。

「靴を変えたら半分良くなりました」
というケースも実際あります。

◆結局、足底筋膜炎は“全体のバランス”が大事

足裏だけ触っても改善しない理由は、現場にいるとよく分かります。
体は全部つながっているので、
どこか1箇所を治すというより、負担のかからない体の使い方に整えていくイメージです。

当院は、「根本から改善したい」という患者さんが多いので、
痛みが取れた後の予防まで一緒にやっていきます。
歩き方や立ち方の癖を直していくと、再発しにくい体になります。

 

◆足底筋膜炎でお困りなら、気軽にご相談を

御器所駅から徒歩数分ですし、仕事帰りの方も多いです。
「これくらいの痛みで行っていいの?」と聞かれますが、
むしろ軽いうちに来たほうが早く治ります。

なごみ鍼灸接骨院 御器所院は、痛みの緩和だけでなく、
姿勢や体の連動性まで整えることで再発しにくい身体づくりをサポートしています。

もし痛みで悩んでいたら、いつでも気軽に相談してくださいね。

ブログ監修者: 川口哲平

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