足底筋膜炎の方に効果的な靴の選び方｜昭和区吹上なごみ鍼灸接骨院

足底筋膜炎に効果的な靴の選び方と注意点｜昭和区吹上なごみ鍼灸接骨院

2025/07/04

名古屋市昭和区吹上駅、御器所駅近くにありますなごみ整骨院グループのなごみ鍼灸接骨院 吹上院 交通事故治療です。

足底筋膜炎とは、足の裏のかかとからつま先にかけて伸びる「足底筋膜」に炎症が起き、主に踵や足の裏の痛みを感じる疾患です。

朝起きた時の一歩目に鋭い痛みが走るのが特徴で、放置すると長期化・慢性化しやすいのも難点です。

実はこの足底筋膜炎、日常的に履く靴によって症状の改善や悪化が大きく左右されることをご存知でしょうか？

今回は、足底筋膜炎の方向けに、「痛みを軽減し、再発を予防するための靴の選び方」について詳しく解説します。

 

 

1. 足底筋膜炎に悪い靴とは？

足底筋膜炎に悩む方は、以下のような靴を履き続けている

ケースが多く見られます。

● クッション性がない（硬すぎる靴底）

足裏にかかる衝撃を和らげられず、かかとや土踏まずに

ダイレクトに負担がかかります。

● アーチサポートがない

偏平足やハイアーチの方がこうした靴を履くと、足底筋膜

へのストレスが増加します。

● サイズが合っていない

足のサイズに対して大きすぎたり小さすぎたりする靴は、

歩行のバランスを崩し、筋膜への負担に。

● ミュールやサンダル、スリッポン等の「足を支えない靴」

歩行時の安定性がなく、足底筋膜が引っ張られてしまいます。

 

 

2. 足底筋膜炎の方に最適な靴選びの基本

足底筋膜炎の症状を悪化させないためには、

「どんな靴を履くか」が非常に重要です。

ここでは、足底筋膜炎の方が靴を選ぶ際に押さえておくべき

基本的な4つのポイントを、より詳しくご紹介します。

① 正しいサイズでフィットする靴を選ぶ

足底筋膜炎の靴選びでまず重要なのが、自分の足に合った

サイズの靴を選ぶことです。ここでいう「サイズ」とは、

単に足の長さ（センチメートル）だけでなく、足囲（ワイズ）

や甲の高さまで含めた総合的なフィット感を指します。

なぜサイズが重要なのか？

・サイズが小さい靴は、足の前方に圧力が集中し、

土踏まずに無理なテンションがかかります。

・逆に大きすぎる靴は、歩行時に足が中でズレやすく、

足底筋膜が不安定に伸ばされ、炎症を悪化させる原因と

なります。

専門家のアドバイス：

できるだけ「靴専門店」や「足病医監修の靴店」で、

足型の3D計測を行うのがおすすめです。

実際に履いてみたときの感覚だけでなく、

「立ったとき・歩いたとき」のフィット感が重要です。

ワンポイント：

夕方になると足は少しむくむため、午後の時間帯に試し履き

するのがベストタイミングです。

② アーチサポートがしっかりしている靴

足底筋膜炎にとって最も負担がかかる部分は「土踏まず」

です。このアーチをしっかりと支えてくれる靴の構造が

あるかどうかは、症状の悪化を防ぐうえで非常に大切です。

アーチサポートの役割

• 歩行中に足底筋膜が過剰に引っ張られるのを防ぐ

• かかと・つま先への圧力を適切に分散する

• 長時間の立ち仕事や歩行でも疲れにくくなる

おすすめポイント：

靴自体にアーチサポートがない場合は、専用のインソールを

併用することで補うことも可能です。

③ クッション性の高いインソール付き

足底筋膜炎の方は、歩行時の衝撃が足裏にダイレクトに

伝わりやすくなっているため、クッション性の高い

インソール（中敷き）が必要不可欠です。

単なる「柔らかさ」では不十分

「ふかふかしている＝良い」ではありません。

重要なのは、衝撃を吸収しながらも足を支える“反発力”

のあるインソールです。

注目のインソール素材：

・EVA（エチレン酢酸ビニル）素材：

軽量で衝撃吸収性に優れ、スポーツシューズにも多用される

・ゲル素材（ジェル）：

かかとや足裏への負担をピンポイントで緩和

・フォーム素材（ウレタンフォームなど）：

足の形に馴染むフィット性とクッション性の両立

おすすめ商品：

・Superfeet（スーパーフィート）

・Sorbothane（ソルボセイン）

・Dr.Scholl（ドクターショール）

これらは、足底筋膜炎向けに設計されたインソールが

豊富で、特に「踵や足の裏の痛み痛みが強い方」に

おすすめです。

④ かかとの安定性（ヒールカウンター）

足底筋膜炎の方が意外と見落としがちなのが、

かかと周辺の安定性です。特に「ヒールカウンター」と

呼ばれる、靴のかかと部分の補強がしっかりしている

靴を選ぶことがポイントになります。

なぜヒールカウンターが重要なのか？

・踵の骨を支え、足首が内側や外側に傾くのを防止

・足底筋膜への負担のブレを抑え、歩行時の安定性が向上

・長時間歩いてもかかと周辺に疲労がたまりにくくなる

見分け方のコツ：

靴のかかと部分を指で押してみて、へこまないほど硬く、

しっかりとした芯があるかどうかを確認しましょう。

柔らかすぎるものやスリッポンタイプは避けた方が無難です。

かかとの高すぎる靴はNG

ハイヒールや厚底靴のようなヒールの高すぎる靴は

足底筋膜炎を悪化させる原因となるため、避けましょう。

まとめ｜基本を押さえれば、靴だけで症状が大きく改善することも！

足底筋膜炎を抱える方にとって、「靴選び」は治療の

延長線上にあるといっても過言ではありません。

今回ご紹介した以下の4つの基本をしっかり押さえる

ことで、痛みの軽減や再発予防につながります。

✅ 正しいサイズで足にぴったり合う靴を選ぶ

✅ 土踏まずをしっかり支えるアーチサポート構造を確認

✅ クッション性があり反発力も備えたインソール付き

✅ かかとを安定させるヒールカウンターがしっかりした靴を選ぶ

そして、可能であれば専門家のアドバイスを受けながら、

自分の足の形状に合った靴選びをすることが大切です。

 

 

3. おすすめの靴タイプとブランド

● ランニングシューズ（通勤にも使えるデザイン）

・ASICS（アシックス） Gelシリーズ

・New Balance（ニューバランス）990番台

・HOKA ONE ONE（ホカ オネオネ） Bondiシリーズ

これらはクッション性・安定性・フィット感のバランスに

優れており、足底筋膜炎の方に人気です。

● ウォーキングシューズ

・MBT（マサイベアフットテクノロジー）

・ヨネックス パワークッションシリーズ

踵への衝撃を吸収し、歩行をサポートする構造が特徴です。

● 仕事で履く革靴・パンプスなら？

・アーチサポート付きインソールを併用することが必須

・クッション入り中敷きが使える「幅広設計」の靴を

選びましょう。

 

 

4. 靴の選び方チェックリスト

足底筋膜炎に適した靴を選ぶには、以下の5つのポイントを

丁寧に確認することが重要です。靴選びの際には、

ぜひこのチェック項目を意識してみてください。

① 足のサイズとワイズ（足囲）が合っているか？

靴のサイズは、単に「足の長さ（センチメートル）」だけで

判断してはいけません。足の幅（ワイズ）や甲の高さも

含めた総合的なフィット感が必要です。

ワイズが合っていないと、足が締め付けられたり、

逆に遊んでしまって足底筋膜に余計な負担がかかる

原因になります。

② 土踏まずにしっかりとサポートがあるか？

足底筋膜炎では、土踏まず（アーチ）のサポートが

欠かせません。インソールの形状や靴の内部構造が、

自分の足のアーチにしっかりフィットしているかを

確認しましょう。偏平足やハイアーチなど、アーチの

高さに応じてサポートの強さも選ぶと効果的です。

③ クッション性が十分にあるか？

歩行時に足裏へかかる衝撃を緩和するためには、靴底や

インソールにクッション性があるかどうかが大切です。

クッション性が不足していると、かかとや足底に

直接負担がかかり、炎症が悪化しやすくなります。

ゲル素材や高機能フォームなど、反発力と吸収力を

兼ね備えた素材が理想です。

④ かかと部分の安定性があるか？

靴のかかと部分、特に「ヒールカウンター」と呼ばれる

部分がしっかりしているかをチェックしましょう。

この部分が硬くてしっかりしていると、歩行時に足が

ブレず、足底筋膜へのストレスを軽減することができます。

反対に、柔らかすぎる靴は不安定になり、痛みを

引き起こす原因になってしまいます。

⑤ 足が前後にずれにくい構造になっているか？

靴の中で足が前後に動いてしまうと、歩くたびに足底筋膜

が引き伸ばされ、踵や足の裏の痛みを悪化させる可能性が

あります。靴ひもやベルトなどでしっかり固定できる

デザインか、足を包み込むような構造になっているかを

確認しましょう。フィット感が高く、足がズレにくい靴を

選ぶことが大切です。

 

 

5. インソールの活用で効果倍増

既存の靴でも、中敷きを交換することで足底筋膜への負担

を軽減できます。

特に以下のようなインソールがおすすめです。

・Superfeet（スーパーフィート）

・SOLE（ソール）

・フォーム素材のオーダーメイドインソール

特に当院（なごみ鍼灸接骨院 吹上院 交通事故治療）では、足のアーチ

や骨格に合わせたカスタムインソールの作成も可能です。

6. 靴の寿命と交換時期

靴は「見た目がキレイ」でも、靴底のクッションや

アーチサポートが劣化している場合があります。

● 交換の目安

・ランニングシューズ：約500〜700km使用で交換

・日常靴：6〜12ヶ月が目安

・インソール：3〜6ヶ月で交換推奨

 

 

7. オンラインで靴を買う際の注意点

靴は本来「試着」が必須ですが、ネット購入を活用する方

も多い時代です。以下の点に注意しましょう。

✅ 返品・交換可能なショップを選ぶ

✅ ワイズ（足幅）の記載がある商品を選ぶ

✅ 同じメーカー・同じ型番をリピートする

可能であれば、実店舗でサイズ確認後にネット購入する

方法がもっとも失敗しにくいです。

 

8. 当院での靴選びサポート

名古屋市昭和区吹上の「なごみ鍼灸接骨院 吹上院 交通事故治療」では、

足底筋膜炎に悩む患者様に対して、靴選びのアドバイスや

インソール作成のサポートも行っています。

当院の施術メニュー

• 足のアーチバランス評価

• カウンセリングによる日常靴の確認

• 姿勢矯正による足への負担軽減

• 超音波・高周波治療での炎症緩和

• 鍼灸施術による痛みの改善

靴だけでなく、全身のバランスから足底筋膜炎の

根本改善を目指します。

 

 

9.「靴」は足底筋膜炎の改善と予防のカギ！

足底筋膜炎は、適切な靴を選ぶだけでも大きな改善が

期待できる症状です。毎日履くものだからこそ、

少しでも「合わない」と感じる靴は見直すことを

おすすめします。そして「靴」だけでなく、歩き方・

姿勢・筋肉のバランスまで含めてケアしていくことが、

痛みのない生活への第一歩です。

踵や足の裏の痛みでお悩みの方は、是非一度

名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院 吹上院 交通事故治療まで

ご相談ください！

 

 

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