足底筋膜炎になりにくい歩き方とは?|名古屋市昭和区御器所の接骨院

代表施術者:厚生労働省認可 柔道整復師 宮原雅彦

交通事故後の治療・リハビリも自信があります

2,000年創業の豊富な施術実績!名古屋市に5院展開!

足底筋膜炎になりにくい歩き方とは?|名古屋市昭和区御器所の接骨院

・目次

2025/07/05

■「その歩き方、ちょっとクセありますよ?」足底筋膜炎の患者さんによく伝える話

こんにちは。
名古屋市昭和区・御器所駅から歩いてすぐの なごみ鍼灸接骨院 御器所院 の高野です。

最近、足底筋膜炎のご相談が増えてきました。
「朝起きて一歩目でズキッとする」「歩くと踵が痛い」…このあたりの言葉、受付で毎日のように耳にします。

うちの院では、痛みがひどくて歩くのが嫌になってしまった方がよく来られるんですが、
施術をしていて感じるのは “歩き方のクセ” が痛みを長引かせているケースが本当に多い ということ。

「治療しても戻っちゃうんだよね…」という方の歩きを見ると、
ほぼ全員が “再発しやすい歩き方” をしているんです。

今日は、実際の施術の現場で気づいたことや、患者さんに話している“歩き方のコツ”を、なるべくわかりやすくまとめてみます。

■1. まず知ってほしい「正しい着地」

施術中に患者さんの歩き方を見ると、最初のポイントはやっぱり着地。

●理想は「軽いヒール→ミッドフットの流れ」

たとえば院内で歩いてもらうと、
・かかとをドスン
・足裏がペタペタ
・つま先だけチョンとつく
こんな癖がわかります。

本来は、
①かかとに“軽く”触れる
②すぐに土踏まず側へスッと体重移動
③最後は前足部で押し出す

この“転がるような流れ”ができていると、足底筋膜に無理なテンションが掛かりません。

「蹴って歩く」というより、
“体重を前へ転がす” イメージですね。

 

●現場で本当によく見るNG例

・かかとに体重を乗せすぎて痛みを誘発
・ミッドフットでいきなり着地して推進力が出ない
・つま先から入って筋膜に常にテンションが掛かる

一度ついてしまったクセって、本人は気づきにくいんですよね。「いや、普通に歩いてるつもりなんだけど…」と皆さん言います。

■2. 上半身の安定がないと歩き方は絶対に良くならない

歩きは足だけでしているように見えて、実は上半身がめちゃくちゃ影響しています。

施術室で歩いてもらうとすぐわかるのですが、
肩や骨盤が左右にブレている人は、ほぼ例外なく足底筋膜炎が長引きます。

 

●チェックしてほしいポイント

・肩が左右に揺れていないか
・骨盤がグラグラしていないか
・顎が前に出て猫背になっていないか

上半身が揺れると、足底に“ねじれ”が毎回かかり、炎症が引きにくくなるんです。

 

●僕が院でよく指導するコツ

・おへその奥に力を入れる(腹圧)
・視線は5m先
・一本の線の上を歩くイメージ

これだけで「歩きが急に軽くなった」と驚く方もいます。

 

■3. 歩幅が大きい人は踵が痛くなりやすい

「大股で歩くのが健康にいいんですよね?」
これ、本当によく聞かれます。

もちろん間違いじゃないんですが、足底筋膜炎の人には逆効果な場面もあります。

 

●歩幅が大きいほど、かかとが叩きつけられる

大股で歩く → 膝が伸び切る → かかとでドンッ
この流れが出やすく、痛みを悪化させるケースが多いです。

理想は、
膝の真下に足が着くぐらいの自然な歩幅。

大げさに前へ出さなくても、体重移動ができれば前に進みます。

 

■4. よくあるクセ別の解説(院内で本当によく見ます)

●① 過回内(オーバープロネーション)

扁平足気味の方に多く、踵の内側にテンションがかかりやすい歩き方。
うちではアーチを支えるテーピングやインソール調整、後脛骨筋のトレーニングをセットで行います。

●② 過回外(オーバースピネーション)

外側に重心が逃げ、足裏の外側が痛くなりやすいタイプ。
高アーチの方や、靴の外側がすり減る方に多いです。

●③ 踵ばかりで歩く

オーバーストライドの典型。
「足先で押し出す感覚」が弱く、かかとに負担が集中します。

 

●④ ぺたぺた歩き

足を上げずに前へ運ぶ歩き方。
サンダルを履く時に多いです。
筋膜が横方向に引き伸ばされ続け、慢性化しやすい印象があります。

 

■5. 実際に院で教えている“歩きの練習”

うちの患者さんに実際に指導している内容を少し紹介します。

・裸足でミッドフット着地を練習
・片脚立ちで左右のブレを確認
・歩幅(歩隔)を整える練習
・体幹を保ったまま方向転換するドリル

こういう地味な動きが、結局いちばん効きます。

 

■6. 靴選びもめちゃくちゃ大事

靴の外側が減っていたり、柔らかすぎたりすると、どうしても足底筋膜に負担がかかります。

御器所院では、患者さんが履いてきた靴の裏を見ることが多いんですが、
「これじゃ痛くて当然だよね…」という靴もよくあります。

靴選びと歩き方はセットで改善したほうが早いです。

■7. なごみ鍼灸接骨院 御器所院の治療はこんな流れ

HP( https://nagomi-nagoya.net )でも紹介していますが、
院では「その人の歩き方・クセ・姿勢」を軸に施術を組み立てています。

 

●① 問診と動作評価

歩き方、足首の動き、アーチの硬さ、骨盤の傾き…。
特に歩行の第一歩で状態がよくわかります。

●② 筋骨バランス矯正(整体)

骨盤後傾・足首の硬さ・アーチ低下。
この3つは足底筋膜炎の“鉄板セット”です。

 

●③ 鍼灸 or 治療器

ハイボルテージや微弱電流、鍼灸など、その方が苦手じゃない方法で施術します。

●④ 筋膜リリース

足裏だけじゃなく、ふくらはぎ・太もも・腰までしっかり緩めます。

 

●⑤ セルフケア指導

タオルギャザー、ストレッチ、靴の選び方、普段の歩き方までサポート。

■最後に:歩き方を変えると、痛みの“質”が本当に変わる

足底筋膜炎は、歩くたびに刺激が入るため治りにくい症状です。
だからこそ、歩きの技術を変えることが最大の治療 になると、日々の施術の中で強く感じています。

もし踵の痛みでお困りなら、
名古屋市昭和区・御器所駅すぐの なごみ鍼灸接骨院 御器所院 にぜひ一度ご相談ください。

ブログ監修者: 川口哲平

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