【五十肩(四十肩)の症状とは?】|千種区池下の接骨院・整骨院
目次
2025/07/10
名古屋市千種区池下で悩む方へ向けた徹底解説ブログ
〜名古屋市千種区池下・なごみ鍼灸接骨院が伝える正しい理解と対処法〜
こんにちは。名古屋市千種区池下にある【なごみ鍼灸接骨院・池下院】です。
「腕が上がらない」
「肩を動かすたびにズキッと痛む」
「服を着替えるのもつらい」
──こうしたお悩み、もしかすると五十肩(四十肩)の症状かもしれません。
特に名古屋市千種区池下エリアには、デスクワーク中心の生活を送る方や、家事・育児・介護に忙しい中高年層が多く住まわれており、
五十肩(四十肩)に悩まされて来院される方も非常に多く見受けられます。
本記事では、「五十肩(四十肩)とは何か?」という基本から、
原因・症状・改善方法、他の疾患との違い、病院と接骨院での治療の違い、
そして名古屋市千種区池下での専門的アプローチについてまで、分かりやすく丁寧に解説していきます。
第1章:そもそも「五十肩(四十肩)」とは?
◆ 五十肩(四十肩)の定義
「五十肩」や「四十肩」という名前は通称であり、
医学的には肩関節周囲炎(けんかんせつしゅういえん)
という疾患に分類されます。
40代〜60代に多く見られるため
このように呼ばれていますが、
20代や30代でも発症することがあります。
肩関節周囲炎とは、
肩関節を取り巻く腱・靭帯・滑液包などの
軟部組織に炎症が生じることで、
可動域制限と痛みを引き起こす状態です。

◆ 五十肩と似た疾患との違い
〜「五十肩だと思っていたら違った」…その痛み、本当に五十肩ですか?〜
名古屋市千種区池下にある
なごみ鍼灸接骨院・池下院にも、
日々多くの患者様が
「肩が痛くて上がらない」
「五十肩かもしれない」と来院されます。
しかし、問診や触診、動作テストを行っていくと、
「実は五十肩ではなかった」というケースも珍しくありません。
肩の痛みや可動域制限を引き起こす疾患は
五十肩(正式名称:肩関節周囲炎)以外にも多岐にわたります。
適切な施術を行うためには、誤診を防ぐ正確な鑑別が不可欠です。
ここでは、五十肩とよく似た3つの代表的な疾患について詳しく解説し、
それぞれの違いや注意点を明確にしていきます。
① 腱板損傷(けんばんそんしょう)
【特徴】肩を酷使したことによる腱の損傷や断裂
腱板とは、肩関節を囲む4つの筋肉
(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)から成る腱の総称です。
特に棘上筋は外側への腕の上げ下げに重要であり、
中高年層やスポーツ・肉体労働をしている方に損傷が多く見られます。
⬛ 腱板損傷と五十肩の違い
| 比較項目 | 腱板損傷 | 五十肩 |
|---|---|---|
| 発症原因 | 肩の酷使、加齢による摩耗 | 明確な外傷がないことが多い |
| 痛みの性質 | 動かした瞬間の鋭い痛み、夜間痛 | 動かさなくても持続する鈍痛や夜間痛 |
| 動作制限 | 腕が途中までしか上がらず、痛みで止まる | 可動域自体が全体的に制限される |
| 検査 | 超音波検査・MRIで損傷部位を確認可能 | 画像診断では異常がないことが多い |
✅ 見極めポイント
「動かすと強い痛みがある」
「寝ていても痛くて目が覚める」
「肩がパキパキ鳴る」といった症状がある場合は、
腱板損傷の可能性が考えられます。
放置すると腱の完全断裂へと進行することもあるため、早期の対応が重要です。
② 石灰沈着性腱炎(せっかいちんちゃくせいけんえん)
【特徴】腱にカルシウムが沈着し、突然の激痛が起こる疾患
石灰沈着性腱炎は、
肩の腱にカルシウム(ハイドロキシアパタイト)が沈着することにより、
急激な炎症を起こす疾患です。発症は突発的で、
「昨日までは痛くなかったのに、急に肩が動かせなくなった」という症例が多く見られます。
⬛ 石灰沈着性腱炎と五十肩の違い
| 比較項目 | 石灰沈着性腱炎 | 五十肩 |
|---|---|---|
| 発症の仕方 | 急に激しい痛みが出る | 徐々に痛みが増す |
| 痛みの強さ | 非常に強く、腕を動かせないほど | 鈍痛で、動作により悪化する |
| レントゲン所見 | 石灰が白く映る | 特に異常なし |
| 対処法 | 抗炎症薬・穿刺吸引・リハビリなど | 温熱療法・運動療法が中心 |
✅ 見極めポイント
急性の激痛や腫れ、発熱を伴う場合は、
石灰沈着性腱炎の可能性があります。
名古屋市千種区池下で整形外科に紹介し、
レントゲン確認後に穿刺処置を行うケースもあります。
③ 関節リウマチ
【特徴】自己免疫による慢性的な炎症性疾患で、多関節に症状が出る
関節リウマチは、関節の滑膜に慢性的な炎症が起きる自己免疫疾患です。
40代〜60代の女性に多く見られ、
肩関節だけでなく指や手首、膝などにも痛み・腫れ・こわばりが出現します。
⬛ 関節リウマチと五十肩の違い
| 比較項目 | 関節リウマチ | 五十肩 |
|---|---|---|
| 痛みの分布 | 両肩・指など複数の関節に発症 | 主に片側の肩 |
| 朝のこわばり | 30分以上続くことが多い | 一時的またはなし |
| 血液検査 | リウマチ因子(RF)、抗CCP抗体が陽性 | 異常なし |
| 経過 | 徐々に関節が変形することも | 関節変形は起こらない |
✅ 見極めポイント
複数の関節が痛む・朝のこわばりがある・全身の倦怠感が強い
といった場合は、関節リウマチの可能性があります。
早期にリウマチ専門医との連携が必要です。
第2章:五十肩(四十肩)の原因とは?
五十肩(四十肩)は明確な原因が特定されない
「特発性」の疾患とされていますが、
以下のような要因が発症のリスクを高めることが知られています。
▷ 加齢による変性
肩関節は人体で最も可動域が広い反面、摩耗しやすい関節です。40代以降になると軟部組織が硬くなり、炎症が起きやすくなります。
▷ 姿勢の悪化・運動不足
猫背や巻き肩といった不良姿勢、肩を使わない生活習慣が肩関節の柔軟性を低下させ、炎症を起こしやすい環境を作ります。
▷ 糖尿病・甲状腺疾患との関連
五十肩(四十肩)は糖尿病との関連性が高く、糖代謝異常により結合組織が硬くなるとされています。

第3章:五十肩(四十肩)の主な症状と経過
五十肩(四十肩)の症状は3つの時期に分けて考えられます。
🔹 急性期(炎症期)
肩に強い痛みが生じ、安静時でもズキズキ痛みます。夜間痛も強く、睡眠の質が低下することもあります。
🔹 拘縮期(可動域制限期)
炎症が落ち着く代わりに、肩が固まって動かなくなります。腕を上げたり背中に回す動作が著しく困難になります。
🔹 回復期
時間の経過とともに可動域が徐々に回復し、日常生活が可能になる時期です。しかし、適切なリハビリが行われないと後遺症が残ることも。
第4章:病院と接骨院、それぞれの「五十肩(四十肩)治療」の違いとは?
◆ 病院での治療(整形外科)
- レントゲンやMRIによる画像診断
- 炎症期における消炎鎮痛薬(NSAIDs)処方
- ヒアルロン酸注射
- ブロック注射
- 保存療法(リハビリ指導)
メリット: 急性期の痛みへの対症療法が可能。診断精度が高い。
デメリット: 「様子を見ましょう」で終わってしまうことも。回復期以降の対応がやや限定的。
◆ 接骨院での治療(なごみ鍼灸接骨院・池下院)
名古屋市千種区池下にある当院では、
画像診断が難しい微細な可動域の問題や、
筋膜・骨格・姿勢の調整にフォーカスした施術を行います。
- 筋膜リリース、関節モビライゼーション
- 鍼灸による血流促進と鎮痛効果
- 肩甲骨や骨盤との連動調整
- パーソナルストレッチ指導
- 日常生活での動作・姿勢改善アドバイス
メリット: 原因の根本改善に向けたアプローチ。丁寧なカウンセリングで一人ひとりに合った施術計画を立てられる。
第5章:当院での五十肩(四十肩)治療の特徴と実績
名古屋市千種区池下で多くの五十肩(四十肩)の患者様に
ご来院いただいている当院では、次のような施術方針を大切にしています。
✅ 「なぜ五十肩になったのか?」を明確に
身体全体のバランスや筋膜のつながりを分析し、痛みの根本原因を見つけ出します。
✅ オーダーメイド施術プラン
生活スタイル・年齢・運動習慣などを加味し、その方に最も適した治療を設計します。
✅ 自宅でできるセルフケア指導
再発防止のための簡単な体操やストレッチ、温熱療法のやり方を丁寧にお伝えします。
第6章:名古屋市千種区池下で五十肩(四十肩)を予防・改善するには?
名古屋市千種区池下にお住まいの皆さまが、
五十肩(四十肩)を予防・改善するために、
日常で意識していただきたいことをまとめました。
🟡 姿勢改善
猫背・巻き肩・ストレートネックを改善することで、肩関節への負担を減らします。
🟡 軽い運動習慣
肩回しや、壁を使った簡単なストレッチでも構いません。動かすことが何よりの予防になります。
🟡 冷え対策
肩まわりを冷やさず、血流を維持することも炎症予防につながります。
第7章:五十肩(四十肩)を改善・予防するためのセルフケア方法
〜名古屋市千種区池下のなごみ鍼灸接骨院が推奨する自宅でできるケア〜
五十肩(四十肩)は適切な治療と並行して、日常的なセルフケアを実践することで、
回復を早めたり再発を防いだりすることが可能です。特に可動域の制限や筋力低下、血流不足といった要因は、
日々のちょっとした運動や習慣で改善できるケースが多く見受けられます。
名古屋市千種区池下においても、多くの方が「肩が痛いから動かさないようにしていた」とおっしゃいますが、それは逆効果になることもあります。
ここでは、当院が推奨する五十肩(四十肩)に有効なセルフケア方法を、段階別にご紹介します。
◆ 急性期(炎症が強く痛みが激しい時期)のセルフケア
この時期は無理に肩を動かすのではなく、炎症を悪化させないことが最優先です。
1. 冷却(アイシング)
炎症が強く痛みがある場合は、保冷剤や氷嚢で肩を15分程度冷やすのがおすすめです。これにより血管が収縮し、炎症物質の拡散を抑えられます。冷やしすぎには注意し、1日2〜3回を目安にしましょう。
2. 痛みを避けた安静姿勢の工夫
夜間痛に悩む方が多いため、抱き枕やバスタオルを脇に挟むことで肩関節への圧を軽減し、眠りやすくなります。
◆ 拘縮期(動かすと痛いが炎症はおさまってきた時期)のセルフケア
この段階から、無理のない範囲で積極的に動かすことが重要です。放置すると関節が固まり、可動域が制限されてしまいます。
1. タオルストレッチ
バスタオルの両端を持ち、肩を前後に動かすストレッチ。肩を真上に上げるのが難しい方でも、関節可動域を保つ助けになります。
- 1日2セット(10往復)
- 痛みが出ない範囲で行う
2. ペンギン体操(肩甲骨リズム運動)
背中側に手を当て、肘を軽く後ろに引く動きを繰り返します。これにより肩甲骨周辺の柔軟性が向上し、肩関節がスムーズに動きやすくなります。
- 1日3回、1回10〜20回を目安
◆ 回復期(痛みは和らいできたが動きにくさが残る時期)のセルフケア
回復期は肩の可動域を広げ、筋力を少しずつ回復させる段階です。過度な負荷をかけず、丁寧な運動を継続しましょう。
1. 肩回し運動(円運動)
肩を「前回し」「後ろ回し」とゆっくり回す運動は、関節包の癒着を防ぎ、柔軟性の回復に効果的です。
- 毎朝・毎晩 各10回ずつ
2. 指歩き運動(ウォールウォーク)
壁に指を添え、指先を使って肩を上へと動かす練習。少しずつ可動域が広がっていきます。
- 痛みを感じない高さまででOK
- 毎日1〜2回
よくあるご質問(Q&A)
Q. 五十肩は放っておけば自然に治りますか?
A. 自然に軽快するケースもありますが、約1〜2年かかるといわれています。適切な治療を受けることで、早期改善が期待できます。
Q. 名古屋市千種区池下で夜間診療は対応していますか?
A. なごみ鍼灸接骨院・池下院では平日19:45まで受付しており、お仕事帰りでも安心してご来院いただけます。
まとめ|五十肩(四十肩)は早期対応が鍵です
五十肩(四十肩)は、適切な治療と日常のケアにより、早期の改善が十分に可能な疾患です。
特に名古屋市千種区池下にお住まいで、日々の生活やお仕事で肩に負担がかかっている方は、痛みを我慢せずお早めにご相談ください。
私たち、なごみ鍼灸接骨院・池下院では、「その痛みには理由がある」をモットーに、
一人ひとりに合わせた施術と丁寧な説明で、五十肩(四十肩)の根本改善を目指しています。

ご予約・お問い合わせはこちら
📍なごみ鍼灸接骨院・池下院
📞052-753-7063
🚇地下鉄池下駅から徒歩2分
🕐平日 9:00〜12:15 16:00~19:45 土曜 8:30〜12:00 15:00~18:00
🎁初回施術特典あり
記事監修者:宮原 雅彦
柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師(国家資格)・専科教員資格(柔道整復師養成校教員資格)
コメント:五十肩は、施術をすることにより確実に良くなる症状です。
不安な時は、お気軽にお声かけください。
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