五十肩の自宅でできるケアをご紹介|守山区小幡にあるなごみ針灸整骨院

代表施術者:厚生労働省認可 柔道整復師 宮原雅彦

交通事故後の治療・リハビリも自信があります

2,000年創業の豊富な施術実績!名古屋市に5院展開!

五十肩の自宅でできるケアをご紹介|守山区小幡にあるなごみ針灸整骨院

・目次

2025/08/29

皆さま、こんにちは。
名古屋市守山区小幡にある なごみ針灸整骨院小幡院 のスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、多くの患者様からご相談いただくお悩みの一つ、五十肩(四十肩) について、特に ご自宅でできるセルフケア に焦点を当てて詳しくご紹介していきます。

五十肩は「時間が経てば治る」と思われがちですが、正しいセルフケアを取り入れることで、痛みの緩和や回復スピードの向上、再発予防に大きな効果が期待できます。
この記事では、

  • 五十肩の基礎知識

  • セルフチェック方法

  • 日常生活での注意点

  • 自宅でできる具体的なセルフケア体操

  • ストレッチ、温め方、姿勢改善法

  • よくある質問Q&A

  • 当院でのサポート内容

などを、丁寧に解説していきます。


五十肩(四十肩)とは?

まずは五十肩の基本を簡単におさらいしておきましょう。

◇ 定義

五十肩(四十肩)は医学的には 肩関節周囲炎 と呼ばれ、40〜50代を中心に発症しやすい肩の痛み・可動域制限の総称です。

◇ 主な症状

  • 肩を動かしたときの鋭い痛み

  • 夜寝ているときのズキズキとした痛み(夜間痛)

  • 腕を挙げられない、背中に手を回せないなどの可動域制限

  • 服の着脱、洗髪、洗濯物を干すなどの日常動作が困難

◇ 原因

  • 加齢による腱や靭帯の柔軟性低下

  • 肩関節を動かす筋肉(特にインナーマッスル)の弱化

  • デスクワークや猫背などによる姿勢不良

  • 運動不足

  • 血行不良や代謝の低下


五十肩の経過(時期別の特徴)

五十肩は自然経過をたどることが多く、大きく3つの時期に分けられます。

  1. 急性期(炎症期)
     肩の動きに関わらず痛みが強い。夜間痛が特徴。

  2. 慢性期(凍結期)
     痛みは落ち着くが、肩の動きが大きく制限される。

  3. 回復期(解凍期)
     徐々に可動域が戻っていく。リハビリやセルフケアで改善が早まる。

※ この流れは一般的であり、症状や期間には個人差があります。


セルフケアが大切な理由

「放っておけば治る」と言われることもある五十肩ですが、何もせずに自然回復に任せると、1〜2年かかるケース も少なくありません。
その間、肩の可動域が制限されたまま過ごすことで、筋力低下や姿勢の悪化、日常生活の不便さが長引く可能性もあります。

正しいセルフケアを行うことで、

  • 炎症を悪化させない

  • 痛みを軽減する

  • 筋肉や関節の柔軟性を保つ

  • 回復を早める

  • 再発を予防する

といった効果が期待できます。


自宅でできる五十肩セルフケア

① 急性期のセルフケア(痛みが強い時期)

この時期は「無理をしないこと」が大前提です。

  • 安静を保つ:無理に動かさず、痛みの出る動作は避ける。

  • 患部を冷やす:ズキズキ痛む時は保冷剤や冷湿布で10〜15分冷却。

  • 夜間痛対策:抱き枕やタオルを脇に挟み、肩の負担を軽減。


② 慢性期のセルフケア(動きが硬い時期)

この時期は「動かして柔軟性を取り戻す」ことが大切です。

▽ 温める習慣

  • 入浴で肩をしっかり温め、血流を促進。

  • 蒸しタオルを肩に当ててからストレッチを行うと効果的。

▽ ストレッチ・体操

  1. 棒体操(タオルや傘を使用)

    • 両手で棒を持ち、痛くない範囲で前に上げ下げ。

    • 横に開いたり、背中に回したりする動きも有効。

  2. 振り子運動

    • テーブルに手をつき、反対の腕をぶら下げて小さく円を描くように揺らす。

    • 重力を利用して肩関節をゆるめる。

  3. 壁歩き体操

    • 壁に向かい、指先を壁につけ、少しずつ指で壁を歩かせて上に伸ばす。

  4. 肩甲骨の運動

    • 両肩をすくめて下げる、前後に回す。

    • 肩甲骨周囲の血流改善に効果的。


③ 回復期のセルフケア(可動域を広げる時期)

  • ゴムバンド(セラバンド)を使った筋トレ

  • ペットボトルを持った軽い負荷運動

  • ラジオ体操のような大きな肩の動き

少しずつ筋力と可動域を取り戻し、再発予防へとつなげます。


日常生活での注意点

セルフケアと並行して、普段の生活習慣にも気を配りましょう。

  • 猫背姿勢を避け、背筋を伸ばして生活

  • デスクワークでは1時間に一度は肩を回す

  • 重たい荷物は片側だけで持たない

  • 睡眠時の体勢を工夫(仰向けや反対側を下にする)


よくある質問(Q&A)

Q1. 痛みがあるのに動かしても大丈夫?
A. 急性期の強い痛みは無理せず安静を。慢性期以降は「痛気持ちいい範囲」での運動が効果的です。

Q2. サプリや食事で改善する?
A. ビタミンD、カルシウム、タンパク質は筋肉や骨の健康を支えます。バランスの良い食事を心がけましょう。

Q3. 再発しないためには?
A. 姿勢改善と肩周囲の筋肉強化が大切です。当院での施術+ご自宅でのセルフケアで予防が可能です。


当院でのサポート内容

なごみ針灸整骨院小幡院では、

  • 鍼灸治療による炎症・痛みの緩和

  • 手技療法による筋緊張の改善

  • 姿勢矯正による根本改善

  • 自宅でできるオーダーメイドセルフケア指導

を行っています。


症例紹介(実際の患者様ケース)

症例1:洗濯物が干せない主婦(50代女性)

  • 来院時:肩を90度以上上げられず、夜も痛みで目が覚める

  • 施術:鍼灸+手技+温熱療法を週2回

  • セルフケア:壁歩き体操、振り子運動、温熱ケアを指導

  • 経過:3ヶ月で夜間痛が消失、半年で洗濯物が干せるように

症例2:デスクワークで悪化した会社員(40代男性)

  • 来院時:パソコン作業で肩が固まり、背中に手を回せない

  • 施術:猫背矯正+肩甲骨はがし

  • セルフケア:肩甲骨ストレッチ、タオル体操

  • 経過:2ヶ月で可動域改善、4ヶ月でジョギング再開

症例3:趣味のゴルフを諦めていた60代男性

  • 来院時:スイング動作で強い痛み、クラブが振れない

  • 施術:鍼灸+筋膜リリース

  • セルフケア:ゴムバンドトレーニング

  • 経過:半年でゴルフに復帰


患者様の声

  • 50代女性
    「夜に痛くて寝られなかったのが、先生に教えていただいた抱き枕の工夫でぐっすり眠れるようになりました。」

  • 40代男性
    「パソコン作業中にストレッチを取り入れるようになって、仕事の効率も上がりました。」

  • 60代男性
    「セルフケア体操を習慣化したら再発せずにゴルフを続けられています。」


姿勢改善エクササイズ詳細

五十肩の大きな原因の一つが 猫背や巻き肩 です。
ここでは、セルフでできる姿勢改善法をご紹介します。

① 胸を開くストレッチ

  • 壁に手を当てて胸を張る

  • 20〜30秒キープ

② タオルを使った肩甲骨ストレッチ

  • 両手でタオルを持ち、頭上で上下に動かす

  • 痛みのない範囲で行う

③ 壁スクワット

  • 壁に背をつけ、両腕を上げた状態でスクワット

  • 猫背矯正と股関節強化を同時に行える

④ 肩甲骨はがしセルフ運動

  • 両腕を大きく回して肩甲骨を動かす

  • 「背中から腕を動かす意識」で


生活習慣アドバイス

睡眠

  • 抱き枕やタオルを活用して肩の負担を軽減

  • 横向き寝のときは痛い側を上に

デスクワーク

  • 1時間ごとに肩回しやストレッチ

  • ディスプレイは目線の高さに

家事

  • 高い位置にある物を無理して取らない

  • 重い洗濯物は分けて持つ

食生活

  • 筋肉や腱の修復を助けるタンパク質(魚・肉・豆類)

  • 抗酸化作用のあるビタミンC(野菜・果物)

  • 血流改善に役立つEPA・DHA(青魚)


五十肩セルフケア体操・ストレッチ集

① 振り子運動(コッドマン体操)

体を前に傾けて腕をぶら下げ、時計の振り子のように揺らす

  1. テーブルや椅子に片手を置き、腰を軽く前に倒します。

  2. 痛い側の腕は力を抜いてダランと下げます。

  3. 体を揺らすようにして、腕を小さな円を描くように前後左右に10〜20回動かします。

👉 ポイント:

  • 腕そのものを動かそうとせず、体の揺れで自然に腕が振れるようにします。

  • 痛みが強いときは、円の大きさを小さくしてOK。


② 壁歩き体操

壁をクモのように指で登っていく

  1. 壁の前に立ち、指先を壁につけます。

  2. 指を1本ずつ動かすように「壁を登る」イメージで少しずつ上に伸ばしていきます。

  3. 痛みが出る手前で止め、5秒キープしてからゆっくり下ろします。

👉 ポイント:

  • 指先で壁を歩かせる感覚を意識。

  • 1日2〜3セット行うと、少しずつ可動域が広がります。


③ タオル体操(背中タオルストレッチ)

片手でタオルを上から、もう片方は下から持ち、背中で引っ張り合う

  1. 長めのタオルを用意します。

  2. 痛みのある方の手でタオルの下端を背中側から持ちます。

  3. 反対の手はタオルの上端を頭の後ろから持ちます。

  4. 上の手でタオルをゆっくり引き上げ、下の手は無理のない範囲で引っ張られます。

👉 ポイント:

  • 痛みが強ければ無理せず、タオルを長めにして緩やかに行いましょう。

  • 背中で「後ろ手に回す動き」が改善されます。


④ 肩甲骨はがしストレッチ

肘を曲げて、後ろから誰かに肩甲骨を押し広げてもらうような動き

  1. 両肘を90度に曲げて脇を軽く締めます。

  2. 背中の方で肩甲骨を寄せるように胸を張ります。

  3. 次に、逆に背中を丸めて肩甲骨を外に広げます。

  4. この「寄せる」「広げる」をゆっくり10回繰り返します。

👉 ポイント:

  • 鏡を見ながら肩甲骨が動いているのを意識すると効果アップ。

  • デスクワーク中のリフレッシュにも最適。


⑤ ペットボトルを使った軽負荷運動

ダンベルの代わりに水の入ったペットボトルを持って腕を横に広げる

  1. 500mlのペットボトルに水を入れて持ちます。

  2. 痛みのない範囲で腕を横に広げ、ゆっくり下ろします。

  3. 10回×2セットを目安に。

👉 ポイント:

  • 無理に上げきらず、肩より少し下の高さでもOK。

  • 回復期におすすめの筋力強化法です。


⑥ タオル胸開きストレッチ

バスタオルを丸めて背中に敷き、胸を広げる

  1. バスタオルを筒状に丸め、床に縦向きに置きます。

  2. その上に背骨を沿わせるように寝転びます。

  3. 両腕を「大の字」に開いて、胸を気持ちよく伸ばします。

👉 ポイント:

  • 猫背改善にも効果的。

  • 就寝前に1〜2分行うとリラックスできます。


まとめ

五十肩のセルフケアは「痛みを悪化させない工夫」と「徐々に可動域を広げる体操・ストレッチ」の両方が重要です。

今回ご紹介した体操は、図解的なイメージを持って取り組むことで安全かつ効果的に行えます。

  • 急性期 → 無理せず冷却と安静

  • 慢性期 → 壁歩き・振り子・タオル体操で可動域改善

  • 回復期 → ペットボトル筋トレや肩甲骨ストレッチで再発予防

当院では、これらのセルフケアを患者様の症状に合わせてカスタマイズし、施術と組み合わせてご提案しています。

「自分にはどの体操が合うのかわからない」「セルフケアをやってみたけど不安」という方は、ぜひお気軽に なごみ針灸整骨院小幡院 にご相談ください。

ブログ監修者: 瀬上正幸

コメント: 小幡院からの情報と交通事故関連のブログを監修していきます!交通事故にあってしまったら「なごみグループ」にご相談ください。

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