肩こりと枕が及ぼす関係性とは
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2022/06/02
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院の比嘉です。
今回は、肩こりと枕が及ぼす関係性についてご紹介したいと思います。
肩こりとは
肩こりはどのような状態になっているのかというと、僧帽筋や肩甲挙筋といった肩と首周囲の筋肉が、長時間同姿勢や不良姿勢などで硬くなり、筋肉の過緊張や血行不良を引き起こしている状態です。だるさや重さ、痛みや吐き気さ、さらには頭痛やめまいを併発するケースもあります。
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院で多くの肩こり患者様を診ていますが、ほとんどの方がデスクワークや長時間の運転、子供の抱っこや授乳などの継続的荷重などが原因で発症しています。
メカニズム的には、猫背や巻肩になることで背中や肩の筋肉が常に突っ張り、硬くなってしまいます。さらに猫背は後ろ重心が優位となる傾向が強いので、身体の後ろ側にあるふくらはぎや腰、背中の筋肉が姿勢維持のために常時緊張してしまいます。
猫背の方は頭を前に出して姿勢を維持しようとする傾向もあるので、頭の重さを首が支えるということも肩こりの原因とされています。
また、日常生活環境で緊張状態が続いてしまうケースもあります。
日々ストレスを感じている方や力みやすい方、緊張しやすい性格なども影響があるかもしれません。
要するにできるだけ副交感神経というリラックス神経を働かせていたいのですが、リラックスや脱力がどうしてもできずに交感神経(緊張した時の神経)が優位になってしまっている方が多いように感じます。
歯の噛みしめや歯ぎしりを経験する方も多いと思いますが、肩の力を抜いて脱力している状態をイメージしていることが重要になります。
肩こりと枕の関係性
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院で、多くの患者様から「枕や寝具が合わない!」という言葉をお聞きします。
高さや硬さなど個人で合う合わないが難しいイメージのある枕ですが、理想的にはどのようなものがいいのでしょうか。
高さに関しては、基本的に顔の面が天井や床と平行になると理想とされています。
しかし、これは頚椎の角度が解剖学的に正常で、歪みがほとんどない状態でのことなので、不調を訴える歪みが大きい方には必ずしも一致することはないでしょう。
かなり猫背が強く、首が前に出ている方は、高さが通常よりも高い方が良いですし、ここからさらに材質や冷感、高反発などの感覚も合わさるとなかなか完全にフィットするというところは難しいかもしれません。
個人的には首や背中に負荷が来ない状態で、顔の面が床と平行にあり、何度か寝てみて寝苦しくないものがベストであると思います。
要するに、理論や理想よりも何度か試してみることがベストだということです。
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院では、個人に合わせて枕や姿勢の指導を行っておりますので、お困りの方は是非ご相談ください。
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