雪道以外でのスタッドレスタイヤ使用は危険です
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2018/03/05
こんにちは。スタッフの高橋です。
一月は名古屋でも雪が降り、スタッドレスタイヤに履き替えた方も多いのではないでしょうか。
これから春に向けてだんだんと暖かくなり始めるこの時期、雪が降る予報も出ていないのに「タイヤ交換が面倒だから」「古くなったから、このまま履き潰してしまおう」と、スタッドレスタイヤのままになっていませんか?
雪で滑りにくくなるなら雨でも大丈夫?…ではないんです。
スタッドレスタイヤの構造は、簡単に言うと、溝が大きく素材もノーマルタイヤより柔らかいので、雪や氷をがっちり掴みながら走っています。
なので雨では溝に大量の水が入り、タイヤと地面の間に水の層ができてしまいます。それにより逆に滑りやすくなってしまうのです。
これがハイドロプレーニング現象です。
スタッドレスタイヤの制動距離(ブレーキを踏んでから車が停止するまでの距離)は、乾燥路ではノーマルタイヤ装着時に比べ1.3倍、路面が濡れている状態では2倍になると言われています。
他にも…
冬場シーズン以外のスタッドレスタイヤ使用のデメリット
1.グリップ力・カーブでの安定感が弱いため、高速走行に向かない
2.燃費が悪くなる
3.走行時に車内で感じるタイヤ音の増大
などがあります。
路面やシーズンに合ったタイヤを選び、こまめに履き替えて、安全運転を心掛けましょう。
交通事故でお体でお悩みの方は「なごみグループ」まで、ご相談ください。