雨の日の交通事故
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2018/10/11
こんにちは。なごみ鍼灸接骨院の大屋です。
最近は、まだまだ台風が来たりと雨も多いですね。
ドライバーの皆さんにとっては、雨の中を走行する機会が多くなり、いつもよりも慎重な運転が必要になってきます。
では、実際、雨の日は、どんな事故が多く、どうすれば事故を防ぐことができるのでしょうか?
そこで、今回は雨の日の事故防止についてお話させていただきます。
雨の日に多い事故は?
雨天時の事故の中でも特に多い事故は「スリップによる事故」、「見えないことによる事故」になります。
「スリップによる事故」
スリップによる事故の多くは速度オーバーによるものが多く、カーブした道路での発生が大半を占めているそうです。
速度オーバーのままカーブに進入することや、カーブの手前で急に減速する、カーブの終わりで急に加速する、などの運転をしないようにしましょう。
また、直線単路であっても、水溜りのあるところで速度を出し過ぎていると思わぬスリップ事故を起こすこともありますので、十分注意が必要です。
さらに、追い越しする時や車線変更も気をつけましょう。
追い越しや車線変更は、急加速することが多く、これによりスリップの原因になります。
以上のことから雨の日は、いつもより最低2割は減速して走行することや、追い越しや車線変更をなるべくしないように心掛けていきましょう。
「見えないことによる事故」
見えないことによる事故は、横断歩道を通行中で昼間より夜間に多発する傾向があります。
一番多いのは深夜1時~2時、次いで17時~24時の間になります。
夕方から深夜にかけて、歩行者を見落としてしまうので、注意が必要ですし、歩行者の方は自動車からは見えていない可能性があることを十分認識して、横断することを心掛けましょう。
また、雨天時には交差点を右折する時に歩行者の存在に気付くのが遅れてしまう事により、事故となるケースが多いそうですので、周囲に十分気を配りながら運転することを心掛けましょう。
また、雨の日にライトを点灯して走行すると、他車や歩行者などから発見されやすかったり、前方の車がバックミラーで後方の車を容易に確認できるなどのメリットがあります。
雨の日は、ライトを積極的に点灯して、自分の存在を周りに知らせていきましょう。
その他にも、タイヤの溝が少なくなっていたり、フロントガラスが汚れていたりするとスリップや歩行者を認識するのが遅れたりするので、気を付けていきましょう。
このように、雨が降るだけで交通事故のリスクは上がります。
自動車を運転する人はもちろんですが、車を運転しない人も雨の日は事故に巻き込まれやすいことを認識し、歩行する際は十分に気を付けていきましょう。