オスグッド病って何?
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2018/10/01
こんにちは!なごみ整骨院グループの常峯です。 少しずつ肌寒くなってきましたね。この時期は肉離れやぎっくり腰が起きやすいので注意してくださいね! 今月から膝痛についてブログを書いていきたいと思います。はじめにオスグッド病についてまとめていきます。オスグッド病って?
小中学生男子に多い足の筋肉の使いすぎよる成長期のスポーツ障害です。主に膝のお皿の下に痛みが強く出ます。成長期は身体がどんどん大きくなっていきますが、骨と筋肉では成長するスピードが違うのです。筋肉は骨に比べて成長するスピードが遅く、骨ばかりがどんどん伸びていってしまいます。それに加え部活動での運動による太ももの筋肉の柔軟性の低下により膝のお皿やお皿の下にある筋肉の付着部を引っ張ってしまい痛みが起きるのです。
どんな人がなりやすい?
代表的なスポーツはサッカー、陸上競技、バスケットボール、バレーボールなどダッシュやジャンプの多い競技では原因である太腿の筋肉への負担が大きくオスグッド病になりやすいと言われています。ですが他の競技でならないか、と言われたらそうではなくどの競技でも起こりうる疾患です。また成長期に入り、急激に身長が伸びた学生は要注意です。特に大した負担をかけていなくても節々が痛むことがあります。
症状は?
オスグッド病の症状はまず痛みです。膝のお皿の下がズキズキ痛みます。最初期は運動すると痛みが出ますが、症状が進んでいくと膝を曲げる動作だけでも痛みが出るようになります。また熱感(熱を持ってる感じ)がしたり、お皿のしたが腫れている、押すと痛いなど感覚や見た目にも変化が現れます。
対処法は?
運動をして痛みが出たらまずアイシングです。アイシングをすることで炎症を最小限に抑えることができます。そして休息です。一時的にでも運動を中止し休憩を取ることで筋肉への負担が減り、緊張が取れ痛みが出にくくなります。痛みが落ち着いてきたら、太ももの筋肉を伸ばすストレッチなどを行うとさらに効果があります。
なごみ整骨院グループでの治療方法は?
痛みの原因である膝下の炎症を抑えることと、根本的な原因である太ももの筋肉の柔軟性を高める治療を行っていきます。痛みの起きている局所や原因の筋肉には超音波治療や鍼治療などを行い炎症を抑え、柔軟性を高めていきます。また同時に姿勢矯正を行うことで身体全体への負担を減らし痛みの出にくい体を作っていきます。治療を先延ばしにしてしまい、おとなになっても膝の痛みに苦しんでいる方が見えます。「成長痛の一種だから」と軽く見ず、今できる治療をしていきましょう!