打ち切り宣言がきた!!
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2018/10/12
こんにちは!なごみグループの髙栁です。
今回は、交通事故治療の打ち切りについてお話します。
交通事故に遭って、整形外科や接骨院で治療を受け、交通事故の被害者側であれば、加害者側の保険会社さんに対して治療費を請求する権利が認められています。しかし、治療が長引くと保険会社さんから「これ以上の通院は必要ない」と判断されて治療が受けられなくなり、補償の支払いも打ち切られてしまうケースが多くあります。「まだ身体が痛いから治療を受けたい」と思っているにも関わらず、保険会社さんから一方的な判断で悩まされている方がいます。
打ち切られる理由
交通事故の被害者が病院などで治療中に、保険会社さんから打ち切りを判断されるには、治療に要する期間について一定の目安があるからです。実際に遭った交通事故のケースや今までの治療の事例から対応を打ち切るタイミングを決めています。
治療費を打ち切られやすい状況とは?
・完治の目安期間がある負傷
むちうち症や打撲は交通事故の典型的なケガです。保険会社さんは過去の状況から治療に要する期間について一定の目安があります。打撲は、1ヶ月~3か月でむち打ち症は3か月~6ヶ月です。
・通院を怠ってしまっている方
整形外科や接骨院の通院頻度が不定期や少数の場合、治療の必要性について保険会社さんが疑問を持つのは当然です。このような場合通院の必要性がないと判断されてしまうケースが多いです。特に、通院と通院の間が1ヶ月以上空いてしまっているような場合は、事故との因果関係について問われてしまうことがあります。
治療の打ち切り=治療の終了ではない
治療が必要がどうかは、病院の担当医と被害者が相談をしながら判断します。保険会社さんは、医学的な根拠で適切な判断はできません。
治療費の打ち切りの連絡が来た場合
病院の担当医がまだ治療を続ける必要があると判断している場合、医師から保険会社さんに説明をしてもらうことで治療を継続することの交渉がスムーズになります。治療の必要性を医学的観点から説明してもらうことで保険会社さんも検討してくれると思います。「あとどれくらいの治療期間が必要か」を明確にしておくことで保険会社さんとのやり取りがスムーズになります。治療の打ち切りを宣告されたら、まず担当医の相談することをおススメします。
なごみは交通事故治療専門院
なごみは、交通事故治療に詳しいスタッフが在籍しています。交通事故後の手続きや保険会社さんとのやり取りのお悩みをしっかり解決できるようにサポートいたします。