膝痛で歩くと痛い内側の部分。良くなる方法は?
目次
2019/07/09
多くの方が悩まされる膝痛、階段の昇降時や歩行時、スポーツやる方ならランニング時やジョギング時に痛みが出てくることがあります。
膝痛が出るタイミングや痛む場所は人それぞれだと思います。
そのような膝痛の時、何が考えられるのでしょうか?
変形性膝関節症初期症状かも
膝が痛くなる要因としてO脚や股関節の動きの悪さがあげられますが、特に脚をくっつけた時に膝蓋骨が内側に向いている方は、歩行する時に内側に負荷を掛けながら歩行を繰り返します。
長年この歩き方をすると膝の軟骨がすり減る要因となり内側に痛みが出てきます。
これが変形性膝関節症なのです。
変形性膝関節症の初期の症状は歩いたり、階段の昇り降りで痛みが出ます。しかし、膝を動かさなければ痛みが出ないので変形性膝関節症と思わない方が殆どです。
多くの方は痛みが出ると身体を動かさなくなりますが、身体を動かさなくなると筋力が低下していきます。筋力が低下すると力が弱くなるので、体重をうまく支えれなくなり余計に痛みが出るようになってしまいます。
また、筋力が少なくなってしまうと日常生活を含め活動することも大変になってしまいます。痛みがあるので動かさない、という良かれと思った行動が筋力低下をはじめとする悪循環を生んでしまうのです。
なので、初期の段階で筋トレをして悪化を防ぎましょう。しかし、一概に筋トレと言ってもハードなトレーニングではなく、簡単にできるトレーニングから始めましょう。
特に継続する事が何よりも大事です。症状が進行してからの筋トレのほうが膝にかかる負担が大きい為、かなり厳しく辛くなります。
良くなる方法は?
1.筋力トレーニング
A.大腿四頭筋トレーニング
膝関節に最も関係する筋肉は大腿四頭筋です。四頭筋を鍛えるうえで重要なのがスクワットです。なのでご自宅でスクワットを行いましょう。スクワットと言っても膝に負担をかけることはしません。立った姿勢でテーブルや椅子の背もたれに両手を軽く乗せて脚を肩幅くらいに開き、両膝を少し曲げる動きを10回×3セット行いましょう。慣れてきたら回数やセット数を増やしていきましょう。
B.股関節筋トレーニング
股関節は身体を支えるうえで重要な関節で、ここに付く筋肉がしっかりと使えているかどうかが膝の痛みの有無を左右しているといっても過言ではありません。特に臀部の筋肉がとても重要です。トレーニング方法として外転筋トレーニングがあります。外転筋トレーニングの方法は、まず横向きになり脚を前後に開きます下にある脚は軽く曲げておきます。後は、上の脚を上下に動かすのみです。注意点として脚を上げる際に腰が反らない様にすることと上げた脚が腰より後ろに来るようにすることです。初めのうちは5回×3セットを目指して行いましょう!
それでも難しいという方は脚の間に枕を挟み負荷を減らして行っていきましょう!
2.ストレッチ
A.ハムストリングスストレッチ
変形性膝関節症の時は筋力トレーニングだけでなくストレッチも効果的です。
セルフケアでも痛みが改善しない時の当院での施術
当院での考え方は痛みが出てきてしまうのは身体の構造と機能が崩れてしまっている為と考えています。
(ここでの機能とは人間が本来持っている自然治癒能力のことで構造とは身体の歪みのことを指します。)
特に、膝関節に負担が掛かってしまうのは身体のバランスが崩れてしまい股関節の動きが悪くなっている為に股関節の動きを代償しようとして膝関節が身体を支えようとするために痛みが出てしまうと考えています。
施術として、崩れてしまったバランスを整える施術を行い股関節の動きを良くしていきます。
同時に身体を支えるために必要な体幹の筋肉や膝関節周囲筋の筋力UPを図るためにEMSトレーニングを加えより痛みが出にくい身体づくりを行っています。
投稿者
所属院 なごみ鍼灸接骨院 砂田橋院
名前 奥村 茂之
所有資格 柔道整復師
更新日 2019年7月4日