むち打ち!症状?むち打ちの種類紹介
目次
2021/07/13
名古屋市昭和区御器所にあるなごみ鍼灸接骨院御器所院 岩崎です。
今回の事故症状ブログではむち打ち症の種類、症状などについてお話したいと思います。
むち打ち症の種類とは?
むち打ち症は交通事故でもっともよく見られる障害ですが、実はむち打ち症というのは正式な病名ではありません。
『頸椎捻挫』や『むち打ち損傷』とも呼ばれ、原因はどれも交通事故によって体幹へ加わった衝撃による頸椎の過伸展や過屈曲強制ですが、症状によって4種類に分けられます。
①頸椎捻挫型
交通事故のむち打ち症で最も多いパターンの症状です。
主な症状としては頭痛や首の痛み、コリ、頸椎の運動制限などが挙げられます。
特に首の周囲は伸展させると痛みが強くなる傾向にあるのが特徴です。
②神経根型
事故により頸椎の神経根が傷つけられて頚神経根症状を呈します。
頚神経根とは脊髄から出る8対の神経の根元の部分です。
ここが事故によって傷つくと運動や感覚に様々な障害が発生します。
主な症状としては、首だけでなく腕までのしびれや痛み、だるさや、顔面や手の指に感覚異常が表れるのが特徴です。
③バレリュー型
自律神経症状が特徴のむち打ち症です。
事故によって頸椎だけでなくその中の自律神経や椎骨動脈が傷ついてしまった場合に発症します。
椎骨動脈は脊柱の横突孔と呼ぶ部位を上行する太い血管で脳の後ろ四分の一を栄養している大変重要な欠陥です。
ここが障害を受けると脳への血行が滞り、めまい,耳鳴り,頭痛,記憶障害,倦怠感,吐き気等が生じたりします。
また自律神経も障害を受けることによって上記の症状が慢性化する傾向にあり、治療が非常に長引くことがあります
④脊髄症状型
神経だけでなく脊髄まで損傷した場合の症状です。
主な症状として腕や下肢のしびれや痛み、また、大きな特徴として歩行障害が見られます。
また、ほかの三つの症状と違って病態が下半身にまで及ぶことがあり、胴,下肢の機能障害や膀胱・直腸障害が発生して、排尿や排便が困難になったりと症状は多岐に及びます。
いかがでしたでしょうか?
むち打ちでお悩みの方はこの中にご自分に当てはまる症状はありましたか?
むち打ち症は基本的には保存療法が原則とされていますが、当院では症状を緩和して完治を早くできる治療をたくさん用意しております。
むちうちでお悩みの方は是非一度名古屋市昭和区御器所にあるなごみ鍼灸接骨院御器所院にご相談ください。
名古屋市昭和区御器所のなごみの交通事故治療について詳しくはこちら
名古屋市昭和区御器所駅近くのなごみ鍼灸接骨院御器所院はこちら