ぎっくり腰の原因のメカニズム
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2021/08/02
名古屋市昭和区吹上駅近くのなごみ鍼灸接骨院吹上院の髙栁です。
こんにちは!
今回は、「ぎっくり腰に多い筋筋膜性」についてご紹介していきます。
筋筋膜性腰痛とは?
筋筋膜性腰痛とは、不良姿勢や長時間の同一姿勢の影響で腰の筋肉の過緊張やそれに伴う筋線維の損傷をして起こる腰痛のことです。
神経学的検査でも脊椎や椎間板などの関節部に異状が見当たらないにも関わらず腰に痛みがある状態のことを言います。
初期症状として、腰の周辺に軽い痛みを感じるほか、腰の重だるさや腰が張るなどの不快感が生じていきます。
痛みがおこるメカニズムとは?
筋肉に激しい負荷がかかり損傷したときに筋肉痛の症状が現われます。筋肉痛は誰もが経験したことがありますよね。
正常であれば数日から数週間で回復しますが、この回復過程でより強い負荷がかかったり、冷えなどの影響で血液循環が悪くなると筋肉が拘縮状態になり痛みを発生し続けます。この状態を「筋硬結」と呼びます。
筋肉に筋硬結が発生するとその部分で酸素欠乏が起こります。
酸素欠乏が発生すると血液中の血漿からブラジキニンという発痛物質などが生成されます。
それが知覚神経の先端にある痛みを感じるセンサーの役割がある所に取り込まれ、痛みの電気信号が変わり神経を伝い脳にまでいき、痛みを感じるようになります。
要因となるもの
筋筋膜性で深く関わりがあるのが腸腰筋の拘縮(持続性収縮)になります。
筋肉は、正常であると伸びたり縮んだりをして動きます。それが、縮んだまま伸びにくくなってしまう(持続性収縮)と様々な問題が起こってきます。
腸腰筋は、腸骨筋や大腰筋とまとめて『腸腰筋』と呼ばれいる筋肉です。
腸腰筋は、背骨の左右にあり、直立姿勢時に骨盤を前傾位に保ったり、股関節を曲げたり上体を前に曲げたりする役割をします。
この筋肉が脊柱起立筋、広背筋などの背中側の筋肉と拮抗しながらバランスを保っているのです。
腸腰筋が拘縮すると、このバランスが崩れ腰に大きな負担がかかってきます。
なので腸腰筋という筋肉が非常に重要になってくるのです。
名古屋市昭和区曙町のなごみ鍼灸接骨院吹上院では・・・
名古屋市昭和区吹上駅近くのなごみ鍼灸接骨院吹上院では、まず症状から今どの部分に負担がかかっているのかを鏡を使いながらお伝えしていきます。
その後、治療として根本改善の為に矯正治療や局所的なアプローチとして超音波治療や鍼灸治療を行い痛みを取り除くように行っていきます。
もし、腰痛でお困りであればなごみ整骨院グループにご相談ください!