肩こり解消と枕の関連性について
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2021/08/30
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院の比嘉です。
こんにちは!
今回は、肩こり解消と枕の関連性についてご紹介致します。
慢性的に肩こりがあり、頭痛や吐き気、呼吸がしにくい等の症状がある方は是非参考にしてみてください。
肩こりの病態
そもそも肩こりになりやすい方はどのような人なのでしょうか。
一般的に肩こりは、ほとんど自覚していない方が多いため、自分は肩がこらないと言っている方でも、ガチガチに肩や背中が凝り固まっている方も珍しくありません。
無意識下で、常に力みやすい方や、緊張しやすい方は肩こりが慢性的に起こりやすいと言えます。
そもそも肩こりがどういった状態になっているかというと、肩の筋肉の緊張が持続的に高まっており、血流不良や関節の可動域減少、筋肉疲労、末梢神経の損傷などの要因が絡まり合い、重さやだるさ、痛みを引き起こすものです。
なので、常に力が入っている状態は肩こりを悪化させる要因となってしまいます。
要するに肩こりを改善したいという方は、寝ている時はできる限りリラックスして快適な状態を維持する必要があり、起きている時も肩の緊張が長時間続くことは可能な限り減らして、適度に動かす(運動やストレッチなど)必要があるのです。
肩こりと姿勢の関連性
寝ても覚めても肩や背中にだるさを感じ、全身倦怠感に襲われる方も現代では多いのではないでしょうか。
寝ている時の肩こりを引き起こす要素は、睡眠中の姿勢や動き、枕の高さ、寝具の質、睡眠前の状態などが関連します。
まず第一に姿勢ですが、普段から猫背で足を組み、肘をつきながらデスクワークをしている人が、寝る時だけ正しい姿勢でぐっすり眠れるでしょうか。特に猫背がひどい方は上向きで寝ると背中がベッドに突き刺さる状態になり、眠れないため横向きでしか寝られないことがあります。寝返りも妨げられ、快眠とは程遠い状態と言えるでしょう。
また姿勢で最も意識する背骨から自律神経が出るため、背骨の歪みは自律神経の不調を引き起こします。
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院でも、身体の不調が多い方にこそ睡眠の状態が悪い方が多いです。
普段から姿勢を意識しておくことは睡眠の質を上げる上で欠かせないことの一つです。
肩こりと枕について
最近では枕専門店があるほど、枕の高さや質は重要視されてきています。
ベッドやマットレスなどの寝具ももちろん広さがあり、身体が沈み過ぎず、適度な弾性があるものがベストですが、枕も同様に良いとされているものがあります。
そもそも人が上向きで寝る場合、首の角度は前屈も後屈もしないまっすぐな状態が好ましいとされており、基準となるのは顔の面が天井や床と平行になる状態とされています。
これは自分ではわからないことが多いので、家族の方に確認してもらうようにしましょう。
そしてこれは枕に頭が沈み込んだ状態でのことですので、沈み込む深さも重要になってきます。
最近は沈み過ぎないような高反発なものが流行っていますが、これは寝返りがしやすくなるというメリットもあります。
いびきをかく方や睡眠時無呼吸症候群の肩は、首の角度が悪いことが多いですので、一度確認してみましょう。
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院は、睡眠のお悩みはもちろん、肩こりや首の角度、全身の歪みに対して専門的な施術を行っております。
慢性的な肩こりでお悩みの方は、是非ご相談下さい。