むち打ち症治りにくい?なごみは専門院
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2021/08/30
名古屋市守山区小幡にあります、なごみ針灸整骨院の松岡です。
本日はなごみ交通事故ゼロの日です。
現在、交通事故治療で当院に通われている患者様のお悩みの多くはむち打ちによる痛みです。
『むちうち症』の主な負傷原因は交通事故ですが、他にはスポーツや労災事故によって発生することもあります。
正式には『頸椎捻挫』『外傷性頸部症候群』と言われています。『頸椎捻挫』という病名から分かるように、骨に異常はなく、頸椎周辺の靭帯・筋肉等の軟部組織のケガということになります。
『むちうち症』は治りにくいことが多く、患者様や社会全体にとっても大きなデメリットとなっています。
では、どうして『むちうち症』は治りにくいのでしょうか。
1.事故の発生状況
衝突時のエネルギーの大きさは、質量×速度です。1トン前後の自動車が衝突すると、たとえ時速10キロ程度でも、転倒や人どうしの衝突に比べ数十倍の衝撃になります。
また、追突された場合では、不意をつかれることが多く首に大きな運動エネルギーが加わり、ダメージを大きくします。
2.首の構造
頸椎は腰椎に比べかなり小さく貧弱です。さらに、上には大きな頭蓋骨が乗っています。骨格だけだとかなり不安定な構造になっています。
また頭部の重さは5~6キログラムあり、これを支えるために、首・肩・背中・胸の筋肉は緊張を強いられています。
平常でも大きな負担がある首ですが、その周辺の筋肉・靭帯に『むちうち症』が発生し傷つくことにより、痛みが取れにくくなるのは当然のことです。
3.筋肉緊張のスパイラル
『むちうち症』で特徴的な症状に『ストレートネック』があります。
事故の衝撃やその後に起きる痛みに反応し首の筋肉が収縮し、本来なら軽く前方にカーブしている頸椎がまっすぐになってしまいます。しなやかさを失った首は動きが悪くなり、筋肉も強い緊張が続き血行不良になり、さらに痛みが増します。
すると、その痛みに反応し、筋肉はさらに緊張していくという負のスパイラルに落ち込みます。
4.心因性
『むちうち症』が長期化すると、仕事・家庭内の人間関係に悪影響が出てくることがあります。さらに、損保会社や加害者との交渉が精神的ストレスとなり『うつ』状態に陥ってしまい、これが症状の長期化へつながることもあります。
これにより、PTSD(心的外傷後ストレス障害)が発症し、痛みを増加させることもあります。
このような症状がある場合は心療内科での治療も必要になります。
5.脳脊髄液減少症
『むちうち症』の典型的な症状に『不定愁訴』があります。
首肩が凝る・頭が痛い・気分が悪い・めまい・倦怠感等です。
実は『脳脊髄液減少症』という病気も上記の症状を訴えます。
脊髄神経は、『硬膜・くも膜』の二重の袋に入っていて、脳脊髄液で満たされています。
事故の衝撃で首が前後に振られた際に、その衝撃で穴(ピンホール)が開き、少しずつ脳脊髄液が漏れ出すために、脳の安定性が低下しさまざまな症状が出現することになります。
診断には専門の病院で脳MRI・RIシンチグラム検査等が必要です。
脳脊髄液減少症の合併がある場合を除いて、『むちうち症』は名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院の交通事故治療で回復します。なごみグループはむち打ち治療協会専門認定院です。
大切なのは、初期の安静・固定・冷却。
その後、動きの悪くなった関節・筋肉への治療や、血行不良を改善するための治療を行い、運動・ストレッチ、生活スタイルや姿勢の改善に取り組み、根気よく治療を続けることです。
名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院は交通事故治療と姿勢矯正を得意としています。
交通事故でお困りの方はご相談ください。
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