産後の腰痛と予防法、なごみの骨盤矯正
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2021/09/27
産後の腰痛と予防法、なごみの骨盤矯正
名古屋市守山区小幡にあります、なごみ針灸整骨院の松岡です。
産前・産後の腰痛は、女性のライフイベントである妊娠・出産における大きな問題であるとされ、お子さんを持つ多くのお母さん方が悩まされてきたものだと思います。
また、これから妊娠、出産を迎える方も心配点の1つだと思います。
しかし、産後腰痛に関しては原因や対策があまり知られておらず、どのように対応して良いのか分からないといった人が多くみえます。
今回は産前、産後の腰痛の特徴や簡単にできる予防法を解説していきます。また、名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院の産後骨盤矯正についても紹介致します。
産前・産後の腰痛の特徴
産前・産後の腰痛は大きく分けると3つの要因から生じていると考えられます。
1. 妊娠・出産に伴う姿勢の変化
2. 妊娠・出産に伴うホルモンの影響で、骨盤周囲の靭帯や筋肉が緩むことによる腰・骨盤の安定性低下
3. 妊娠・出産に伴い増加する精神的ストレス
産前、産後の腰痛は多くの要因が重なった結果として生じています。そのため、万人がこの理由によって生じているわけではなく、その他にも数多くの要因が関連しています。
しかし、上記3つは比較的多くの方に当てはまる要因です。
1. 妊娠に伴う姿勢変化としては、子宮が徐々に大きくなりお腹が前へ出てくることで、骨盤前傾・腰椎前彎(反り腰)になる方が多い傾向にはあります。しかし、実際には様々な見解があり、妊娠中の姿勢の変化の仕方や変化の程度は様々です。ただ、妊娠・出産に伴い背骨や骨盤のバランスに変化が生じ、負担が掛かりやすくなることは間違いありません。
2. 妊娠・出産に伴い子宮や骨盤周囲の靭帯・筋肉が緩くなります。これは妊娠継続のために分泌されるホルモン(リラキシン)の作用によるものです。リラキシンは妊娠初期に最も分泌され、骨盤周囲の靭帯や筋が緩み、骨盤の可動性が高まります。前述したように、お腹が大きくなるに伴い背骨や骨盤に負担が掛かるにも関わらず、それを支える筋肉や靭帯は緩むので、より腰痛や臀部痛が生じやすくなります。
3. 妊娠・出産に伴い、変化が生じるのは身体だけでなく精神的な変化も生じます。
先述した急激なホルモンバランスの変化に加えて、産前は出産やその後の生活に関する不安、産後は家族形態の変化や育児疲れ等により、精神的に不安定になりやすい時期です。精神的なストレスは腰痛にも関与すると言われていて、ストレスを軽減することは腰痛を改善する一つの手立てでもあります。
以上のように様々な理由で腰痛が生じやすくなります。
では、腰痛・臀部痛を実際に予防や改善するためにはどのようにすればいいのでしょうか?
妊娠・出産に伴う、腰痛・臀部痛に対する予防法
予防法について紹介していきます。
予防とは、ズバリ運動です。ただ、皆さんが想像しているようなきつい運動ではありません。
腹筋に適度に収縮を入れるだけの運動です。
お勧めなのは、ドローインと言われている運動です。姿勢は仰向けになり、膝を曲げた姿勢で行います。この姿勢のまま、【息を吐きながらおへそを背骨の方向に引き込むように】して下さい。この時の引き込みの強さは自分が思っているより弱く、5割程度で行うようにしてください。
恐らく、皆さんがやってみた感想としては、「どこに効いているのだろう」というものだと思いますが、これだけでお腹のインナーマッスルを収縮させ、骨盤や腰椎の安定性の改善を図ることが出来ます。
妊娠中や産後の腰痛について話しましたが、産前・産後で痛みのある方・不安な方は名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院へご来院下さい。
産後は骨盤が歪んでいることが多く、姿勢チェック、バランスの確認する必要があります。
骨盤矯正は産後2ヶ月目からがオススメです。
また、インナーマッスルのトレーニングというのは実際には行うのが難いため、当院でトレーニングの仕方を確認することで、正しいトレーニング法を身につけることができます。
出産前後は、お忙しいと思いますが、不安や痛みがありましたら名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院へご相談下さい。