腰痛の原因!フラットバックとは何か?
目次
2021/10/08
名古屋市東区砂田橋のなごみ鍼灸接骨院砂田橋院の
斯波です。こんにちは!
今回は腰痛について
ご紹介します。
腰痛を引き起こす不良姿勢には
いくつかのパターンがあり、その中の一つに
フラットバックと呼ばれる姿勢があります。
フラットバックは医学用語で
直訳すると平背と言います。
脊柱を真横から見た時に、背中から腰にかけて
まっすぐに見えることから
フラットバックと呼ばれています。
脊柱はまっすぐの方が良いと思っている方が
多いようですが、それは真正面や真後ろから見た時の
話であって、真横から見た時の脊柱は
緩やかなS字状の弯曲を描いているのが正常です。
これは生理的弯曲と呼ばれ人間が
直立を保つためには無ければならない弯曲で
強すぎても弱すぎても腰痛などの不快症状を
発症するようになってしまいます。
腰椎は通常、前弯しているものですが
しばしば前弯が少なくなる
あるいは消失してしまうことがあります。
フラットバックを起こした方の腰仙角が
正常値よりも浅く、骨盤全体の後傾が強くなるので
腰椎の前弯が消失してしまうのです。
一見すると胸を張って姿勢が良いようにも見えますが
脊柱の生理的弯曲を逸脱した状態なので
腰痛を引き起こしやすい
姿勢であることには変わりません。
フラットバックになってしまうと
歩行時などに地面から伝わった着地衝撃や
身体の重さによる圧縮力を分散することが
できなくなるので、椎間板の摩耗を早めたり
椎間板が後方へ突き出るような力が加わるので
ヘルニアを誘発してしまう可能性があります。
このため下肢を支配している神経根を
圧迫してしまい、臀部や大腿部後面
下腿部後面の痺れや痛みを
引き起こしてしまうこともあります。
また、フラットバックの方はどちらかというと
立っている時よりもイスに座っているときに
腰の痛みを訴えることが多いのが特徴です。
腰仙角が浅く骨盤 が後傾してしまっているため
イスに深く腰掛けることが出来ないからです。
たとえイスに深く座っていても
程なくお尻の位置が前にズレてしまいます。
そのため腰から頚肩にかけて大きく
背中が丸くなってしまい、腰痛だけでなく
頚肩部に痛みが出るようになってしまうので す。
腰痛を少しでも緩和するために先にも
述べたとおりフラットバックの方は
イスに長時間座ることで
腰に痛みを訴える方が多いので
デスクワークの方は座り方を
一工夫する必要があります。
お勧めはイスの座面部分に
折りたたんだタオルを置き
坐骨結節と呼ばれる部分に
タオルがくるように座ります。
それにより自然な腰椎の前弯カーブを
保てるようになろので腰の痛み
背中、頚肩痛を和らげる一定の効果があります。
では実際に改善していくために
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