ぎっくり腰とコルセットの注意点とは?
目次
2021/11/29
名古屋市東区砂田橋のなごみ鍼灸接骨院砂田橋院の
斯波です。こんにちは!
今回は、ぎっくり腰に使用される
コルセットの効果についてお伝えします。
腰痛の際に使用されるコルセットには
大きく分けると、可動性を制限する効果と
疼痛の緩和効果、そして安心感が得られるという
3つの効果が期待できます。
ぎっくり腰などの急性腰痛を発症した場合
腰に少し負荷がかかっただけでも
はげしい痛みが生じます。
そのため、コルセットで固定することによって
可動性を制限し、痛みの誘発を防いでいるわけです。
コルセットやサポーターには疼痛自体を
防ぐ効果も期待されています。
痛みに対して圧迫を加えると、痛みを
軽減できることが経験上分かっています。
実際、捻挫などのケガを負ったとき
RICE処置という応急処置が施されますが
RICEの「C」は英語の「Compression」
圧迫を意味します。
痛みが出ているところに圧迫を加えることで
痛みを軽減できることが
医学上でも分かっているのです。
さらに、コルセットやサポーターには安心感を
得られる効果もあります。
腰がコルセットやサポーターで
守られていることにより、日常生活を安心して
送ることが可能となります。
しかし腰痛が治るわけではないため
コルセット使用時は
注意しなければいけない点があります。
コルセットやサポーターは急性の腰痛を緩和する際に
とても有効な治療法ではありますが
利用するにあたって以下のことを
注意しなければなりません。
・常時使用しない
コルセットやサポーターをしていると
急性の腰痛を緩和することが期待できますが
安心感があるからと言って
いつまでも腰に巻いていると
筋力の低下を招く危険性があります。
そもそも身体には天然のコルセットとも言える
筋肉があり、私たちの姿勢を支えてくれています。
ところが、コルセットやサポーターに頼りすぎると
筋肉を使わなくなってしまうため
筋力の低下につながってしまうのです。
・締め付けすぎない
コルセットやサポーターは可動制限を目的に
利用されることもありますが
締め付けることによって血行不良を招いたり
かえって痛みが増したりすることもあります。
使用上の注意に則って
正しく巻くよう心がけましょう。
実際にぎっくり腰を改善していくために
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