五十肩の痛みを軽減させる対処法
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2022/01/25
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院の比嘉です。
こんにちは!
今回は、五十肩の痛みを軽減させる対処法についてご紹介したいと思います。
肩が急に動かなくなった!肩の痛みが強くて眠れない!という方は五十肩、四十肩と言われる疾患しれません。
五十肩になってしまった場合にまず考えるのは、なんとかしてこの痛みを和らげたいということだと思います。
五十肩はどういったものなのか、痛みを軽減するにはどうしたら良いのかご紹介していきたいと思います。
五十肩とは
一般的に五十肩とは俗称で、四十肩も全く一緒の疾患です。
正確には肩関節周囲炎といい、肩関節の周りで炎症が起き、中長期に続く痛みや動きの制限を伴う疾患です。
五十肩の原因として、基本的には原因不明とされていますが、肩関節や肩甲骨周りの可動域減少や運動不足、筋肉のこりや血行不良が要因として多いでしょう。
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院では、多くの肩関節周囲炎を患った患者様がいらっしゃいますが、真上まで肩が上がらない方やデスクワークなどで肩こりの強い方がほとんどを占めます。
肩関節(肩甲上腕関節)は人間の関節の中で最も可動域の広い関節とされていますが、真横に上がらなかったり、真上まで上げるのが辛い状態にあれば、肩甲骨の可動域に制限が出てきているので注意が必要です。
完治まで長い方で数年かかる場合もあるので、早めに治療して動きと痛みを改善していく必要があります。
五十肩の痛みを和らげる方法
一番効果的なのは痛み止めの注射(局所麻酔やヒアルロン酸、ステロイド等)を打ってしまうことですが、そうではなく根本的に改善したいと思っている方が多いと思います。
もちろん湿布や塗薬も痛みの軽減にはなりますが、大幅な改善は期待できないでしょう。
五十肩の改善には、その病態と時期を見定める必要があります。
大きく分けて3つの時期に別れます。
①炎症期:発症後間もない状態で痛みが強く、動かすのも辛い時期
②拘縮期:痛みが軽減してくるが拘縮(可動域制限)が強い時期
③回復期:痛みと動きの制限が少しずつ回復してくる時期
①の炎症期に無理やり動かそうとすれば痛みは強くなってしまうので、時期を見極めて対処していく必要があるのです。
まず①の時期には安静が第一です。湿布や塗薬を用いても良いので痛みが出る動きを減らし、できるだけ温めるようにしましょう。血行を良くするのが一番重要です。
②の時期でも温めて血行を良くしていきたいですが、可動域制限に対してコッドマン体操というものを行なっていきます。
コッドマン体操とは五十肩の回復体操法で、肩関節の可動域を広げて改善するために行います。
重いものを持って自重で振り子のように動かし、肩関節を自分の力を使わず脱力したまま広げる方法です。
痛みが減ってきたら積極的に動かして痛む手前までの可動域でたくさん動かすのが重要になります。
③の回復期になったら完治は目の前です!
動かす範囲を広げていき、真横や真上まで腕を持っていくことができれば生活での支障もほぼない状態になるでしょう。
名古屋市昭和区曙町のなごみ鍼灸接骨院吹上院では、五十肩の痛みに対して、肩甲骨の矯正や超音波、高周波などを用いて早期回復を促すことができます。
お困りの方は是非ご相談下さい。
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