交通事故に多いむち打ち症とは?
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2023/02/20
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院の比嘉です。
今回は、交通事故に多いむち打ち症とは?についてご紹介したいと思います。
交通事故に遭ってしまった場合、むち打ち症という言葉をよく耳にすると思いますが、
実はこのむち打ち症には、多様なパターンと症状により多くの病態に分けられます。
今回は、その中でも実際に起こりやすい、症例と対策をお伝えしていきます。
・頚椎捻挫型(けいついねんざがた)
頚椎捻挫とは、字の通り首の骨を捻った状態で、いわゆるむち打ちの症状を呈します。
首や肩に寝違えのような症状を訴えることが多く、事故直後から痛みやだるさとして自覚することが多いです。
筋肉や関節、靭帯を痛めていることが多い一方、レントゲンで異常は見られないことが多く、他人からは軽症に見られてしまうこともあります。
・神経根症状型(しんけいこんしょうじょがた)
神経根とは、背骨の間から出ている末梢神経の根っこ部分で、圧迫や捻った衝撃で負傷してしまうことで神経症状(しびれ)や顔〜首〜腕にかけての筋肉異常が起こります。
上記のように、症状の範囲が広く、痺れがある場合は神経根のケースが多いです。
・脊髄症状型(せきずいしょうじょうがた)
脊髄とは、いわゆる中枢神経で、この型の場合は非常に重傷だと認識しましょう。
頭痛やめまい、しびれの他、ひどい場合は麻痺や運動障害なども発生します。
かなり少ないケースですが、ひどい事故で上記の症状があれば、すぐに病院で精密検査を行いましょう。
・バレリウー症状型
この症状は、あまり聞きなれないと思いますが、頭痛を主症状とした耳鳴りやめまい、ふらつきを呈することがある自律神経に起因する症状です。
明確な痛み(首が痛いなど)ではなく、不定愁訴(だるい、重いなど)で感じることが多く、以外と多い症状です。
・脳脊髄液減少症(のうせきずいえきげんしょうしょう)
脳脊髄液とは、頭のなかで脳みそを浮かべている水が減少し、循環が滞っているケースです。
頭痛や首肩の痛みやめまい、だるさ、吐き気など多彩な症状を引き起こし、珍しいですが非常に重傷なケースです。
専門医に診てもらう必要があり、早急に対応しましょう!
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院は、交通事故治療を専門に取り扱っております。
上記のような様々な症状に対応できるため、特に千種区や昭和区でお困りの際は、当院までご相談ください!
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ブログ監修者: 川口哲平
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