産後の腱鞘炎はいつまで痛むのか
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2023/11/17
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院の比嘉です。
今回は、産後の腱鞘炎はいつまで痛むのか
についてご紹介したいと思います。
産後の腱鞘炎とは
産後に腱鞘炎になる要因は、様々ありますが、
特に大きな原因になっているのは、女性ホルモンの
関与と言われています。
妊娠中から少しずつ女性ホルモンの分泌が多くなり、
出産時にピークに達します。
女性ホルモンが働くおかげで、骨盤の弛緩や子宮の収縮、
さらには母乳が出るようになります。
こうした影響の他に、全身のむくみが増してしまう効果が
あるため、手首の腱が通るスペースが狭くなってしまいます。
さらに産後は、抱っこや授乳を毎日繰り返すため、
手首にかかる負荷が増しやすい時期と言えます。
抱っこの方法を工夫したり、左右で交互に行うことで
解消できる方もいますが、重症な方は痛みが消えない
方もいらっしゃいます。
手首の角度が重要で、抱っこなどの際に、親指の付け根が
手前に90度曲げた状態が悪化を招きやすいため、手首を
真っ直ぐにする意識が重要です。
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院の患者様では、
産後の腱鞘炎は、ほとんどが親指に発生し、
ドケルバン腱鞘炎と言われるものがほとんどです。
親指や手首の使い方がポイントになるので、
注意してみてください。
産後の腱鞘炎はいつまで痛むのか
産後の腱鞘炎は、ほとんどの方が産後2〜3ヶ月以降で
発症し、半年〜1年の期間痛みが続く方が多いです。
もちろん治療を受けることで、痛む期間を短縮することが
できるので、お困りの際は早めに整形外科や接骨院を受診
するようにしましょう。
また、対策としてサポーターや抱っこ時の手首の使い方の
を工夫することも有効です。
テーピングやサポーターはよく手を使う時や
抱っこや授乳が続く際に使用して、夜間やお風呂、
あまり手首に負荷がかからない時は外す様にしましょう。
夜寝る時は必ず外して自然な状態で寝る様にしてください。
抱っこ時は、左右の手で交互に行うのが有効ですし、
手首を返して曲げる方向を変えるのもよいでしょう。
オムツ替えや着替えの時に、傷んでいる手首を蹴られて
悪化してしまうケースもよく聞くので、注意が必要です。
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院では、
産後の腱鞘炎に対して、超音波や鍼灸施術、高周波などの
理学療法をベースの骨盤矯正(全身矯正)と同時に行う
ことで、早期回復を図ることができます。
お困りの方は、ぜひ一度当院までご相談ください。
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ブログ監修者: 川口哲平
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