産後は骨盤矯正を行った方が良い?|名古屋市昭和区吹上の接骨院
目次
2024/11/15
こんちは。
名古屋市昭和区御器所駅から徒歩5分にあります、なごみ鍼灸接骨院御器所院です。
本日は産後骨盤矯正についてお伝えします。
はじめに:産後の身体変化と悩み

妊娠から出産を経ると、女性の身体には非常に大きな変化が起こります。
体重の増加、体型の変化、姿勢の乱れ、腰痛・肩こり・股関節痛などの不調…これらは多くのママが経験することであり、珍しいことではありません。
「体重はほぼ戻ったけれど、なんだかお腹まわりがぽっこり残っている」
「立ち姿を見ると左右差があるように感じる」
「抱っこや授乳で肩がこり、腰に違和感を感じる」
こうしたお悩みを当院でも頻繁にお聞きします。
実は、産後の骨盤や関節・筋肉の変化を理解して適切なケアを行うことで、体型戻しだけでなく、不調を予防・改善する強い土台をつくることが可能です。
そこで、本記事では、
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なぜ産後に骨盤矯正が重要なのか
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いつから始められるのか
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当院(名古屋市昭和区・吹上駅近く なごみ鍼灸接骨院 吹上院)が実施している内容
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よくある質問・注意点
…という構成で、できるだけ具体的かつ読みやすく解説いたします。
なぜ産後に骨盤矯正をすべきか?

リラキシンと関節・靭帯の緩み
出産前後には「リラキシン」という女性ホルモンが分泌されます。
このリラキシンは、関節や靭帯の弾性を緩める作用があり、骨盤周囲・股関節・仙腸関節などを可動しやすくして、赤ちゃんの通り道を確保する役割を果たします。
このため、妊娠後期から出産直後にかけて、骨盤まわりの筋肉・靭帯に“ゆるみ”が生じやすくなります。このゆるみにより、関節の位置関係(アライメント)が崩れやすく、身体全体のバランスを崩すリスクが高まるのです。
骨盤がゆるんで不安定な状態のまま、授乳・抱っこ・家事などで長時間同じ姿勢を続けると、筋肉・靭帯に過剰な負荷がかかったり、左右のアンバランスがクセとなってしまったりします。
こうした背景から、出産後の状態をリセットし、正しいアライメント(関節の整列)を取り戻すことが、産後ケアとして非常に理にかなっているのです。
「ゴールデンタイム」を逃さない
産後3〜4ヶ月は、いわゆる「骨盤のケアを行いやすい時期」「身体が変化を受け入れやすい時期」として、多くの治療院・専門家が注目しています。
この時期は、リラキシンの影響がまだ残っていて関節・筋肉の柔軟性が比較的高いため、矯正・調整・筋力強化を同時に進めやすいからです。
もし産後しばらく放置してしまうと、ゆがみが固まり、筋肉のアンバランスが定着してしまい、改善にはより時間と手間がかかるようになります。
ですから、「産後3〜4か月」の時期をひとつの目安としながらも、産後2か月以降から段階的にケアを始める考え方は、非常に合理的と言えます。
ただの「体重を戻す」ではなく、「正しい身体の使い方をつくる」
よく、「産後ダイエット」や「骨盤ベルトで締める」「骨盤体操」などという言葉を耳にしますが、それだけでは十分とは言えません。なぜなら、体重を落とすだけでは、筋肉・靭帯・骨格の不調が残ったまま、動き方のクセが直らないからです。
産後の骨盤矯正では、以下のような複合的なアプローチが必要となります:
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骨盤・関節の位置を整える(矯正・調整)
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筋力のアンバランスを整える(弱くなった筋肉を鍛える)
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姿勢や動きのクセを見直す(動作指導、日常生活の指導)
これらを統合的に行うことで、リバウンドしにくい体をつくることが可能になります。
いつから始められるか?時期と注意点
安静期(産後1ヶ月):まずは身体を休ませる
出産そのものは、身体にとって非常な負荷・ストレスを伴う出来事です。中には、帝王切開をされた方もいらっしゃるでしょう。ですので、最初の1か月は「安静・回復優先」の期間と捉え、できるだけ身体を休ませることを最優先にしてください。
無理に動かしたり、刺激を強く入れる矯正を行ったりするのは避けるべき時期です。特に出産直後の出血が落ち着いていない時期、不安定な状態にある時期には、慎重な対応が必要となります。
2か月目以降から段階的にスタート
当院、名古屋市昭和区吹上駅近くのなごみ鍼灸接骨院 吹上院では、産後2か月目以降からの骨盤矯正をおすすめしております。ただし、これはあくまで目安であり、個人差・出産の状況(帝王切開・自然分娩・合併症の有無など)・回復具合により開始時期は変わります。
開始時期を判断する際には、以下のようなポイントを考慮します:
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悪露(出血)がほぼ止まっているか
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産後の体力・全身状態(疲労、痛み、出血など)
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医師からの許可(特に帝王切開の方、合併症がある方など)
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骨盤のゆるみ・関節可動状態・痛みの有無
これらをふまえて、安全かつ効果的にケアを進められるタイミングを見極めます。
当院(なごみ鍼灸接骨院 吹上院)での施術内容

以下は、名古屋市昭和区吹上駅近くのなごみ鍼灸接骨院 吹上院で行っている主なアプローチ例です。患者様一人ひとりの状態や体力に応じて、最適なプランを組み立ててご提供します。
1. 姿勢・ゆがみチェック・可動域評価
施術のはじめに、鏡・写真撮影・動作チェックなどを使って、現在の身体のゆがみ・バランス不良・左右差を確認します。
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骨盤の傾き・ねじれのチェック
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骨盤・股関節・背骨・肩甲帯の可動性チェック
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立ち姿勢・歩行・体重配分のチェック
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筋肉の張り具合・柔軟性チェック
こうした評価により、「どこをどう整えるか」「どの筋肉を強化すべきか」などの方針を決定します。
2. 骨盤・関節調整(矯正)
評価結果をもとに、骨盤・仙腸関節・股関節などの関節アライメント(整列)を整える施術を行います。手技・マニュピレーション・ストレッチ・モビリゼーションなどを組み合わせて安全に矯正を行います。
この段階では、痛みのない刺激・無理のない範囲での調整を重視します。特に産後間もない時期は筋肉・靭帯が敏感になっているため、過度な力を加えることは避け、患者様の反応を確認しながら進めます。

3. EMS・低周波刺激・補助的治療
名古屋市昭和区吹上駅近くのなごみ鍼灸接骨院 吹上院では、寝たままで筋力トレーニングができる EMS(電気的筋刺激)治療器も導入しております。これを骨盤周囲・腹部・骨盤底筋群・殿部などに用いて、インナーマッスルや体幹を強化するアプローチを行います。
EMSは、意識的に鍛えにくい深層筋に刺激を与えられる点が強みであり、矯正だけで終わらせず、筋肉で骨盤を支える力をつけるための補助的な手段となります。
また、低周波刺激・超音波・温熱療法などを併用して、筋肉の緊張緩和・血流改善・痛みやこりの軽減を図ることもあります。

4. 筋力トレーニング・ストレッチ・動作指導
骨盤を整えるだけではなく、新しい正しい姿勢・身体の使い方を定着させることが大切です。そのため、以下のような指導を行います:
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骨盤底筋群・腹横筋・腰背筋などの筋力トレーニング
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股関節・股関節周囲筋のストレッチ
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正しい立ち姿勢・歩き方・座り姿勢の指導
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授乳・抱っこ・家事動作など日常動作の注意点・改善指導
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自宅でできる簡単なエクササイズ・ストレッチのアドバイス
これらを通じて、施術効果を“受け身”に終わらせず、患者様自身の意識と筋力変化を用いて、骨盤・身体を支える力を育てていきます。

5. フォロー・経過観察
矯正・筋力強化を組み合わせて進めていく中で、定期的にゆがみの再チェック・可動域評価を行い、必要に応じて手技の調整やトレーニング内容の見直しを行います。
産後の身体は、日々変化していくものですので、毎回「今の状態」にあわせた微調整を加えることが非常に重要です。
6. お子様連れ対応・設備環境
当院では、 バウンサー・ベビーカー常備、キッズスペースあり といった環境を整えております。お子様とご一緒に来院されても安心して施術を受けられるように配慮しております。
また、施術中はスタッフで一時的に見守る対応も可能です(混雑状況や人数によりますが、できる限りご相談に応じます)。ママが安心して治療に集中できる環境づくりにも力を入れています。

効果・メリット・期待できる変化
産後の骨盤矯正・ケアを適切に行うことで、以下のような効果が期待できます
・体系改善:骨盤まわりの引き締め、下腹部のぽっこり感軽減、ヒップラインの整え
・姿勢改善:立ち姿・歩行動作の左右バランス改善、前傾・後傾の修正
・痛み・不調の軽減:腰痛・骨盤痛・股関節痛・恥骨痛・尾骨痛・肩こり・背中の張りなどの改善
・内臓機能・自律神経:骨盤が整うことで血流・循環が改善し、腸の動きや冷え・むくみの改善が期待できる
・リバウンドしにくい身体:骨盤アライメントと筋力が整うことで、太りにくく、姿勢維持しやすい身体へ転換
ただし、これらは「適切な時期から始め、継続的にケアを行うこと」「日常生活動作・食事管理などの総合的なケアを併用すること」が前提となります。
よくあるご質問・注意点
Q. 産後何ヶ月まで矯正できますか?
産後1年経過していても、矯正・調整は可能です。ただし、「変化を引き出しやすい時期」は産後数ヶ月以内なので、早めのケアが望ましいです。時間が経っているほど矯正に要する時間や回数は増える傾向にあります。
Q. 帝王切開後でも施術できますか?
はい。ただし、帝王切開の場合は傷の回復状況・腹筋膜の再結合状態・医師の許可などを慎重に確認する必要があります。施術開始時期やアプローチ内容も慎重に選定する必要がありますので、事前に医師の判断を仰ぎつつご相談ください。
Q. 痛みがあるのですが、矯正できますか?
痛みがある場合は無理をせず、まずはその痛みの原因(筋肉性・関節性・神経性など)を見極めることが重要です。痛みが強い場合は刺激を抑えた調整・緩和的治療からスタートします。痛みが落ち着いてから矯正を進めることもありますので、まずはご相談ください。
Q. どれくらいの頻度・回数が必要ですか?
個々の状態によって異なりますが、おおよその目安としては以下のようなイメージです:
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初期集中期間(骨盤ゆがみが強い・筋力が弱い段階):週1~2回 × 4〜8週間
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中間フォロー期(ゆがみが軽減し始めた段階):週1回 × 数ヶ月
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メンテナンス期(身体が落ち着いてきた段階):月1回程度のチェック・調整
しかしながら、これはあくまで目安です。実際には毎回の経過を観察しながら、最適なペースを決定していきます。
Q. 保険適用ですか?
骨盤矯正・姿勢矯正・美容的な調整は、基本的には保険適用外(自費診療)となることが多いです。ただし、痛み・けが・関節症状などが併発している場合は、保険適用可能な治療(整骨・接骨・鍼灸治療など)の対象となることがあります。詳しくは当院スタッフまでご相談ください。
Q. 家でできるケアはありますか?
はい、以下のようなセルフケアが効果的です:
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骨盤底筋群の収縮・リラックス運動
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腹横筋・多裂筋など体幹筋の鍛錬(仰向けで膝を立てた状態でゆるやかな引き込み動作など)
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股関節まわりのストレッチ(内転筋・外旋筋群など)
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正しい姿勢・座り方・立ち方の意識づけ
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抱っこ・授乳動作時の体重のかけ方・姿勢への注意
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入浴・ストレッチなどで血行促進・筋肉のリラックス
ただし、無理に強くストレッチしたり、痛みを感じながら行うことは避けてください。セルフケアは「習慣化しやすく安全な範囲で継続できるもの」が最適です。

産後骨盤矯正を成功させるコツ
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早めのスタート:可能であれば産後2~3か月から始める
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継続性を重視:一度だけではなく、一定期間通い、段階的に改善する
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日常習慣の見直し:抱っこ・授乳・家事動作などの日常的なクセを改善
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栄養・生活リズムも配慮:良質な睡眠・バランスのよい食事・ストレスケアも併せて
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適切な施術院選び:姿勢チェック・可動域評価・筋力補強を含んだ総合的なアプローチを行っているところを選ぶ
まとめ:なごみ鍼灸接骨院 吹上院からのメッセージ
妊娠・出産を経た女性の身体は、非常に繊細で変化しやすい状態にあります。そのため、ただ痩せることを目指すのではなく、「正しい関節の位置関係」「筋力のバランス」「動作の質」を整えることが、産後ケアの本質だと当院は考えています。
名古屋市昭和区吹上駅近くの なごみ鍼灸接骨院 吹上院 では、
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歪みや姿勢を丁寧にチェック
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個別プランで骨盤矯正・筋力強化・動作指導を実施
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EMS治療器など補助的治療も併用
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バウンサー・ベビーカー・キッズスペース完備でお子様連れも対応
という体制で、ママたちが安心して来院できる環境を整えています。産後2か月以降からのケアをおすすめしておりますが、もちろん個人差がありますのでまずはお気軽にご相談ください。
一緒に「リバウンドしにくく、痛み・ゆがみのない、心地よい身体」を取り戻していきましょう!

記事監修者:宮原 雅彦
柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師(国家資格)・専科教員資格(柔道整復師養成校教員資格)
コメント:五十肩は、施術をすることにより確実に良くなる症状です。
不安な時は、お気軽にお声かけください。
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