腰痛改善に効果的なマットレスとは?選び方のポイントを徹底解説!|名古屋市昭和区御器所の接骨院

代表施術者:厚生労働省認可 柔道整復師 宮原雅彦

交通事故後の治療・リハビリも自信があります

2,000年創業の豊富な施術実績!名古屋市に5院展開!

腰痛改善に効果的なマットレスとは?選び方のポイントを徹底解説!

・目次

2025/05/26

■「朝だけ腰が痛い…」その相談、実はめちゃくちゃ多いんです

名古屋・御器所で整骨院をやっていると、
毎日のように「朝起きた時が一番つらいんです…」という声を聞きます。

正直に言うと、僕はこの言葉を聞いた瞬間に
「あぁ、マットレスが怪しいな」
と心の中でつぶやきます。
(患者さんにはまだ言いませんけどね、検査して確定するまでは。)

実際、なごみ鍼灸接骨院 御器所院で腰痛の方を検査していると、
昼間の姿勢よりも、寝ている間の姿勢の方が悪影響を与えていたケースがとても多いんです。

「マットレスなんてどれも同じだと思ってました」
「10年前に買ったやつ、まだ使えますよね?」

こういうやり取り、本当に日常茶飯事です。
使えるかどうかと、腰にいいかどうかは全く別の話なんですよ。

■1. 腰痛とマットレスの関係は、思っているより深い

僕が必ず行うのは、姿勢や動作のチェック。
前屈・後屈・側屈、骨盤の動き、背骨のライン、深層筋の硬さ…。

患者さんには
「こんなに見るんですね」
と言われますが、これを見ないと“本当の原因”が見えてこないんです。

で、実際に触ってみると、
腰の筋肉がガチッと固まっていて、骨盤も微妙に傾いている。

その原因を辿ると——
柔らかすぎるマットレスに沈み込んで寝ていた
なんてことはザラにあります。

 

▼実際にあったケース

40代女性・デスクワーク
「朝、腰を伸ばすまでに時間がかかる」
ということで来院。

触ると腰の奥の筋肉(多裂筋)がずっと緊張していて、
骨盤も片側だけ前に捻れていました。

問診でマットレスの話をしたら、
「低反発の柔らかいやつ。沈むけど気持ちよくて…」
と笑ってましたが、
腰の状態としては全然笑えない状況でした。

柔らかすぎるマットレスは、
・背骨のS字カーブが崩れる
・腰だけ沈む
・寝返りが極端に減る
という悪循環を作るんです。

人間って、寝てる間に20〜30回は寝返りするんですけど、
柔らかいと“沈み込み”が邪魔して動けない。
その結果、筋肉が固まる。
朝痛い。
…という流れ。

整骨院側からすると、
「これは毎日8時間“悪い姿勢を続けている”のと同じだな…」
と感じてしまいます。

■2. 腰痛に不向きなマットレス、現場で多いのはこの6種類

ここからは、患者さんを診てきた中で
“明らかに腰を悪くしているな”と感じるマットレスを6つ挙げます。

①柔らかすぎる(低反発)

沈む。とにかく沈む。
触診すると骨盤が落ちて背骨が丸くなっているのがわかります。

「気持ち良い=腰に良い」じゃないんですよね。
これは本当に間違えやすい。

②硬すぎる(敷布団タイプ含む)

一昔前の“床に近い敷き布団”で寝てる方も多いです。
「硬い方が体にいいと思ってました」
とよく言われますが、出っ張った部分に負荷が集中してしまう。

これも朝イチの腰痛あるある。

③薄すぎる

折りたたみや三つ折りタイプは薄いことが多いです。
フローリングがモロに背中に伝わるので、
体圧分散がゼロに近い。

④ヘタっている

これ、一番多いです。
“真ん中が凹んでるマットレス”は、ほぼ100%腰を痛めます。

骨盤もそのへこみに合わせて傾き始めるので、
もう悪循環の塊。

⑤サイズが合っていない

ダブルに2人、セミシングルに大柄な男性…。
寝返り不足を生む典型です。

寝返りできない=筋肉が固まる
これは揺るぎない事実です。

⑥通気性が悪い

湿気がこもると、睡眠の質が落ちるうえに
カビ・ダニなどで体調が悪くなることも。

湿度が高いと筋肉の回復力も落ちますからね。

 

■3. 結局どんなマットレスが良いのか?

もちろん体格や好みの差はありますが、
僕が患者さんにすすめる場合、条件はだいたい共通しています。

●高反発 or ポケットコイル
●中〜やや硬め
●厚み10〜20cm
●セミダブル以上(寝返りのため)

このへんに落ち着くことが多いです。

決して高級品である必要はありません。
ただ、「硬さ」「厚み」「体圧分散」ここは大事。

 

■4. マットレスを変えるだけで劇的に楽になる人もいる

こんなことを言うと、
「整骨院の意味なくなるじゃん」
と思われるかもしれませんが…本当の話です。

50代男性、建設系のお仕事の方。
腰痛歴10年以上で、朝の痛みが強烈。
施術しても改善はするけど、次の週には戻ってしまう。

そこで寝具の話をしたら、
「20年前のせんべい布団を敷いて寝てる」とのこと。
…それは腰も泣きます。

高反発のマットレスに変えてもらったら、
「朝の痛みが半分になった」
と本当に明るい顔で話してくれました。

施術と環境改善はセット。
これ、現場でずっと見てきた“真実”です。

 

■5. 整体だけでは足りないから、当院はこの3本柱で治す

なごみ鍼灸接骨院 御器所院の治療は、
ただ揉むだけでも、ただ矯正するだけでもありません。

◆① 筋骨バランス矯正

土台である骨盤を整えて、体を“真っ直ぐに戻す”。
バキバキしないので、初めての方でも安心です。

◆② 深筋調節(インナーマッスル調整)

腰痛の本当の原因は“深いところ”にあることが多い。
僕の経験上、ここが硬い人はほぼ腰痛を繰り返します。

じっくり時間をかけてほぐすと、
「息がしやすい」「腰がふわっと軽い」など反応が早いのが特徴。

◆③ 鍼灸

痛みが長引いている人に特に相性がいい。
髪の毛より細い鍼なので、ほぼ痛みは感じません。

3つを組み合わせると、
・骨格が安定する
・筋肉が柔らかくなる
・神経の興奮がおさまる
という良い循環が生まれ、改善も早いんです。

■6. マットレスを変えたほうがいい人のチェックリスト

●中央が沈んでいる
●朝だけ腰がつらい
●寝返りがしにくい
●7年以上使っている
●カビ・シミがある

ひとつでも当てはまるなら、見直す価値あり。

 

■7. 最後に

腰痛は「施術だけ」では限界があります。
そして「マットレスだけ」でも限界があります。

両方を整えると、
本当に朝の腰の軽さが違ってきます。

御器所や昭和区近辺にお住まいなら、
なごみ鍼灸接骨院 御器所院で姿勢と寝方のチェックもできますので、
気軽に相談してくださいね。

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ブログ監修者: 川口哲平

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