朝起きると肩こりが…それ枕が原因かも?|千種区池下の接骨院・整骨院
目次
2025/06/16
こんにちは!
名古屋市千種区池下駅近くにあります。
なごみ整骨院グループの
なごみ鍼灸接骨院・池下院です。
1. はじめに:朝の肩こりは「当たり前」ではありません
「朝起きると、なんだか肩が重だるい…」
「寝ているはずなのに、目覚めた瞬間から疲れている気がする」
こうしたお悩み、実は多くの方が感じています。
特にデスクワークやスマホを長時間使う方は、日中の肩こりだけでなく、「朝の肩こり」にも悩まされることがあります。
「寝ているときくらい、肩こりから解放されたい」と思っているのに、なぜ寝ても肩こりが取れないのか。
その原因のひとつが、“枕”です。
当院にも、「枕が合っていないのかも?」というご相談が増えています。
本記事では、肩こりと枕の関係、そして快適な睡眠と健康な体をつくるための具体的な方法を、接骨院の視点から詳しく解説していきます。
2. 肩こりの主な原因とは?
肩こりとは、首・肩周辺の筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋など)が緊張して、血流が悪くなり、痛みや重だるさを感じる状態です。
▼ 主な原因としては以下のようなものがあります:
-
長時間のデスクワークやスマホ操作による前傾姿勢
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運動不足による筋力低下
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精神的ストレスによる筋肉の緊張
-
眼精疲労(目の酷使)
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冷えや血行不良
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自律神経の乱れ
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睡眠中の姿勢不良
肩こりは「日常的なことだから」と我慢している方も多いのですが、放っておくと頭痛・吐き気・しびれ・集中力低下・不眠などを引き起こすこともあります。
肩こりに悩む方の中には、日中よりも「寝起き」に症状が強く現れるケースがあり、これは明らかに「睡眠中に何か問題がある」ことを示しています。

3. 実は重要!「睡眠中の姿勢」と肩こりの関係
人間は一日のうち、6~8時間を睡眠に費やします。つまり、人生の3分の1を寝て過ごしているということになります。
この長い時間、首・肩に無理な負担がかかる姿勢で寝ていたら…どうなるでしょう?
▽ 睡眠中の悪い姿勢の例:
-
枕が高すぎて首が曲がり、筋肉が緊張してしまう
-
枕が低すぎて、頭が落ちて首の後ろに隙間ができる
-
仰向けで寝ていても、首が浮いている・反っている
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横向き寝なのに枕が低く、肩が潰れてしまう
-
寝返りが打ちにくく、同じ姿勢が長時間続いている
このような状態では、首や肩周囲の筋肉が常に緊張したままになり、血行が悪くなってしまいます。
結果として、朝起きたときに「肩がこっている」「頭が重い」「首が痛い」といった不調が起きるのです。
4. 枕の選び方で肩こりが変わる
枕は、ただの“頭を乗せる道具”ではありません。
正しく選べば、肩こりの予防・改善に大きく貢献する重要なサポートアイテムとなります。
では、どのような枕が理想的なのでしょうか?
ポイントは以下の3つです。
① 高さ
枕の高さは最も重要な要素です。高すぎると首が前に折れ曲がり、首から肩の筋肉が引っ張られて緊張状態になります。
逆に低すぎると頭が沈み込み、首の後ろに隙間ができて首に負担がかかります。
理想は「首のカーブ(頚椎の生理的湾曲)を自然に保てる高さ」です。
これは個人の体型や寝姿勢によって異なります。
② 硬さ
硬すぎる枕はフィット感がなく、頭と首をうまく支えきれません。
柔らかすぎる枕は、頭が沈み込んで姿勢が崩れてしまいます。
ポイントは、頭が沈み込みすぎず、首をしっかり支えてくれる“適度な硬さ”。
高反発素材やウレタン、パイプなど、素材によっても硬さは変わるので、試してみることが重要です。
③ 幅と形状
寝返りをよく打つ人は、枕が狭いと寝ている間にずれてしまい、姿勢が崩れます。
また、首を支える部分と頭を乗せる部分で高さが変えてある構造(くぼみ型)が理想的です。
5. よくある間違った枕の使い方
ここでは、当院の患者さんからよく聞く「枕に関する勘違い・NG使用法」をご紹介します。
❌ 枕が高い方が安心感がある
「ふわっと包まれる感じが好き」「首が浮いていると不安」などの理由で高めの枕を使っている方が多いですが、首の後ろが過度に曲がって緊張する原因になります。
❌ 長年使っている枕が一番慣れている
慣れているという理由で使い続けている枕も、実はすでに中身がへたっていて、サポート力を失っていることが多いです。
枕の寿命は素材によりますが、一般的には1〜3年と言われています。
❌ 「どの枕がいいか」は口コミだけで決める
「ランキング1位の枕」「レビューが良かったから」といった理由で購入しても、自分の体型や寝姿勢に合わなければ逆効果になることも。
枕は“他人にとって良いもの=自分にも合う”とは限りません。
6. 自分に合う枕のチェックポイント
「自分に合った枕って、どうやって判断するの?」
そういった疑問にお応えするために、自宅でできる簡単なチェック方法をご紹介します。

✅ 仰向けで寝たとき
-
首と枕の間に隙間ができていないか?(隙間がある場合、低すぎる)
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顎が上がっていないか?(上がっている場合、高すぎる)
-
肩がすくんでいないか?(肩が押し上げられている場合、高すぎる)
✅ 横向きで寝たとき
-
頭と背骨が一直線になっているか?(低すぎると首が下がり、高すぎると首が上がる)
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肩がつぶれていないか?(枕が低いと肩が圧迫されやすい)
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頬が極端に枕に沈んでいないか?(柔らかすぎる素材だと起こりやすい)
✅ 起きたときの感覚
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朝起きて首・肩が楽になっているか?
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寝返りが打ちやすかったか?
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寝ている途中で目が覚めなかったか?
これらの項目を総合的にチェックして、少しでも違和感がある場合は見直しのサインです。
7. 当院での施術とアドバイス内容
当院では、単なるマッサージではなく、肩こりの原因を根本から探り、解消するためのトータルアプローチを行っています。
■ 施術の流れ
① カウンセリング
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生活習慣、睡眠環境、普段の姿勢、仕事中の動作などを細かくヒアリング
② 姿勢・骨格チェック
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骨盤の傾きや肩の高さ、背骨の湾曲などをチェック
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寝ている間の姿勢が想定されるズレを分析
③ 施術(整体・筋膜調整・電気治療など)
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首・肩の筋肉の緊張をほぐし、可動域を回復
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肩甲骨や背骨の動きを改善
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自律神経を整えるアプローチも併用
④ 日常生活へのアドバイス
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枕やマットレス選びの基準、寝方の改善点を個別にアドバイス
-
必要に応じてストレッチや軽い運動の提案も

9. 最後に:慢性化する前に、まずはご相談ください
朝起きた瞬間に感じる肩の重さや痛みは、ただの「寝不足」や「年齢のせい」ではありません。
枕や寝具、睡眠中の姿勢など、日常生活の中に原因が隠れていることが多いのです。
放っておくと、慢性的な肩こりだけでなく、頭痛・不眠・自律神経の乱れ・集中力の低下といった深刻な不調に発展することもあります。
当院では、国家資格を持つスタッフがカウンセリングから姿勢のチェック、そして施術まで丁寧に対応いたします。
「肩こりがあるけど、何から見直せばいいか分からない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
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ブログ監修者: 半崎翔大
コメント: 池下院・砂田橋院の投稿の監修をします!スポーツ障害から美容まで幅広く発信していきますので、楽しみにしてください!
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