肩こりで痛みを繰り返さない身体へ導く自然療法とは?|名古屋市昭和区御器所の接骨院
目次
2025/06/20
こんにちは!
名古屋市昭和区・御器所駅すぐの なごみ鍼灸接骨院・御器所院 の高野です。
毎日肩が重くて、首が張って、頭まで痛い…。
そんなつらい肩こりに、「もう慣れっこ」とあきらめていませんか?
でも実は、肩こりには必ず“原因”があり、放っておくと頭痛やめまい、腕のしびれなど、さまざまな問題へと広がることも少なくありません。
そんな慢性的なつらさに対して、東洋医学の知恵を取り入れた「鍼灸(しんきゅう)」は、痛みやコリの根本改善に抜群の効果が期待できる施術です。今回は、
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鍼灸とは何か?
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鍼灸が肩こりにどのように作用するのか?
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実際の施術の流れと注意点
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なごみ鍼灸接骨院が実践する鍼灸施術のポイント
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自宅でできるセルフケアや鍼灸との併用法
などを名古屋市昭和区にあります、なごみ鍼灸接骨院御器所院の高野が解説します。
慢性的な肩こりにお悩みの方、鍼灸に興味がある方は、ぜひ最後までお付き合いください!
1. 鍼灸とは?東洋医学に基づく“人の治癒力”を引き出す施術
● 鍼(はり)とは

鍼とは、非常に細い専用の針を皮膚に刺すことで、身体の特定のポイント(ツボ)や筋肉、神経に刺激を与える施術法です。使用される鍼は、一般的に直径0.12〜0.20mm程度で、これは髪の毛ほどの細さです。現在は衛生面に配慮し、すべてディスポーザブル(使い捨て)鍼が使われています。
▽ 鍼の作用の特徴:
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筋肉の緊張を緩和:肩こり・腰痛などのコリや張りを和らげます。
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血流を改善:滞った血液循環を促進し、酸素と栄養の供給をスムーズに。
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神経の興奮を調整:痛みを鎮め、自律神経のバランスを整えます。
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脳への刺激効果:脳内でエンドルフィン(鎮痛物質)が分泌され、自然な痛みの緩和が起こります。
▽ 痛みはあるの?
刺すと聞くと「痛そう」と思うかもしれませんが、実際には「チクッ」とする程度の軽い刺激で済みます。特に熟練の鍼灸師の施術では、刺されたことすら感じないこともあるほどです。
● 灸(きゅう)とは

「灸」は、ヨモギの葉から作られた「もぐさ」を用い、ツボの上で温熱刺激を与える施術法です。直接皮膚に置く「直接灸」と、皮膚との間に何かを挟んで行う「間接灸」があります。現代では火傷のリスクを避け、間接灸や電子灸が主流です。
▽ 灸の主な効果:
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身体を温め、血流改善:冷え性や慢性の痛みに効果的。
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免疫力を高める:白血球を増やすという報告もあり、風邪予防にも。
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自律神経を整える:リラックス効果があり、精神的ストレスや不眠にも良い影響。
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慢性疲労への対応:温熱による「じんわりと深部まで伝わる心地よさ」が、慢性的なコリや疲れにアプローチ。
▽ もぐさとは?
もぐさは、ヨモギの葉を乾燥・精製して綿状にしたもの。ヨモギには血行促進や抗炎症作用があり、古くから民間療法としても親しまれています。
● 東洋医学の基本概念と鍼灸
鍼灸は、単なる「痛み取り」や「筋肉ケア」ではありません。その根底にあるのは、東洋医学が持つ“全身のバランス”という概念です。
▽ 1.「気・血・津液」とは?
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気(き):体を巡る生命エネルギー。活力や免疫、心身の活動源。
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血(けつ):血液に相当し、全身の栄養と潤いを運ぶ。
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津液(しんえき):リンパ液や体液など、体を潤す水分。
これらが「経絡(けいらく)」と呼ばれる見えないネットワークを通じて全身を巡っているというのが東洋医学の考え方です。
▽ 2. ツボ(経穴)とは?
ツボとは、経絡上にあるエネルギーの出入り口・調整ポイント。人の体には約360以上のツボがあり、それぞれに独自の働きと意味があります。
鍼灸では、症状や体質に応じて最適なツボを選び、そこに的確に刺激を与えることで、身体全体の調和を図ります。
● なぜ“自然治癒力”が大切なのか?
人間には本来、「自分で回復する力=自然治癒力」が備わっています。しかし、現代人はこの力がストレス・睡眠不足・運動不足・過労・偏った食事などによって弱まっていることが多いです。
鍼灸は、単に「症状を治す」のではなく、体が本来持っている力を“思い出させ、引き出す”ことを目的としています。
鍼灸が高める治癒力の例:
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内臓機能の調整(胃腸の不調や便秘、冷えなど)
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自律神経の安定化(ストレス・不眠・過緊張)
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免疫力の活性化(風邪をひきにくくなる)
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心と体のリセット(うつ傾向や不安感の緩和)
● 鍼灸が西洋医学と異なるポイント
| 項目 | 東洋医学(鍼灸) | 西洋医学 |
|---|---|---|
| 治療の目的 | 全身のバランスを整える | 局所の病変を治療 |
| アプローチ | 気・血・津液の巡りを整える | 解剖学・病理学に基づく |
| 施術対象 | 未病(病気になる前の不調)も含む | 明確な病名・疾患 |
| 使用手段 | 鍼・灸・手技など | 薬物療法・手術など |
つまり、西洋医学が「症状を抑える」ことに特化しているのに対し、東洋医学(鍼灸)は「根本から整える」ことで不調を防ぎ、再発を予防するという視点を持っています。
● 鍼灸の活用例(肩こり以外にも)
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頭痛・片頭痛
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腰痛・坐骨神経痛
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不眠・自律神経失調症
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消化不良・便秘・胃もたれ
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冷え性・更年期障害
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生理痛・不妊症
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アレルギー・花粉症
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うつ症状・不安感
このように、鍼灸は「肩こりや腰痛」に限らず、幅広い不調や体質改善に応用可能な施術なのです。
● まとめ:鍼灸とは“からだ全体を整える医学”
現代医学が苦手とする「原因不明の不調」や「慢性的なコリやだるさ」、そして「薬に頼りたくない体質改善」に対し、鍼灸はやさしく、でもしっかりとアプローチできる手段です。
症状に目を向けるだけでなく、「人間の全体を見る」ことを重視する東洋医学の叡智。それが鍼灸の本質です。
2.肩こりに鍼灸が効く理由:多角的なアプローチ
① 筋肉の緊張緩和
鍼の刺激によって筋膜や深層筋がゆるみ、凝り固まった筋肉が柔らかくなります。筋肉を弛緩させることで、痛みやコリの改善につながります。
② 血流・リンパの促進
鍼灸により局所的な血流が活性化し、老廃物の排出が促されます。また灸による温熱効果で血管が拡張し、循環がより良くなります。
③ 自律神経のバランス回復
肩こりの多くは交感神経優位(緊張状態)であることが多く、鍼灸は副交感神経を優位にする作用があります。施術後は「すっと楽になった」「身体がリラックスした」と言われるのはこのためです。
④ CNS(中枢神経系)への作用
刺激が中枢神経へ伝わることで、脳内でβ‐エンドルフィンやセロトニンなどの神経伝達物質が分泌され、自然な鎮痛効果が得られます。
⑤ 心理的リラクゼーション
鍼灸の環境や施術中の心地よさは、心にも深い安らぎを与えます。ストレスの緩和や睡眠の質の改善にも効果が期待できます。
3.肩こりの原因別に見る鍼灸の有効性
A. 筋緊張が強いタイプ
長時間のデスクワーク、スマホの使用、無意識に肩に力が入るなどで筋肉が硬くなっている場合、鍼灸は深層の筋肉まで届くため柔軟性を回復しやすく、筋肉の緊張をしっかりほぐせます。
B. ストレス・自律神経の乱れが原因
ストレスや不眠症を伴う肩こりでは、鍼灸によってリラックス反応が促され、自律神経のバランスが整います。施術後の「深く眠れるようになった」という声も多いです。
C. 眼精疲労が原因の肩こり
長時間の画面作業で首・肩が凝り、さらに眼精疲労で目の奥から張るようなコリを感じる方に、鍼灸(特に目の周りや頭部への施灸)は効果が高く、スッキリ感が得やすいです。
D. 慢性化した肩こり
マッサージやストレッチでは届かない深い層の筋膜には、鍼灸の作用が非常に有効です。慢性化したコリに強い改善が期待できます。
4.鍼灸で用いられるツボとその働き
以下は、肩こりに特によく使われる代表的なツボです:
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肩井(けんせい):肩のてっぺん。緊張緩和、血流改善。
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天柱(てんちゅう):後頭部下、首筋。頭痛・首こり・ストレス緩和。
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合谷(ごうこく):手の甲、親指と人差し指の間。全身のツボで肩こり・頭痛・自律神経調整。
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風池(ふうち):後頭部と首の間。肩こり・目の疲れ・自律神経。
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四十肩・五十肩に関連する肩のツボ:肩外兪(けんがいゆ)など。

施術者はこれらを組み合わせ、肩の筋肉や経絡に沿って鍼灸し、バランスが整った状態に導いていきます。
5.実際の施術の流れ(例)
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問診・カウンセリング
症状・生活習慣・既往歴などを確認。 -
身体の状態チェック
姿勢、肩の可動域、筋肉の緊張具合を診察。 -
施術方針の説明
なぜそのツボに鍼灸するかを理解していただきながら進めます。 -
施術スタート
鍼:肩・首・頭・手など、目的に応じて使用。
灸:温熱で筋肉のコリや血流改善。
ソフトな手技(場合により筋膜リリース)を併用。 -
施術後のケアと説明
好転反応の注意点・セルフケア(姿勢・ストレッチ)・次回の予定などを共有。

6.なごみ鍼灸接骨院・御器所院の肩こり施術のこだわり
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骨格矯正との併用
姿勢の土台である骨格を整え、肩への負担を根本から軽減。 -
筋膜リリースを併用
筋肉表層ではなく、深層の張りや癒着に対応。 -
生活習慣のアドバイス
セルフケア:呼吸法、姿勢改善、デスクワーク指導など。
7.セルフケア&鍼灸併用で効果倍増!
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姿勢改善:胸を張り、デスク・モニター位置・椅子高さに注意。
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ストレッチ:肩甲骨まわり・首筋・胸筋の筋膜を伸ばす。
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運動:肩甲骨トレーニング+軽い有酸素運動。
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リラックス法:腹式呼吸・温冷浴・睡眠環境の調整。
8.肩こりを根本から改善したいあなたへ
🔹「マッサージでは取れない」「繰り返す」「体も休まらない」
🔹「ストレス・眼精疲労もつらい」
🔹「寝つきが悪い」「休んだはずなのに何だか調子が悪い」
そんな方こそ、鍼灸によるアプローチは非常におすすめです。
ぜひ一度、名古屋市昭和区・御器所駅すぐのなごみ鍼灸接骨院・御器所院へご相談ください。
肩こりについてお悩みがある方は名古屋市昭和区御器所駅近くにあります
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独自の矯正法をもちいて
骨格から症状を改善へと導きます!
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ブログ監修者: 川口哲平
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