肩こりの原因を解説します！！｜守山区のなごみ針灸整骨院小幡院

2025/06/23

こんにちは、名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院小幡院です。

当院をご利用くださる皆さまの中で、特に多いお悩みが“肩こり”。今回は「肩こりと原因」を徹底解説し、根本的な改善をめざす情報をお届けします！

1. 肩こりとは？

1.1 定義と症状
肩周りの筋肉や関節・神経が緊張し、血行不良による重さ・痛み・だるさなどが出る状態です。これにより、

朝起きたときの首〜肩のこわばり

長時間のデスクワーク後の頭痛・目の疲れ

手が上がりにくい感じ

首や肩を動かすと痛む・ポキポキ音がする

といった症状がよく見られます。

1.2 発生メカニズム
筋肉が緊張すると、筋線維内の血管が圧迫され、酸素や栄養が届きにくくなります。その結果、疲労物質が溜まり、さらに血流が悪化。悪循環が発生し、慢性化や放散痛（頭痛・肩甲骨背部痛）を引き起こします。

2. 肩こりの主な原因

2.1 姿勢不良（不良姿勢の慢性化）
現代人の多くが抱える最大の肩こり要因です。以下のような習慣が、首・肩・背中周りの筋肉に持続的な負荷をかけ、肩こりの原因となります。

● 長時間の前かがみ姿勢
パソコン作業・読書・家事・スマホ操作などで頭部が前に突き出す

本来5〜6kgある頭の重みを支えるため、首〜肩の筋肉が常に緊張

筋疲労が蓄積し、血行不良 → 乳酸や老廃物が溜まり「こり感」に

● 猫背・巻き肩
背中を丸め、肩が内側に巻き込まれる姿勢

大胸筋や小胸筋が短縮 → 肩甲骨が外に引っ張られる

肩甲骨周囲の菱形筋・僧帽筋・肩甲挙筋などに持続的な負荷が発生

● スマホ首（ストレートネック）
スマートフォンを下を向いて操作する習慣で、頸椎が真っ直ぐに

本来あるはずの前弯カーブ（30〜40度）が失われ、ショックを吸収できなくなる

筋肉や靭帯、神経にストレス → 頭痛・めまい・吐き気を伴うケースも

2.2 筋力・柔軟性の低下
筋力バランスの崩れは、正しい姿勢の維持を難しくし、肩こりの原因になります。

● 肩甲帯の筋力低下
僧帽筋中部・下部、肩甲骨内転筋が弱くなると「猫背姿勢」になりやすい

肩甲骨の動きが悪くなり、血流低下・こり感が強くなる

● 背筋・体幹（腹筋含む）の低下
背中やお腹周りの筋肉が弱いと、体全体を支える「軸」が崩れる

座っているだけで疲れやすく、肩に不要な力が入る

正しい姿勢を維持できず、疲労→肩こりへの原因となります。

● 柔軟性の欠如
胸部・肩周り・背中の筋肉が硬くなると、可動域が狭まり、筋肉の収縮リズムが乱れる

一部の筋肉に負担が集中しやすく、局所的なこりを引き起こす原因となります。

2.3 ストレス（精神的緊張）
現代社会において、精神的ストレスが肩こりを悪化させる大きな要因の一つとなっています。

● 自律神経の乱れ
ストレスを受けると交感神経が優位（＝緊張状態）に

筋肉が無意識に緊張し続け、柔らかく弛緩できない → 常に肩が“張った状態”に

● 呼吸が浅くなる
緊張時は呼吸が浅く、横隔膜がうまく働かなくなる

酸素の供給が減り、筋肉の疲労回復が遅れる

特に首・肩・胸の呼吸補助筋に過剰な負担がかかる

● 睡眠の質の低下
ストレスが原因で睡眠の質が低下

寝ても筋肉の回復が不十分 → 朝から肩が重い・痛いなどの状態に

2.4 冷え・気候変化
寒さや季節の変わり目も、肩こりの直接的・間接的な引き金になります。

● 冷房・冬の寒さ
冷たい空気により筋肉が収縮し、血流が悪化

とくに首や肩、背中の表層筋が硬くなりやすい

「冷えからくる肩こり」は、温めるだけで緩和するケースも多い

● 気圧・湿度の変化
梅雨や台風など低気圧になると、自律神経が乱れがち

交感神経優位により、血管収縮 → 筋肉の酸素不足・緊張の持続 → 肩こり悪化

● 体温調節の不具合
気候に体がついていけず、体温調整がうまくいかない

体が冷えやすくなり、特定部位のこわばりが強まる

2.5 生活習慣の乱れ
日常の“ちょっとした癖”や“積み重ね”が、肩こりを慢性化させます。

● 長時間の同一姿勢（特に座位）
仕事・趣味・ゲーム・スマホなどで長時間同じ姿勢を続ける

動かないことで筋ポンプ作用が低下 → 血流停滞

特に肩甲骨周辺の筋肉が動かず、凝り固まりやすい

● 運動不足
日常的に身体を動かさないことで、血流が悪化し、筋肉が萎縮傾向に

筋肉の柔軟性・持久力が落ち、すぐに疲れてこる → 回復もしづらい

● ストレッチ不足
筋肉が伸び縮みせず、動きが一方向に偏る

柔軟性が落ちることで肩甲骨や鎖骨の動きが悪くなり、負荷集中

毎日たった5分のストレッチでも習慣にすれば効果大！

● 睡眠不足・質の悪さ
体の修復・回復が進む深い睡眠（ノンレム睡眠）が不足すると、疲労が翌日に持ち越される

睡眠中も無意識に肩をすくめる癖や歯ぎしり・食いしばりがある人も要注意（→肩こり・頭痛の悪循環）

以上のように、肩こりの原因は「姿勢」「筋力・柔軟性」「精神面」「気候」「生活習慣」と、多岐にわたります。特に複数の要因が重なることで慢性化しやすく、単純なマッサージでは改善が難しい場合も多いのです。

このような背景を踏まえ、当院では一人ひとりの生活習慣や体質に合わせて、根本から肩こりを見直すサポートを行っております。

3. 自分でできる肩こり対処法

3.1 日常生活での姿勢改善
デスク環境の見直し：目線をモニター上端とし、肘を90度に

スマホの持ち方：下向き姿勢を避け、目の高さへ

30～60分で小休止：軽いストレッチ・首回し・胸開き

3.2 ストレッチと運動

胸のストレッチ（ドア枠で）

肩甲骨寄せ体操

タオルを使った後背部伸ばし

肩を上下左右にゆっくり動かす回旋運動

3.3 温め・入浴
入浴で首・肩・背中の血流アップ

エアコン強すぎない工夫を

3.4 マッサージ・セルフケア
肩甲骨周辺の筋をほぐす

ラクに腕が伸びる姿勢でほぐし

3.5 ストレス対策
深呼吸や腹式呼吸

軽い運動や好きな趣味などのリラクセーション

4. 専門家による施術アプローチ

4.1 整体・骨格矯正
猫背・巻き肩の改善

頸椎カーブの調整

肩甲骨・胸郭の動きを正常化

4.2 針灸治療
筋や経穴（ツボ）にアプローチして緊張や循環不良を解消

他の対処法で緩まらない慢性コリに効果的

4.3 電気・超音波治療
血流改善、痛みの鎮静

SEL（筋深部への刺激）で持続的な効果

4.4 トレーニング・運動指導
弱っている筋トレやこわばり解消ストレッチ

継続できる自重・道具を使った実践型プログラム

4.5 生活指導・メンタルケア
姿勢、アライメント、生活の習慣を整える

自律神経バランス改善のアドバイス

5.名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院小幡院での取り組み

5.1 カウンセリング
状態・生活背景をしっかりお聞きし、根本原因を探ります。

5.2 評価から施術へ
姿勢・筋バランス、首・肩の動きをチェックし、段階的にケア。

5.3 施術の流れ例
整体で骨格バランス調整

鍼やお灸で筋緊張＆血流改善

電気治療で筋の反応調整と鎮静

ストレッチ・筋トレのアドバイス

5.4 定期フォローと再評価
改善度・再発リスクをモニタリングし、必要なら施術方針を修正。

6. よくある質問（Q&A）

Q. 痛みがないのにコリはある？
→ はい。痛みより先に“だるさ”や“重さ”など違和感が生じます。

Q. マッサージはやめたほうがいい？
→ 毎日強揉みはNG。筋に微細な損傷を与える恐れがあるため、緩む程度の刺激が望ましいです。

Q. 湿布は効果ある？
→ 一時的な鎮痛には有効ですが、根本改善には施術やストレッチが重要です。

Q. 予防はできる？
→ 姿勢と筋バランス保持、定期的なメンテナンスがポイントです。

7. 肩こりを放置するとどうなる？

悪化すると姿勢の崩れ・頭痛・めまい・自律神経失調症・五十肩などにつながります。根本的な見直しと早期ケアが必要です。

8. まとめ

項目ポイント
原因姿勢不良・筋力低下・ストレス・生活習慣
自助法姿勢改善・ストレッチ・温め・セルフマッサージ・ストレスケア
専門的施術骨格調整・針灸・電気治療・運動指導・生活指導
定期ケアの重要性悪化を防ぎ、日々の快適さを維持

9. 名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院のご案内

名古屋市守山区小幡の地域密着型院です。肩こり相談・施術は随時受付中。初診時は約60～90分かけて丁寧にサポートします。ご予約やお問い合わせはお電話またはWEB、LINEからどうぞ！（下記にリンク有）

スタッフ一同からのメッセージ
「肩が軽くなった」「丸まっていた姿勢が伸びてきた」などのお声を励みに、今後も皆さまに寄り添った施術をお届けします。まずはお気軽にご相談ください！

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ブログ監修者：瀬上正幸

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