肩こりが原因で吐き気はあり得る?|守山区のなごみ針灸整骨院 小幡院
目次
2025/06/25
こんにちは!
名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院小幡院です。
皆さんは、「肩こりがひどくなると気分が悪くなる」「ひどくなると吐き気まで引き起こす」という経験をしたことはありませんか? 肩こりは「ただの筋肉の疲れ」と思われがちですが、実は自律神経をはじめ様々な身体の反応に影響を与える重大な症状でもあります。
今回は、肩こりと吐き気の関係を医学的・東洋的な見地から深掘りし、なごみ針灸整骨院小幡院だからこそご提供できる解消法やセルフケア法も交えて、分かりやすくご紹介します。
目次
肩こりとは? 基本的なメカニズムと自覚症状
肩こりと吐き気の関係性:医学的根拠と東洋医学的視点
なぜ胃腸に影響が出るのか? 脳神経と自律神経のつながり
「肩こり→吐き気」のメカニズム詳細
臨床例・実体験紹介 なごみ針灸整骨院でのケーススタディ
セルフケア方法:ストレッチ・姿勢改善・マッサージ
針・灸・整骨による当院の施術プロセス
生活習慣の見直しポイント:仕事・睡眠・食事・ストレス
よくある質問(Q&A) 〜肩こりと吐き気改善に向けて〜
まとめ・お知らせ:当院の特徴とご案内
1. 肩こりとは? 基本的なメカニズムと自覚症状

1-1. 肩こりとは何か?
肩こりは、首や肩周辺の筋肉(僧帽筋や肩甲挙筋など)が長時間緊張状態に置かれ、血流が滞ったり老廃物が蓄積されたりすることで、痛みやだるさだけでなく、しびれや頭重感を伴う症状です。
1-2. 発症の原因
不良姿勢:デスクワークやスマホの長時間使用による猫背
ストレス:精神的な緊張が筋緊張を引き起こす
運動不足:筋力低下により血流が悪化
冷え:末梢血管が収縮し、乳酸がたまりやすくなる
1-3. 自覚症状
肩や首周辺の重だるさ
頭痛や耳鳴りを伴う場合も
ひどくなると手先がしびれたり、全身のだるさを感じたり
2. 肩こりと吐き気の関係性
肩こりが悪化すると、単なる局所的な筋疲労にとどまらず、全身調整に関わる自律神経に影響を与えます。これは、東洋医学(鍼灸)でいう「気血の滞り」「経絡(けいらく)の不調」とも重なります。
2-1. 医学的根拠
肩〜首周りの筋緊張により、交感神経が過剰に働く → 消化器の働きが乱れる
脳幹(延髄)など中枢での刺激が吐き気中枢を興奮させ、嘔吐反射が誘発される
筋肉の血流不足による乳酸蓄積が「何となく気持ち悪い」感覚を身体に与える
2-2. 東洋医学的視点
「肝鬱(かんうつ)」:ストレスなどにより肝の気(氣)がうっ滞→胸や肩に滞留
「胃気逆上(いきぎゃくじょう)」:気(エネルギー)が上に向かって逆流し、胸の不快感や吐き気を引き起こす
鍼灸では、肩や首のツボ(肩井、天柱、風池など)にアプローチすることで気血を巡らせ、全身調和を促します
3. なぜ胃腸に影響が出るのか?
3-1. 自律神経(交感神経と副交感神経)の関係
肩こりによって交感神経が優位になると、胃腸の蠕動(ぜんどう)運動や消化液分泌が抑制され、消化力が低下します。その結果として、
胃部膨満感、ガス過多
胃もたれ、胸焼け
吐き気やムカつき
といった症状が連鎖的に現れることがあります。
3-2. ストレスによる脳腸相関(脳‐胃腸の連携)の悪化
ストレスを受けると脳内にストレスホルモン(コルチゾール)が分泌され、腸内環境にも影響を与えます。さらに、これが肩こりによる生活の悪化+自律神経乱れと相まって、吐き気や腹痛が出るケースも少なくありません。
4. 「肩こり→吐き気」のメカニズム詳細
ここではもう少しメカニズムを具体的に掘り下げます。
4-1. 筋緊張から中枢刺激へ
僧帽筋や頸部の筋膜には末梢神経網が豊富です。緊張状態が続くと、その「張り」や「重さ」がそのまま神経刺激として延髄・脳幹へ伝わり、気持ち悪さ・めまい感などが引き起こされます。
4-2. 不良姿勢 → 呼吸の浅さ → 酸欠に近い状態
肩こりが強いと胸郭がうまく動かせず、呼吸が浅くなりがちです。結果、全身の酸素供給が下がり、心拍・血圧にも変調が起き、吐き気や頭痛を伴うこともあります。
4-3. 全身の酸素代謝の乱れ
筋緊張によりL‑乳酸などの代謝産物が増え、局所の酸素消費が上がると全身疲労感・吐き気・悪寒などの症状が出ることもあります。
5. セルフケア方法

5-1. 簡単ストレッチ
胸の開きストレッチ:背筋を伸ばしながら肩甲骨を引き寄せ、10秒キープ×10回
首緊張解放ストレッチ:仰向けで両肩を床につけた状態でゆっくり首を左右に倒す→各5回
5-2. 呼吸法
鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり息を吐く「4‑7‑8呼吸法」
腹式呼吸を意識し、毎日5分以上続けることで自律神経のバランスを整える
6. 姿勢の見直し
パソコン画面は目の高さに
椅子の高さを調整し、腰と背中をしっかり椅子に預ける
1時間に1回は立ち上がって軽く体を動かす
6-2.軽いマッサージ
肩甲骨周りと首の付け根を、両手で押して「イタ気持ちいい」圧をかける
マッサージ後は温かいタオルで患部を温めるとより効果的
7. 針・灸・整骨による当院の施術プロセス

当院の施術の特徴は、「肩こりからくる吐き気」に特化したオーダーメイドケア。
ステップ1:問診・姿勢チェック
肩こり歴、吐き気の頻度・タイミング、仕事や生活習慣まで丁寧にヒアリング。
ステップ2:姿勢・動作分析
立位・座位の姿勢、首の可動域、肩甲骨周囲の可動性をチェック。
ステップ3:鍼灸施術(主に併用)
天柱・風池・肩井など、肩こりに効果的なツボに鍼とお灸を実施
併せて腹部の中脘(ちゅうかん)・足三里(あしさんり)も調整し、消化器の働きを支える
ステップ4:整体・整骨治療
首・肩甲骨・上部背骨に対して、筋膜リリースやトリガーポイント鍼法を実施し、筋肉の緩和・血流改善を促進。
ステップ5:セルフケア指導
施術後に、ストレッチ動画や呼吸ワーク、正しい姿勢の取り方などを共有し、日常に取り入れて頂けるようサポート。
ステップ6:定期フォロー
症状や体調の変化に応じて施術計画を見直し、ストレスや生活の変化にも柔軟に対応。
8. 生活習慣の見直しポイント
肩こり→吐き気を長引かせないために重要な生活習慣の改善ポイントを以下にまとめます。
8-1. 仕事環境整備
机の高さ・椅子・ディスプレイ位置を調整
フットレストやクッションで腰・背中への負担軽減
8-2. 運動習慣
週2〜3回、30分〜1時間程度の有酸素運動(ウォーキング・自転車・スイミング)
筋力トレーニングや可動域を広げるストレッチも併用
8-3. 食生活
消化の良いバランス食を心がけ、特に食物繊維や水分をしっかり摂取
コーヒー・アルコール・香辛料など自律神経に負担をかける食品は控えめに
8-4. 睡眠の質向上
22時〜2時のゴールデンタイムに良質な睡眠を確保
寝具を体に合ったもの(枕・マットレス)に見直す
8-5. ストレス対策
心理的ストレスを減らす工夫(趣味・深呼吸・瞑想など)
心理的負担が強い場合は、カウンセリングや専門医へ相談することも視野に
9. 名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院小幡院でよくある質問(Q&A)
Q1. 「軽い肩こりなのにすぐ吐き気がする…」
A. 個人差がありますが、ストレスや自律神経のっ乱れが少しの筋緊張でも強く反応している場合があります。軽度でも早めの対処が効果的です。
Q2. 「薬と併用しても大丈夫?」
A. 市販の鎮痛薬・胃薬は、状況に応じて併用可能ですが、長く続けると根本的な肩こり改善にはつながりません。当院では根本アプローチをおすすめしています。
Q3. 「通院頻度はどれくらいが理想?」
A. 初期は週1〜2回、その後は身体の回復に合わせて月1〜2回に移行するケースが多いです。個人差がありますので担当施術者と相談ください。
Q4. 「東洋医学=鍼は怖い? 痛みは?」
A. 当院では髪の毛よりも細い「使い捨て針」を使用し、痛みや内出血リスクを最小限にしています。鍼が苦手な方には灸(お灸)や手技の提案も可能です。
10. まとめ・お知らせ
肩こりは単なる筋肉の疲れにとどまらず、自律神経や中枢にまで影響を与え、吐き気など全身症状を引き起こすことがある
医学・東洋医学の両面から原因を捉えると、再発しにくい根本的な施術が可能になる
セルフケアと当院の施術を組み合わせることで、症状改善・再発予防が期待できる
おわりに
肩こりと吐き気は、その背後にある見えない「身体の叫び」です。単なる不快感や痛みと軽く見ず、一つひとつ丁寧に向き合うことで、健康な毎日が取り戻せます。当院のスタッフ一同、肩こりの奥にある“吐き気”“不調”“生活の質の低下”にしっかり寄り添い、根本改善を目指して全力を尽くします。どうぞお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
名古屋市守山区小幡、なごみ針灸整骨院小幡院 スタッフ一同。
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ブログ監修者: 瀬上正幸
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