肩こりが原因で吐き気はあり得る?|守山区のなごみ針灸整骨院 小幡院

代表施術者:厚生労働省認可 柔道整復師 宮原雅彦

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肩こりが原因で吐き気はあり得る?|守山区のなごみ針灸整骨院 小幡院

・目次

2025/06/25

【肩こりと吐き気の関係】

名古屋市守山区小幡の整骨院スタッフが“現場の視点”で語る、本当の話

「肩こりでここまで気持ち悪くなるとは思わなかった…」
そう話しながら来院された患者さん、実はけっこう多いんです。

こんにちは。
名古屋市守山区小幡にある なごみ針灸整骨院 小幡院 です。

日々、肩こりの患者さんを診ていると、
“筋肉のこりだけでは説明がつかない不調” に出くわすことがあります。
その代表が 吐き気ムカつき なんですよね。

今回は、普段のブログよりも少し踏み込んで、
医学的な解説と、東洋医学(鍼灸)の視点、そして院の現場で実際にあったケース を交えながらお話ししていきます。

読み物としても読みやすいように、少し私の主観や“現場での気づき”も多めに書いています。
ぜひ肩こりに悩む方は、自分の体のクセと照らし合わせながら読んでみてください。


■ 肩こりとは?現場で見ている「本当の肩こり」

「肩こりぐらい誰でもある」そんなふうに思われがちですが、実際に検査してみると、
肩甲骨まわり・首の筋膜・胸郭の動きなど、
複数の部位が同時に固まっているケース がほとんどです。

朝イチの患者さんでも、こんな会話があります。

施術者「肩の上、触りますね。ここ張ってますね〜」
患者さん「あ、そこ自分でも触ると痛いんですよ…」

この「痛気持ちいい場所」が、僧帽筋や肩甲挙筋。
長時間のデスクワーク&スマホ姿勢で常に引っ張られる筋肉です。

さらに名古屋市守山区の地域性か、
「車移動が多くて、同じ姿勢が続く」という声もよく耳にします。
こういう生活背景も、肩こり慢性化の大きな要因なんです。

 

■ 肩こりと吐き気の関係

ここからが今回の本題です。

現場でよく見られるのが、

この3つです。

医学的に説明すると、肩〜首の筋肉の緊張が強くなると
交感神経が過剰に働きすぎてしまう ことが一つ。

消化器は副交感神経が優位のときに働くので、
交感神経がずっとONのままだと、胃腸は休みなくストレスを受けます。
その結果として気持ち悪さや胃もたれ、吐き気が出ることがあるんです。

東洋医学でも「胃気が上へ逆流する」「気血の滞り」が原因とされ、
鍼灸の考え方と現代医学の考え方が、実はピタッと重なります。


■ なぜ胃腸まで影響が出るのか?

これは専門的な話になりますが、
首まわりは“自律神経を司る中枢”に近いエリア なんです。

首の後ろ側には

施術中によくあるのですが、
首の深い部分(とくに胸鎖乳突筋の奥)を緩めると、
患者さんが「ふーっと息が落ち着く感じがする」と言われることがあります。

これがまさに自律神経が整ったサインです。
胃腸に関わる神経が首付近を走っているため、
首のこわばり→自律神経の乱れ→吐き気
という流れは、説明としても現場の実感としても筋が通っています。


■ 当院で実際にあったケース(守山区小幡)

ある30代女性の患者さん。
事務仕事で、毎日PCを8時間以上。来院されたときは、

という状態でした。

検査をしてみると、胸郭の動きが極端に硬く、
呼吸も浅くて「肩だけで呼吸している」ような状態。

施術中にこんなやり取りがありました。

私「息が浅いの、気づいてました?」
患者さん「仕事中は呼吸してる感じがないですね…」

こういう場合、肩の筋肉だけ緩めても改善が鈍いので、
東洋医学のツボ(天柱、風池、中脘など)と
胸椎の動きを引き出す整体を組み合わせて施術します。

3回ほど施術した頃に、
「気持ち悪くならない日が増えました」と言われ、
肩こりの改善よりも先に“吐き気の改善”が現れたのが印象的でした。

 

■ 自宅でのセルフケア(現場でよく指導している方法)

① 胸を開くストレッチ

守山区の方は車移動時間が長い方が多く、胸が丸まりやすい印象があります。
この姿勢が続くと呼吸が浅くなり、肩こり→吐き気のセットが固定化しやすい。

10秒〜15秒胸を広げるだけでも違います。

② 4-7-8呼吸

「4秒吸って、7秒止めて、8秒で吐く」
これは自律神経の調整に向いていて、施術中にもよく指導します。

③ 首の角度調整

ノートPCを使う人ほど“見下げ姿勢”になりがち。
当院でも、姿勢チェックのときに指摘することが多いです。

 

■ 当院の施術の流れ

① 問診

「いつ吐き気が出るのか」「肩こり歴」「仕事の姿勢」など、
かなり細かく質問します。
患者さんも驚くくらい“丁寧に聞く”院だと思います。

② 姿勢検査・首肩の可動域

鏡の前で肩の高さを見たり、
首を回してもらって可動域をチェックします。

③ 鍼灸施術

肩井・天柱・風池はよく使います。
消化器の働きをサポートする中脘・足三里を組み合わせることも多いです。

「鍼は怖い」という方には、無理におすすめしません。
院では髪の毛より細い鍼を使うので、
「思ったより痛くない」と言われることが多いです。

④ 整体/筋膜リリース

肩甲骨の動きが悪い人が本当に多いです。
“肩甲骨はがし”と言うと強そうですが、
実際は呼吸に合わせてゆっくり緩めていきます。

 ⑤ セルフケア指導

生活習慣のクセで再発するので、
患者さん一人ひとりに合わせて内容を変えています。


■ よくある質問

Q1. 軽い肩こりでも吐き気が出るの?

A. 出ます。
自律神経が敏感な方ほど、肩こり→吐き気につながりやすい印象があります。

Q2. 薬と併用していい?

A. もちろん構いません。
ただし薬だけでは“根本の筋緊張”は取れないことが多いです。

Q3. どれくらい通えばいい?

A. 週1〜2回が効果は出やすいです。
ただ、症状の重さや生活習慣によって必要回数は変わります。


■ 最後に

肩こりは「ただのこり」では済まされないことが多いです。
吐き気、めまい、胃腸の不調…
いろいろな症状を引き連れてくるケースを、私は何度も見てきました。

小さな不調でも、早めに対応した方が改善は早いです。

名古屋市守山区小幡で
肩こり・首こり・吐き気が続いている方は、
一度ご相談ください。

なごみ針灸整骨院 小幡院のスタッフ一同、
あなたの「本来の調子」を取り戻すお手伝いができれば嬉しいです。

 

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ブログ監修者: 瀬上正幸

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