足底筋膜炎「朝一番の踵の痛み」解消法|昭和区吹上なごみ鍼灸接骨院
目次
2025/07/07
名古屋市昭和区吹上駅、御器所駅近くにあります
なごみ整骨院グループのなごみ鍼灸接骨院 吹上院 交通事故治療です。
朝起きて一歩踏み出した瞬間、ズキッと走る踵や足の裏の激しい痛み。
この症状に悩まされている方は少なくありません。
その痛みの原因は、「足底筋膜炎(そくていきんまくえん)」
と言われる疾患です。特に朝の痛みが強いのは、夜間の安静によって足底筋膜が縮こまり、動き出す際に急に引き伸ばされるためです。
本記事では、この「朝一番の踵の痛み」の原因と、すぐにできる解消法、そして名古屋市昭和区吹上の【なごみ鍼灸接骨院 吹上院 交通事故治療】での専門的な施術内容に
ついて、詳しく解説していきます。
1. 足底筋膜炎とは?
1-1. 足底筋膜とは?|足裏にかかる重要な構造の役割
足底筋膜(そくていきんまく)とは、足裏のかかと(踵骨)
から、足の指の付け根(中足骨)までを結ぶ、厚くて強靭な腱様組織のことです。
この筋膜は「足のアーチ(土踏まず)」を支える役割を持ち、以下のような重要な働きを担っています。
・体重を支えるクッションの役割
歩行・立位時にかかる体重の衝撃を分散します。
・アーチ構造の維持
足裏のバネ構造を保ち、効率的な歩行をサポートします。
・力の伝達
地面を蹴る際の動力をスムーズに伝える機能があります。
このように、足底筋膜は日常生活のなかで常に使われている重要な組織です。
しかし、繰り返しの負荷や筋膜の柔軟性の低下により、微細な損傷が蓄積し、結果として「足底筋膜炎」が発症します。
1-2. なぜ「朝」に踵の痛みが強いのか?
足底筋膜炎の特徴的な症状が、「朝の一歩目の激しい痛み」です。これは、次のような生理的メカニズムによって起こります。
▶︎ 夜間の筋膜収縮
寝ている間、足は無意識に「つま先が下がった状態」になります。この姿勢では足底筋膜が縮んだ状態になり、柔軟性を失います。
加えて、睡眠中は動かないため、筋膜や周囲の組織が硬直しやすくなります。
▶︎ 起床直後の急な牽引
起き上がってベッドから立ち上がった瞬間に、縮んだ筋膜が一気に引き伸ばされることで、かかとの内側に強い牽引ストレスが加わります。
この時、炎症がある部位に急激な刺激が加わり、ズキッとした鋭い痛みを感じやすくなるのです。
▶︎ 動いているうちに痛みがやわらぐ理由
「朝は痛いけれど、動いているとマシになる」という方が多いのも特徴です。
これは、筋膜が徐々に温まり、柔軟性が回復してくるためです。
ただし、これは「治っているわけではない」ため、負荷をかけ続けると痛みが悪化するリスクがあります。
1-3. 足底筋膜炎を引き起こす主な原因
足底筋膜炎は「使いすぎ症候群(オーバーユース症候群)」の一種です。以下のような生活習慣や身体的特徴が原因となります。
● 長時間の立ち仕事・歩行
レジ業務・工場作業・看護師など、立ちっぱなしの職業の方は、足底への負荷が蓄積しやすいです。
● 繰り返しのジャンプ・ランニング
マラソンやバスケットボールなど、足裏に繰り返しの衝撃がかかるスポーツもリスク因子です。
● 偏平足・ハイアーチ
足のアーチに異常があると、踵や足の裏の痛みに繋がります。
・偏平足:アーチが低くなり、常に伸ばされた状態
・ハイアーチ:アーチが高すぎて衝撃が吸収できない
● 靴のクッション性不足
足に合わない靴や、硬いソール・ヒールの高い靴・摩耗したスニーカーなどは、筋膜への衝撃を吸収できず、炎症を起こしやすくなります。
● 加齢や体重増加
年齢とともに筋肉や靭帯の柔軟性が低下しやすくなります。
体重が増えるとその分、足底筋膜にかかる負担も増します。
● ふくらはぎ・足指の筋肉の柔軟性低下
特に腓腹筋やヒラメ筋などの下腿三頭筋が硬い人は、歩行時の力が足底筋膜に逃げやすくなり、痛みを引き起こす原因になります。
🟢まとめ|「日々の使い方と休め方」のバランスがカギ
足底筋膜炎は「疲労の蓄積」と「柔軟性の低下」が引き金となる慢性疾患です。
とくに朝の踵の痛みは、筋膜の性質と生活習慣が密接に関わっており、「治療しなくてもそのうち治るだろう」と放置すると、慢性化して長引くケースが多いのが特徴です。
早期に原因を知り、セルフケア・治療・靴の見直し・体の使い方の改善を組み合わせていくことが、根本改善への近道となります。

2. 朝の痛みを軽減する自宅ケア方法
2-1. 朝一番の「ふくらはぎ&足底ストレッチ」
寝起き直後に布団の中で以下のストレッチを行いましょう。
◆ タオルストレッチ(足裏用)
-
タオルの両端を両手で持つ
-
足裏に引っかけて、つま先を体側に引っ張る
-
ふくらはぎや足底が伸びるのを感じながら20秒キープ
-
左右交互に2〜3セット
◆ アキレス腱&ふくらはぎの壁押しストレッチ
-
壁に手をつき、前足を軽く曲げて、後ろ足を伸ばす
-
後ろ足の踵を床に着けたまま、下腿が伸びるのを感じる
-
30秒キープ×2セット
2-2. 足底の筋膜リリース|ゴルフボールマッサージ
足裏をゴルフボールや凍らせたペットボトルで転がすと、
筋膜が柔らかくなり、朝の痛みが軽減されます。
-
椅子に座った状態で、片足ずつ実施
-
1回あたり5分程度
-
凍らせたペットボトルを使用すれば冷却効果も◎
2-3. サポートソックスやインソールの活用
夜間用のサポーターやインソールは、筋膜の収縮を予防し
朝の痛みを和らげるのに効果的です。
特に「ドーサルナイトスプリント」と呼ばれる器具を使うと、
寝ている間に足首が伸展状態に保たれ、朝の痛みを軽減
することができます。
3. 専門施術で根本から改善
名古屋市昭和区にある【なごみ鍼灸接骨院 吹上院 交通事故治療】では、
足底筋膜炎に特化した施術を行い、多くの方が痛みの改善
を実感しています。
3-1. 問診と評価|原因を見極めるカウンセリング
痛みの原因は人それぞれ。当院では初回に姿勢分析・
歩行分析・足裏バランスチェックを行い、
何が根本的な要因になっているかを丁寧に見極めます。
3-2. 鍼灸施術で炎症を抑える
・鍼で足底筋膜や下腿のトリガーポイントに直接アプローチ
・血流促進・炎症緩和・痛みの緩和
・鍼灸が苦手な方には、温熱灸や電気鍼なども対応可能
3-3. 高周波・超音波による深部治療
・超音波:細胞レベルに微振動を与え、炎症の修復を促進
・高周波:深層筋の血流改善+痛みの軽減に効果的
3-4. 姿勢矯正・骨盤調整で「再発予防」
足底筋膜炎の背景には、骨盤の歪みや姿勢の崩れが
潜んでいることもあります。当院では姿勢矯正や
筋バランス調整を組み合わせて施術することで、
再発しにくい身体づくりをサポートします。
3-5. テーピング&セルフケア指導
・足底アーチを支えるテーピング
・自宅でできるストレッチやマッサージ法の指導
・靴選び・歩き方のアドバイスも実施

4. 日常生活でできる予防法と改善策
足底筋膜炎は「治ったと思っても、また再発する」という
方が少なくありません。
症状の根本には「日常生活での体の使い方」が深く関係
しているため、普段の歩き方・立ち方・靴の選び方・
筋トレ習慣が予防と改善の鍵になります。
日常で意識すべき3つの重要ポイントをご紹介します。
4-1. 靴の選び方|踵に優しい設計を選ぶ
足底筋膜炎の症状を改善・予防するには、「正しい靴選び」
が最も重要な要素のひとつです。
特に踵への衝撃を和らげる機能が備わった靴を選ぶことが
基本となります。
▶︎ チェックポイントで確認すべき4つの基準
①足長・足幅(ワイズ)が合っているか?
足のサイズは長さだけでなく「足幅」も重要です。
ワイズ(足囲)表記がある靴を選び、自分の足に合ったもの
を選ぶようにしましょう。
特に足幅が狭すぎる靴は筋膜へのストレスが増加します。
②土踏まずにサポート構造があるか?
アーチを支えるインソールやサポートパッドが付いた靴は、
筋膜への負担を軽減してくれます。
特に偏平足やハイアーチの方には重要なポイントです。
③クッション性と安定性を兼ね備えているか?
ソールが柔らかすぎると不安定で逆効果、硬すぎると
衝撃吸収できません。「やや弾力がある+グラつきがない」
構造が理想です。
④踵が硬すぎず、柔らかすぎないか?
踵の部分(ヒールカウンター)は適度な硬さでかかとを
しっかり固定できるものがベストです。柔らかすぎると
ブレやすく、硬すぎると炎症を悪化させます。
▶︎ カップ型インソール付きの靴がおすすめ!
足底筋膜炎の方には、ヒールカップ(踵を包み込む形状)
付きのインソールが備わった靴が非常に効果的です。
これにより踵がしっかりと安定し、足の衝撃が分散します。
補足:インソールの後付けでもOK!
もしお気に入りの靴がある場合は、専用のインソール
(整形外科・靴専門店で購入可)を入れることで、対応が
可能です。
4-2. 正しい姿勢を意識する
姿勢の乱れは足底筋膜炎の根本原因のひとつです。
悪い姿勢によって重心が偏ると、特定の部位に過度な負荷が
集中しやすくなります。
▶︎ 正しい立ち方のコツ
-
左右均等に体重をかける
-
足の内側・外側に偏らず、土踏まず全体を使って立つ
-
膝をロックせず軽く緩める
姿勢が崩れると外側荷重や内側荷重が強くなり、足底筋膜に
過剰なテンションがかかるため、日頃から重心バランスを意識
することが大切です。
▶︎ 正しい座り方のポイント
-
骨盤を立てて座る(猫背を防止)
-
足を組まず、両足は床につける
-
椅子の奥に深く腰掛ける
長時間座っていると骨盤が後ろに倒れがちになり、結果的に
ふくらはぎ・アキレス腱・足底が緊張しやすくなります。
▶︎ 正しい歩き方を身につける
-
つま先と膝を同じ方向に向けて歩く
-
踵から着地し、つま先でしっかり蹴る
-
小股すぎず、大股すぎない自然なストライドで
「ぺたぺた歩き(フラット着地)」や「つま先歩き」は筋膜を
疲弊させやすい歩き方です。
踵→足裏→つま先の正しい重心移動を意識することで、
症状の緩和と再発防止が期待できます。
4-3. 足指の筋トレを習慣に!
足の裏や足指には、アーチを支えるための小さな筋肉(内在筋)
が多数存在します。これらが弱くなると、筋膜にかかるストレス
が増え、痛みが再発しやすくなります。
▶︎ 足指ジャンケン
・親指:グー(握る)
・すべての指を広げて:パー
・親指を出して:チョキ
※ 床やイスに座って1日1セット10回程度がおすすめ。
寝る前や朝の準備時間にもできる簡単トレーニングです。
▶︎ タオルギャザー
・足元にタオルを敷き、足指でタオルをたぐり寄せます。
・片足ずつ、30秒×2〜3セットを目安に。
・アーチ形成に重要な筋肉群(虫様筋・短趾屈筋等)を
効果的に刺激できます。
▶︎ グーパー体操(足指の屈伸)
足の指を「グー(握り込む)」→「パー(思いきり開く)」を
繰り返します。足裏の血流も促進され、冷え性にも効果的です。

5. 朝の痛みを我慢せず、専門施術を受けよう
足底筋膜炎による「朝の踵の痛み」は、放っておくと悪化し、
慢性化することもあります。しかし、適切なストレッチや
セルフケア+専門的な施術を組み合わせることで、痛みを
根本から解消し、再発のない快適な生活を取り戻すことが
できます。踵や足の裏の痛みでお悩みの方は、是非一度
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院 吹上院 交通事故治療までご相談ください!
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ブログ監修者: 川口哲平
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