五十肩(四十肩)に効果的な治療方法|昭和区吹上なごみ鍼灸接骨院
目次
2025/07/14
名古屋市昭和区吹上駅、御器所駅近くにあります
なごみ整骨院グループのなごみ鍼灸接骨院 吹上院 交通事故治療です。
五十肩(四十肩)は、正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれる疾患で、肩関節の動きが制限され、強い痛みを伴うのが特徴です。
発症年齢は40代〜60代に多く、加齢による関節の変化や、血流の低下、筋力の衰えが主な原因とされています。
この記事では、五十肩に対して効果的な治療方法を詳しく解説し、再発防止や回復のために必要な情報を提供します。
1. 五十肩の症状と診断方法
五十肩は、発症から自然回復までに1年〜2年ほどかかると言われており、進行段階に応じて大きく3つの時期に分かれます。
それぞれの時期で症状や対応方法が異なるため、正しい理解と早期対応が重要です。
1-1. 急性期(炎症期)
発症初期にあたる時期で、炎症が活発に起きている段階です。特徴的な症状は以下の通りです。
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肩関節の前側または外側に強い痛みが出る
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夜間痛(夜中や明け方に痛みが強まる)があり、寝返りが困難に
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肩を動かさなくてもズキズキと痛む「安静時痛」も出現
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洗髪や着替え、荷物の持ち上げなど、日常動作が困難に
この時期は、無理な運動や過度な刺激を避け、安静と炎症を抑えるケアが求められます。
1-2. 慢性期(拘縮期)
炎症が徐々におさまると、次に「関節拘縮」が顕著になる期間へと移行します。
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痛みは軽減するが、肩が固まったように動かしにくくなる
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特に腕を上げる、後ろに回すといった動作が制限される
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髪を結ぶ、エプロンを結ぶ、ブラジャーのホックを留めるなどの動作が難しくなる
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関節の動きが悪く、肩に「引っかかり感」を覚えることも
この期間は、適度な運動やストレッチ、温熱療法などで関節の可動域を広げていく必要があります。
1-3. 回復期
関節の拘縮が少しずつ解消し、肩の可動域が改善していく段階です。
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痛みはさらに軽減し、可動域も徐々に回復
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リハビリを継続することで肩の機能が正常に近づく
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無理せず継続的に動かすことが重要
ただし、急に強い運動をすると再発や炎症がぶり返す恐れがあるため、無理のない範囲でリハビリを続けましょう。
診断方法:
五十肩と似た症状を持つ疾患(腱板断裂、石灰沈着性腱板炎、肩峰下滑液包炎など)との鑑別が重要です。以下の流れで診断が行われます。
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問診(カウンセリング):発症時期、痛みの場所、日常生活で困る動作などを詳しくヒアリングします。
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視診・触診:左右の肩の違いや変形、腫れ、熱感などを確認します。
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可動域検査:肩を前方・側方・後方へ動かして、制限の程度や痛みの出方を調べます。
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整形外科的テスト:インピンジメント徴候、ドロップアームテストなど、他の肩関節疾患との判別に有効なテストを行います。
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画像検査:
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X線:関節の変形や石灰沈着の有無を確認。
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超音波検査:筋肉や腱の損傷を動的に観察可能。
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MRI:必要に応じて腱板断裂などの精密検査を行うこともあります。
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これらを総合的に判断することで、五十肩かどうか、または他の病気による症状かを見極めます。

2. 保存療法と運動療法の重要性
2-1. 保存療法
炎症や痛みが強い初期段階では、まずは炎症を抑える治療が行われます。
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冷却療法(アイシング):急性の炎症期には氷を使って肩を冷やすことで痛みを軽減します。
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温熱療法:慢性期や回復期では、血流を促進するために温める方法が有効です。
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薬物療法:非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が処方され、炎症と痛みを抑えます。
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安静:過度に肩を動かさないようにしつつ、日常生活での負担を軽減します。
2-2. 運動療法(リハビリ)
拘縮期から回復期にかけては、関節の可動域を広げるための運動が重要になります。
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振り子運動:軽く体を前傾させ、腕をぶら下げて前後・左右・円を描くように動かします。
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壁歩き運動:壁に沿って指を上に歩かせるようにして、徐々に腕を挙げていきます。
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タオルストレッチ:タオルを使って背中で上下に引っ張ることで肩の可動域を広げます。
適切な運動療法を継続することで、肩の機能回復が期待できます。

3. マニュアルセラピーと整骨院での施術
3-1. マニュアルセラピー(徒手療法)
マッサージや関節モビライゼーション、筋膜リリースなどの手技療法を用いて、筋緊張を緩めたり、関節の動きを改善したりします。
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肩関節モビライゼーション:関節に適度な圧をかけ、可動域を広げる手技。
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トリガーポイント療法:肩周囲の筋肉に存在する痛みの原因点を緩めます。
3-2. 整骨院での治療アプローチ
整骨院では、個々の症状に合わせた手技療法や電気治療、超音波治療、姿勢矯正などを組み合わせて、痛みの根本改善を目指します。
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院 吹上院 交通事故治療では、徒手療法を中心に五十肩施術を進めます。
ただ機械を当てるだけ、針を刺すだけではない、症状に応じた施術を受けることができます。
4. 鍼灸治療の効果
鍼灸治療は、古代中国医学に基づいた伝統療法であり、体の自然治癒力を引き出すことを目的としています。五十肩に対しては、以下のようなメカニズムで効果を発揮します。
4-1. 気血の流れを整える
五十肩の背景には、東洋医学的に「気血の滞り」や「寒湿の侵入」があると考えられています。経絡やツボを刺激することで、全身のエネルギー(気)と血液の流れをスムーズにし、筋肉や関節の硬直を緩和します。
4-2. 代表的なツボの紹介
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肩井(けんせい):肩の中央に位置するツボで、肩こり・五十肩の代表的なツボ。首・肩の緊張緩和、血行促進に効果があります。
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天宗(てんそう):肩甲骨の中央付近にあるツボで、肩の可動域制限や背中のこわばりに対応。特に拘縮期に用いられます。
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**肩髃(けんぐう)・臂臑(ひじゅ)・曲池(きょくち)**など:腕から肩にかけての経絡に位置するツボで、肩関節の可動域改善に有効。
4-3. 局所と遠隔の組み合わせ
患部周辺だけでなく、足や手にある遠隔のツボ(例:足三里、合谷)を組み合わせて刺激することで、自律神経や内臓機能を整え、全身のバランスを調整します。これにより、肩の回復を内側からもサポートできます。
4-4. 鍼灸治療のメリット
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薬を使わない自然な治療法:副作用のリスクが少なく、慢性痛に適しています。
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血流改善と鎮痛効果:筋肉の緊張を和らげ、痛みの伝達をブロック。
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可動域の回復:拘縮期や回復期に継続的に行うことで、肩の可動域改善が期待されます。
鍼灸は単独でも効果がありますが、他の物理療法や手技療法と併用することで、より早期の改善が見込めます。

5. 五十肩の予防と生活改善
五十肩を予防するには、日常の動作や生活習慣に注意を払うことが大切です。以下に、具体的な予防策をより詳細にご紹介します。
・猫背や前かがみの姿勢を避ける:
姿勢が崩れると、肩甲骨や肩関節の位置がずれ、負担が集中します。
デスクワークやスマホの操作中も背筋を伸ばすことを意識し、頭の位置を前に出さないように心がけましょう。
・定期的な肩回し運動やストレッチ:
肩関節を柔軟に保つためには、毎日の簡単なエクササイズが有効です。
腕を大きく回す「肩回し運動」、壁に手をついて行う「壁ストレッチ」などを日課に取り入れることで、関節の拘縮を予防できます。
・長時間同じ姿勢を取らない:
1時間に1度は立ち上がり、肩を回す、腕を上げる、首を左右に倒すなど軽い動作を行いましょう。
血流を促進し、筋肉の硬直を防ぐことで、肩への負担が減ります。
・肩周囲の筋力強化:
筋肉が弱ると、関節への負担が増え、炎症を招きやすくなります。
チューブトレーニングや軽いダンベル運動を取り入れ、三角筋、僧帽筋、肩甲下筋などの肩周囲の筋肉をバランスよく鍛えることが大切です。
・ストレス管理と睡眠の質改善:
自律神経のバランスが崩れると、筋肉が緊張しやすくなり、肩こりや痛みにつながります。
リラックスできる時間を確保し、質の良い睡眠を取ることも予防には欠かせません。
生活の中で「気づいたときに少し肩を動かす」意識が、五十肩の予防・改善にとても効果的です。

6. 名古屋市昭和区「なごみ鍼灸接骨院 吹上院」での五十肩治療
「なごみ鍼灸接骨院 吹上院」では、五十肩の状態に応じた多角的な治療法を提供しています。
症状の段階や体の状態に合わせて、患者さま一人ひとりに最適な施術プランを構築します。
・問診、評価:
症状の原因を明確にするために、初回では時間をかけてカウンセリングを実施します。
姿勢や筋肉バランス、生活習慣なども確認し、根本原因を突き止めます。
・姿勢矯正、骨盤矯正:
姿勢の乱れや骨盤のゆがみが肩に負担をかけている場合、それを整えることで肩関節の動きがスムーズになります。
猫背や体幹バランスの改善により、肩周囲の負荷を軽減。
・鍼灸治療:
関節包や深層筋へ直接アプローチするため、刺鍼により血流改善と炎症軽減を図ります。
局所と全身のツボを使い分けることで、痛みの軽減と可動域改善の相乗効果を狙います。
・超音波、高周波治療:
患部に対して超音波や高周波を用いた電気治療を施すことで、筋肉や関節の深部まで温め、血流促進と痛みの緩和を実現します。
組織の修復を助け、治癒を加速します。
・運動指導とセルフケア:
施術後の良い状態をキープするために、自宅でできるストレッチや筋トレ方法を丁寧に指導します。
毎日のセルフケアを継続することで、再発防止と回復力向上を目指します。
「一時的な対処」ではなく「根本的な改善」に重点を置き、オーダーメイドの施術で患者さまの生活の質向上をサポートしています。
まとめ
五十肩は、早期の正しい対処と継続的なケアが回復の鍵となります。
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急性期は保存療法で炎症と痛みの緩和
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拘縮期からは運動療法や徒手療法で可動域を回復
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鍼灸や整骨院での施術も併用すると効果的
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日常生活での予防や姿勢改善も忘れずに
名古屋市昭和区吹上の「なごみ鍼灸接骨院 吹上院 交通事故治療」では、多角的な治療を通して、五十肩でお悩みの方に寄り添ったサポートを行っています。
肩の不調を感じたら、我慢せず、まずは専門家に相談することが何よりも大切です。
五十肩(四十肩)でお悩みの方は、是非一度名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院 吹上院 交通事故治療までご相談ください!
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院 吹上院 交通事故治療はコチラ
ブログ監修者: 川口哲平
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