肩こりに解消に効果的なツボとは？|東区砂田橋なごみ鍼灸接骨院砂田橋

2025/07/23

─根本改善を目指す東洋医学の知恵─

1. はじめに──現代人の宿命「肩こり」

スマホ、パソコン、長時間のデスクワーク、育児や家事による負担…。
現代社会において、肩こりはほとんどの人が一度は経験する身近な不調です。

特に名古屋市東区砂田橋周辺にお住まいの方の中にも、

「肩こりがひどくて仕事に集中できない」

「整形外科に行ったけれど、湿布や薬では根本的に治らなかった」

と悩んでいる方が多くいらっしゃいます。

本記事では、そんなお悩みに対し、東洋医学的アプローチから肩こりを考え、

特に効果が期待できるツボ（経穴）や、自宅で簡単にできるセルフケア、そして施術院での対策について詳しくご紹介していきます。

2. 肩こりとは何か？──その正体と原因

〇肩こりとはどのような状態か？

肩こりとは、首から肩、背中にかけての筋肉（僧帽筋など）が緊張し、血流が悪くなることで生じる不快感を指します。コリ、痛み、重だるさ、締め付け感など症状はさまざまです。

主な原因

長時間同じ姿勢（デスクワーク・スマホ使用）
眼精疲労
ストレス・自律神経の乱れ
運動不足
冷え性
体の歪み（猫背や巻き肩）
内臓の不調や更年期のホルモンバランス変化

名古屋市東区砂田橋でも、テレワークが増えてから肩こりに悩む方が急増しました。

3. ツボ療法とは？──東洋医学の知恵を使った肩こり対策

慢性的な肩こりに悩んでいる方の中には、

「整体やマッサージでも一時的にしか楽にならない」

「根本的な解決方法が見つからない」

と感じている方も多いのではないでしょうか。

そんなとき、東洋医学の視点から身体全体のバランスを整える「ツボ療法」が、

肩こりの根本改善に大きなヒントを与えてくれます。

ツボ療法は、肩こりの直接的な痛みや筋緊張の軽減はもちろん、

自律神経の乱れ、血行不良、姿勢の歪みなどさまざまな原因に包括的にアプローチできることが大きな特徴です。

ここでは、ツボ療法の基本概念と、その具体的な肩こりへの効果について詳しく解説します。

〇「ツボ（経穴）」とは？

「ツボ」とは、東洋医学でいう「経絡（けいらく）」と呼ばれる気（エネルギー）と血（栄養）が巡る道筋の上にある要所のことです。
ツボは人体に360以上存在するされ、それぞれが内臓や筋肉、神経と深い関係を持っています。

■ 経絡とツボの関係性

経絡は、現代医学でいえば血管や神経のようなネットワークに似た存在で、体内の気血水（きけつすい：エネルギー・栄養・水分）を運ぶルートです。
この経絡が何らかの原因で滞ると、肩こり・腰痛・内臓不調・不眠などさまざまな症状が現れると東洋医学では考えます。

ツボはこの経絡上に存在する「交通の要所」のようなポイントであり、ツボを刺激することで滞りを流し、全身のバランスを整えることができるのです。

■ 名古屋市東区砂田橋での実例

例えば、名古屋市東区砂田橋周辺の鍼灸院や接骨院では、肩こりに悩む患者さまに対して、首・肩周辺だけでなく、手や足のツボを併用して全身の流れを整える施術が行われています。
これは、ツボが「症状が出ている場所」と「原因となっている場所」の橋渡しをする役割を果たしているためです。

〇ツボ刺激が肩こりに効く理由

肩こりにツボ療法が効果的である理由は、単なる局所的なマッサージとは異なり、体の深層にある原因へアプローチできるからです。

■ 筋肉の緊張をゆるめる

ツボには、筋肉の深部にまで作用するポイントが多く存在します。
例えば「肩井（けんせい）」や「風池（ふうち）」といったツボは、僧帽筋や肩甲挙筋などの筋肉に直接働きかけ、緊張をゆるめて血流を促進します。

■ 血流とリンパの流れを改善

肩こりの多くは、筋肉が収縮しすぎることで血液やリンパの流れが滞ることで悪化します。
ツボを刺激することで、その部位だけでなく全身の循環も良くなり、老廃物の排出が促されるため、自然治癒力も高まります。

■ 自律神経を整える

肩こりはストレスや精神的な緊張が原因となる場合も多くあります。
ツボ刺激は、交感神経と副交感神経のバランスを整える働きがあり、自律神経失調による肩こりにも効果的です。

たとえば、名古屋市東区砂田橋の「なごみ鍼灸接骨院砂田橋院」では、肩こりに悩む患者さまに対して、精神面にも配慮した施術として「百会（ひゃくえ）」や「合谷（ごうこく）」といった自律神経調整のツボを併用するケースもあります。

■ 内臓との関係性を調整する

東洋医学では、五臓六腑の働きとツボは密接に関係していると考えられています。
たとえば、肝臓や胃腸の不調が肩こりとして現れるケースも少なくありません。
このような場合には、足のツボや腹部の経穴を組み合わせることで、内臓から原因を調整するアプローチが可能になります。

まとめ：ツボ療法は「局所＋全身」を整える総合的な治療法

一般的なマッサージやリラクゼーションでは、気持ちよさはあっても一時的な効果にとどまることが多いです。
それに対し、東洋医学のツボ療法は、肩こりという“表面的な症状”だけでなく、身体の深層にある“原因”まで探り、全身のバランスを整えることができるのが最大の魅力です。

名古屋市東区砂田橋で「なかなか良くならない肩こり」に悩んでいる方は、ぜひ一度、ツボ療法を試してみてください。
ツボの持つ不思議な力が、あなたの肩こり改善に大きく貢献してくれるかもしれません。

4. 肩こりに効く代表的なツボ5選

名古屋市東区砂田橋で整体や鍼灸施術を行っている接骨院でもよく使われる、肩こりに効果的なツボを紹介します。

肩井（けんせい）

場所： 首と肩の付け根、僧帽筋の盛り上がった部分
効果： 肩こり全般、頭痛、血流改善

風池（ふうち）

場所： 後頭部、うなじのくぼみ部分
効果： 頭痛、眼精疲労、肩こり、自律神経の調整

天柱（てんちゅう）

場所： 首の両側、髪の生え際の筋肉の間
効果： 首こり、肩こり、疲労感の改善

合谷（ごうこく）

場所： 手の親指と人差し指の間
効果： 頭痛、肩こり、全身の血行促進

肩中兪（けんちゅうゆ）

場所： 背中の肩甲骨の内側
効果： 肩甲骨周辺のこり、背部の緊張緩和

これらのツボは、名古屋市東区砂田橋にある鍼灸接骨院でも積極的に使用されている部位です。

5. 自宅でできる！肩こり解消セルフケア

肩こりの改善には、日常生活の中でのセルフケアが非常に重要です。
名古屋市東区砂田橋にお住まいの方の中にも、「接骨院に行く時間がなかなか取れない」というお声をよくいただきます。
そんなときは、自宅でできる簡単なツボ押しやストレッチ体操を習慣化することで、肩こりの予防や緩和が十分に可能です。

ここでは、毎日の生活の中に取り入れやすいツボ刺激のコツや、肩周りの筋肉をほぐす簡単な体操を詳しく解説します。

〇ツボ押しのコツ

肩こりに効果的なツボを自分で押す際には、以下のポイントを守ることで、より安全に、そして効率よく効果を得ることができます。

■ 押し方の基本ルール

強く押しすぎない
→「痛気持ちいい」と感じるくらいの強さがベストです。無理に力を入れると、筋肉や神経を逆に傷めてしまう可能性があります。
呼吸とリズムを意識する
→息を吐きながらゆっくり3〜5秒間押し、吸いながら力を緩めます。このリズムを3〜5回繰り返すと血流が促進され、肩こり改善につながります。
継続が大切
→1日1回でも継続することが大切です。入浴後や寝る前、仕事の合間などに取り入れると習慣化しやすくなります。

■ 注意点