五十肩(四十肩)の段階別の治し方|名古屋市昭和区御器所の接骨院

代表施術者:厚生労働省認可 柔道整復師 宮原雅彦

交通事故後の治療・リハビリも自信があります

2,000年創業の豊富な施術実績!名古屋市に5院展開!

五十肩(四十肩)の段階別の治し方|名古屋市昭和区御器所の接骨院

・目次

2025/08/04

名古屋市昭和区御器所にありますなごみ鍼灸接骨院御器所院です。こんにちは!

五十肩(四十肩)は、40~50代を中心に発症し、肩の痛みと可動域制限が特徴です。急に肩があがらなくなり、夜間痛や日常動作の支障が生じます。回復には数か月から1年ほどかかることもありますが、適切な対応により改善・予防が可能です

今回は五十肩の治し方について名古屋市昭和区御器所駅近くにありますなごみ鍼灸接骨院御器所の高野が解説します。

1.五十肩(四十肩)のステージを知ろう

2. 自宅でできるセルフケア・ストレッチ

【炎症期の過ごし方】〜まずは“痛みを抑える”ことが最優先〜

五十肩の初期段階(炎症期)は、関節包や周囲組織に炎症が起きている状態で、安静時や夜間にも強い痛みを感じます。この時期は「動かす」ことよりも、「炎症を抑える」ことが最も大切です。

🔹冷却(アイシング)で炎症をコントロール

 

🔹温熱療法は控えるべき理由

炎症期に温めると血流が増え、かえって炎症が悪化する可能性があります。特に以下は避けてください:

 

✦【拘縮期以降のストレッチ・運動療法】〜「動かすことで治す」段階〜

炎症が落ち着いたら、今度は肩関節周囲の「拘縮(こうしゅく)」—つまり関節や筋肉のこわばり—を少しずつ改善していきます。ここからがストレッチと軽い運動療法の出番です。

✅前提として大切な3原則

  1. 痛みが出ない範囲で動かす

  2. 呼吸を止めず、ゆっくりと行う

  3. 毎日少しずつ継続すること(短時間でも可)

 

1. 振り子運動(ペンデュラム/コッドマン体操)

✔ やり方:

  1. 机や椅子に片手をつき、痛い方の腕は下にだらりと垂らします

  2. 腰を軽く曲げて前かがみになり、腕の力を抜いた状態で体を左右・前後に揺らします

  3. 腕が自然に振られるようにして、円を描くようにも動かしてみましょう

✔ 時間・頻度:

✔ 解剖学的な意味:

この運動では肩関節に負荷をかけず、肩の関節包と滑液の潤滑を促進できます。無理なく動かすことで、筋緊張が緩み、血流も改善します。

2. 壁やテーブルを使ったスライドストレッチ

✔ 壁登り運動(フィンガーウォールクライム):

  1. 指先を壁に当て、ゆっくりと「指を這わせる」ようにして上に登らせる

  2. 肩の動きと痛みを確認しながら、いけるところまで行ったら5秒キープ

  3. ゆっくり戻します

✔ テーブルスライド:

  1. テーブルに手を置いて座り、肘を軽く曲げる

  2. 上体を前に倒していくと、肩が自然に持ち上がります

  3. 深く前傾したら5〜10秒キープし、元に戻す

✔ 期待できる効果:

➡ 壁とテーブルの高さを調整することで、痛みの強さに合わせて無理なく調整できます。

 

3. タオルや棒を使ったストレッチ

✔ タオルストレッチ(内旋・外旋):

✔ 棒(傘や突っ張り棒)を使う場合:

✔ ポイント:

 

4. 肩回し・肩甲骨ストレッチ

✔ 基本的な肩回し:

✔ 肩甲骨の寄せ伸ばし:

✔ 解剖学的効果:

 

▶ 安全に続けるためのポイント

  1. 痛みが出たら、ただちに中止すること

  2. ストレッチ前に深呼吸と軽い体操で全身をリラックスさせると効果UP

  3. 朝よりも入浴後や夜の方が筋肉が柔らかくなり動かしやすい

  4. 「動かす=無理する」ではない。頑張らないのが成功の鍵です

 

3.病院での治療法(保存療法)

専門家によるリハビリや物理療法、投薬・注射などが含まれます。

※多くのケースでは手術不要ですが、保存療法で改善しない場合や重度の拘縮がある場合、関節鏡視下手術や人工関節置換が検討されることがあります

4.生活習慣と予防法

症状改善と再発防止のためには、セルフケアと併せて日常生活の見直しも大切です。

✓ 姿勢の改善

猫背や巻き肩は肩関節への負担を高めます。背筋を伸ばし、肩甲骨を意識して胸を張る姿勢を心がけ、長時間のデスクワーク時にはこまめに姿勢をリセットしましょう

✓ 冷え対策と温活

冷えは血行不良の原因となり痛みを強める可能性があります。入浴や温パック、服装による保温などで体を温めましょう

✓ 適度な運動

ウォーキングや軽い水泳など、肩に負担をかけない全身運動も血流促進と柔軟性維持に効果的です。ただし、激しい運動は避けて徐々に体を慣らすようにします

✓ 睡眠環境の調整

肩を下にして寝る姿勢などは避けるようにし、枕の高さ・硬さも適切に選びましょう。睡眠の質を保つことで体の回復力を高めます

✓ ストレス管理

ストレスは筋肉の緊張を高め、回復の妨げになります。リラックス法や適度な休養・運動で心と体を整えることを意識しましょう

 

5.実践プラン:炎症を乗り越えて回復へ

時期 目標 対応内容
炎症期(発症~2~9ヶ月) 痛みの鎮静・炎症の沈静化 冷却、安静、過剰な運動は避ける
拘縮期(約4~12ヶ月) 可動域の改善・筋柔軟性の回復 ペンデュラム運動、壁・テーブル運動、タオルストレッチなど
回復期(約5ヶ月~2年) 日常動作に近い範囲での肩の使用 リハビリ・注射・薬の併用、生活習慣の徹底見直し
予防継続 再発防止と肩の柔軟性維持 毎日のストレッチ、姿勢・冷え・睡眠・ストレス管理
 

 

6.名古屋市昭和区御器所のあるなごみ鍼灸接骨院御器所院の五十肩(四十肩)治療の基本方針

なごみ鍼灸接骨院グループでは、五十肩(四十肩)を「急性期・拘縮期・回復期」の3段階(時期)に分類し、その時期に合った最適な治療を提供しています

 

1. 急性期(炎症期/疼痛期)

 

2. 拘縮期(慢性期)

3. 回復期

 

🎯 なごみ鍼灸接骨院御器所院ならではのポイント

  1. 柔道整復師+鍼灸師の連携施術:手技・矯正と、鍼灸による深部アプローチの組み合わせで、痛み・可動域・根本原因に対応
  2. 超音波治療器の併用:筋膜・関節包・靱帯などの癒着や硬化改善が期待でき、早期回復に貢献。
  3. 全身バランスの調整:肩以外に歪みがあると判断すれば姿勢・骨盤調整にも対応し、再発予防に力を入れています。
  4. 段階に応じた生活・運動指導:時期ごとのセルフケア(ストレッチ・姿勢・動かし方など)をサポート。

 

📅 施術の流れ(例)

 

✅ こんな方におすすめ

おわりに

五十肩は、痛みと可動域制限が数か月から数年続き、日常生活に大きな影響を与えることがあります。しかし、炎症期には休息と冷却を徹底し、症状が落ち着いたら段階的にストレッチ・運動療法を導入。医療的治療と生活習慣の見直しを組み合わせることで、多くの場合、肩の動きを取り戻すことが可能です。

焦らず、無理せず、継続することが鍵。万が一痛みが改善しない、悪化する場合は、医療機関の受診をためらわず行ってください。
一日一歩、少しずつ回復に近づいていきましょう。

五十肩(四十肩)ついてお悩みがある方は名古屋市昭和区御器所駅近くにあります

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独自の矯正法をもちいて

骨格から症状を改善へと導きます!
 

 

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ブログ監修者: 川口哲平

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