五十肩の症状について|守山区小幡にあるなごみ針灸整骨院
目次
2025/08/04
こんにちは!
名古屋市守山区小幡にある【なごみ針灸整骨院小幡院】です。
名古屋市守山区小幡にあるなごみ針灸整骨院小幡院のブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は、多くの中高年世代が悩まされている「五十肩(別名:四十肩)」について、その“症状”に特化して詳しく解説していきます。
「肩が急に痛くなった」
「腕が上がらない・後ろに回せない」
「夜になるとズキズキ痛む」
そんな症状に心当たりはありませんか?
この記事では、
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どんな症状が五十肩なのか
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痛みの出る動作やシチュエーション
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痛みの時期と変化の流れ
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痛みと機能制限の関係
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他の疾患との違い
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症状を緩和・予防する生活習慣
など、症状の特徴やメカニズムを分かりやすくご紹介していきます。

【目次】
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五十肩とは?その基本概要
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症状の主な特徴とは
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肩が痛むタイミングと動き
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痛みの進行段階(3つの時期)
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痛みの具体例(日常生活での困りごと)
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他の疾患との症状の違い
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症状が重くなる前にできること
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当院の症状アプローチと施術方法
-
よくある質問Q&A
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症例紹介
- まとめ
1. 五十肩とは?その基本概要
五十肩とは、医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれる疾患で、主に中年以降(40代~60代)に発症しやすい肩の痛みと可動域制限を特徴とする症状です。
特別な原因がないにも関わらず、急に肩の動きが悪くなり、痛みが強くなるのが特徴です。
「四十肩」と「五十肩」に明確な違いはなく、年齢によって呼び方が変わるだけです。
いずれも、関節包や滑液包、腱板(けんばん)など、肩を構成する軟部組織の炎症や癒着が関与しています。
2. 症状の主な特徴とは
五十肩の症状を一言で表すならば、
「肩の痛みと、動きの制限」です。
具体的には、以下のような症状がよく見られます。
-
肩が痛くて、腕が上がらない
-
夜間、特に就寝中にズキズキと痛む
-
肩を後ろに回すと鋭い痛みが走る(例:髪を結ぶ、エプロンを着る動作)
-
無理に動かそうとすると激痛が走る
-
肩の可動範囲が日々狭まってくる
さらに進行すると、「痛みが減ってきたのに肩が動かない」という症状に変わっていくのが特徴です。
3. 肩が痛むタイミングと動き
五十肩による痛みは、特に以下の動作で出やすいです。
-
上の物を取るとき(万歳のように腕を上げる)
-
洋服の袖に腕を通すとき
-
髪を洗ったり、ドライヤーをかけるとき
-
車の後部座席の荷物を取ろうと手を伸ばしたとき
-
背中をかく、エプロンのひもを結ぶとき
つまり、日常生活でのごく当たり前の動きで痛みが出るのが特徴です。
中には、何もしていなくても「うずくような痛み」「重だるさ」が続くケースもあります。
4. 痛みの進行段階(3つの時期)
五十肩は大きく分けて「3つの時期」に分類され、それぞれで症状が異なります。
▶急性期(炎症期)…約1〜3ヶ月
-
肩関節内で炎症が強く起きている時期
-
特に「夜間痛」が強く、寝返りで目が覚める人も多い
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安静時でもズキズキする
-
無理に動かすと激痛になる
▶拘縮期(こうしゅくき)…約3〜9ヶ月
-
痛みは少し落ち着いてくる
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しかし肩の可動域が明らかに狭まる
-
上や後ろに腕を上げられず、生活の中で不便が多発
-
筋肉の緊張や関節包の癒着が原因
▶回復期…約6ヶ月〜1年
-
徐々に動きが回復し始める
-
完全に元に戻る人もいれば、多少の可動域制限が残る人も
-
ストレッチや運動療法の効果が出やすい時期
※個人差が大きいため、上記の期間はあくまで目安です。
5. 痛みの具体例(日常生活での困りごと)
五十肩の患者さまからよく聞かれる「困った症状」は以下のようなものです。
| 日常動作 | 症状・困りごと |
|---|---|
| 洋服を着替える | 肩を通すだけで痛む。特に後ろから着る衣類がつらい |
| 寝返りを打つ | 肩がベッドに当たるだけで痛む/痛みで目が覚める |
| 洗濯物を干す | 腕を上にあげると激痛が走る |
| 髪を結ぶ | 肩が後ろに回らないため手が届かない |
| 歯磨きや顔を洗う | 肩や腕を少し上げる動作が地味に痛む |
こうした「何気ない日常動作に支障が出る」のが、五十肩の大きな特徴です。
6. 他の疾患との症状の違い
五十肩と似た症状を持つ疾患も多く、以下のような違いがあります。
| 疾患名 | 主な違い |
|---|---|
| 腱板断裂 | 外傷後に急激に痛み・力が入らなくなる。夜間痛は少ないことが多い |
| 石灰沈着性腱炎 | 急激に激しい痛みが出る。石灰の沈着が画像で確認できる |
| 変形性肩関節症 | 肩の骨に変形が見られる。慢性的な痛みとこわばり |
| 頚椎症 | 首からの神経の圧迫による。しびれや放散痛が特徴的 |
五十肩は明確な原因がないのに、肩の動きと痛みが悪化していくことがポイントです。
診断には専門医療機関での画像検査や徒手検査が重要となります。
7. 症状が重くなる前にできること
症状を悪化させないための予防・初期対応として、以下のポイントが大切です。
✅冷やさず温める
急性期以外は、血行促進が症状緩和につながります。入浴やホットパックがおすすめ。
✅無理に動かさないが、固めすぎない
痛みが強い間は安静も必要ですが、動かさなさすぎると拘縮が進みます。専門家に相談しながら軽い体操を。
✅姿勢の見直し
猫背や巻き肩は肩関節の負担を高めます。肩甲骨周りの柔軟性を保つことが重要です。
✅ストレスをためない
肩こりや筋緊張と関係が深く、メンタル面のケアも意識しましょう。
8. 当院の症状アプローチと施術方法
なごみ針灸整骨院小幡院では、五十肩の症状に対して
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手技療法(マッサージ・関節モビリゼーション)
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鍼灸治療(痛み緩和・血流促進)
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姿勢改善指導(猫背矯正・体幹安定)
-
運動療法(肩甲骨の可動域回復)
-
超音波治療器施術(急性期の炎症・痛みに)
など、患者様の症状のステージに合わせた施術プランを提供しています。
また、再発防止のためのセルフケア指導や、ご自宅でできる簡単なストレッチも併せて指導しています。
9. よくある質問Q&A
Q. 肩が上がらないのですが五十肩でしょうか?
A. はい、その可能性は高いです。ただし、腱板断裂などの別疾患もあるため、整骨院や病院で検査を受けましょう。
Q. 自然に治りますか?
A. 多くのケースで自然治癒しますが、放置すると可動域制限が残ったり、反対側にも出たりします。適切なケアが大切です。
Q. どのくらいで治る?
A. 早期なら3〜6ヶ月で改善も可能ですが、放置して1年以上かかる人もいます。早めの施術が重要です。
Q. 針は痛くないですか?
A. 当院では極細の鍼を使用し、ほとんど痛みはありません。むしろ「気持ちいい」とおっしゃる方も多いです。
10、症例紹介
今回は、実際に当院へ通院された五十肩(四十肩)の患者様の症例紹介を通じて、どのように症状が進行し、どんな施術で改善していったのかをご紹介いたします。
「今、まさに同じような症状で困っている」
「治るのか不安…」
という方にとって、参考になれば幸いです。
■患者様プロフィール
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年齢・性別:50代・女性
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お住まい:名古屋市守山区在住
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ご職業:主婦(趣味でヨガもされていた)
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初回来院日:2025年4月上旬
■主訴(主な訴え)
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右肩の痛みが強く、腕を肩より上に上げられない
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夜間痛がひどく、眠れないことが続いている
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ドライヤー、洗濯物を干す動作が激痛で困っている
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ヨガのポーズができなくなり、日常生活も支障
■発症の経緯
特に外傷やスポーツ歴もなく、2ヶ月ほど前から徐々に右肩に違和感が出始め、数週間前から痛みが強くなったとのこと。
市販の湿布や鎮痛薬では改善が見られず、当院へご来院。
■初診時の状態
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自動可動域:肩の外転(腕を横にあげる)約90度で痛みストップ
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結髪動作・結帯動作(髪を結ぶ、背中を触る)がほぼ不可
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夜間痛(特に右肩を下にするとズキズキ)
-
右肩前部と三角筋付近に圧痛あり
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肩甲骨の可動域もやや低下
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筋力の低下(腱板機能は温存)
→五十肩(肩関節周囲炎)の中期と判断。拘縮期に差し掛かっている状態。
■施術内容
①手技療法
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三角筋や大胸筋、肩甲下筋などの緊張を丁寧にほぐす
-
肩甲骨の可動域を出すためのモビリゼーションを重点的に実施
②鍼灸施術
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肩関節周囲(肩井、肩貞、肩髃など)に鍼を刺入
-
深層の炎症緩和と血流改善を目的に週2回の施術
③電気施術
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急性期に強い炎症と痛みがあったため、まず超音波治療器で炎症を抑える
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可動域が改善してきたらEMSを活用し筋力回復も図る
④運動療法・姿勢指導
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肩甲骨の動き・胸郭の柔軟性アップ
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自宅でできるペットボトル体操、壁を使ったストレッチを指導
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猫背・巻き肩姿勢の改善をアドバイス
■経過と結果
| 通院期間 | 症状の変化 |
|---|---|
| 初診〜2週 | 夜間痛の頻度が減少。洗濯物を干すのが「少し楽に」 |
| 3〜4週目 | 腕の可動域が改善し、ドライヤーの使用が可能に |
| 6週目以降 | 夜間痛ほぼ消失。腕の外転140度まで上昇 |
| 8〜10週 | ヨガの簡単なポーズが再開できるまでに回復 |
| 約3ヶ月後 | 痛みもほぼ消失し、日常生活に支障なし。施術終了へ |
患者様ご自身も「本当に治るのか不安だったけど、通ってよかった!」と笑顔で話してくださいました。
■まとめ
五十肩は「放っておけば治る」と言われることもありますが、実際には日常生活に大きな支障をきたし、回復にも時間がかかる症状です。
早期から適切な施術とセルフケアを行うことで、回復スピードが格段に変わってきます。
今回の患者様のように、初期段階でのケア+継続的な治療と運動療法によって、早期改善が見込めます。
11. まとめ
五十肩(四十肩)は、誰にでも起こりうる肩の障害です。
特に40代以降の男女に多く、明確な原因がないのに徐々に症状が進行するのが特徴です。
-
痛みと可動域制限が主な症状
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3つの時期に分けて変化する
-
日常生活での支障が多い
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適切な施術・セルフケアで改善が可能
少しでも違和感を覚えたら、早めにご相談ください。
私たち【なごみ針灸整骨院小幡院】では、あなたの肩の悩みに寄り添い、丁寧なケアと施術をご提供いたします。
お困りの方は、お気軽に当院までご相談ください。
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ブログ監修者: 瀬上正幸
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