五十肩(四十肩)の治療法|守山区小幡にあるなごみ針灸整骨院

代表施術者:厚生労働省認可 柔道整復師 宮原雅彦

交通事故後の治療・リハビリも自信があります

2,000年創業の豊富な施術実績!名古屋市に5院展開!

五十肩(四十肩)の治療法について|守山区小幡にあるなごみ針灸整骨院

・目次

2025/08/08

こんにちは、名古屋市守山区小幡にあるなごみ針灸整骨院 小幡院です。
今回のスタッフブログでは、多くの患者様からご相談いただく「五十肩(四十肩)の治療法」について、詳しくご紹介していきます。

目次

  1. 五十肩(四十肩)とは? — 基礎知識

  2. なぜ起こるのか(原因とリスク因子)

  3. 症状の経過(急性期、拘縮期、回復期)

  4. 診断方法と当院での評価

  5. 非手術的治療の全体像

  6. 当院の治療方針と具体的アプローチ

    • 整体・徒手療法(関節モビライゼーション等)

    • 鍼灸(はり・きゅう)治療

    • 物理療法(超音波・低周波・温熱療法など)

    • 運動療法(当院オリジナルの体操プログラム)

    • テーピング・装具療法

    • 日常生活指導と姿勢改善

  7. 医師と連携する治療(薬物療法、ステロイド注射、手術適応)

  8. 予防と再発防止の生活習慣

  9. よくある質問(Q&A)

  10. まとめ — 当院からのメッセージ

  11. 問い合わせ


1. 五十肩(四十肩)とは? — 基礎知識

五十肩(ごじゅうかた)、別名 凍結肩(とうけつかた)肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん) は、40〜60代の中年以降に発症することが多い肩の痛みと可動域制限を主症状とする疾患群です。日本では「五十肩」「四十肩」と呼ばれることが多く、年齢にちなんだ俗称ですが、厳密には年齢で定義される病名ではありません。

主な特徴は以下の通りです。

多くは保存療法(非手術)で改善しますが、自然経過が長く、早期に適切な治療とリハビリを行うことで回復を早め、後遺症を軽減できます。

 

2. なぜ起こるのか(原因とリスク因子)

五十肩の正確な原因は完全には明らかにされていませんが、以下の要因が関与すると考えられています。

リスク因子としては、年齢(中年以降)、女性、糖尿病、甲状腺疾患、心血管疾患、肥満などが挙げられます。

 

3. 症状の経過(急性期、拘縮期、回復期)

五十肩は一般的に以下の3期に分けられます。各期での治療目標や対応が異なります。

急性期(炎症期) — 痛みが強い時期(数週間〜数か月)

拘縮期(凍結期) — 可動域が固定される時期(数か月〜1年以上)

回復期(解凍期) — 少しずつ動きが戻る時期(数か月〜数年)

 

4. 診断方法と当院での評価

診断は主に問診と理学所見(触診、可動域テスト)で行います。必要に応じて整形外科でのレントゲンやMRI、超音波検査を推奨します。

当院で実施する評価項目の例:

鑑別が必要な疾患(石灰沈着性腱板炎、腱板断裂、神経障害、頚椎由来の放散痛など)については整形外科受診を促します。特に外傷歴がある、急激に力が入らない、夜間の耐えがたい痛みがある場合は速やかな画像検査が必要です。

 

5. 非手術的治療の全体像

五十肩の治療は保存療法が第一選択です。主な治療は以下の通り:

上記の治療を組み合わせて行うことで、症状の軽減と機能回復を図ります。

 

6. 当院の治療方針と具体的アプローチ

なごみ針灸整骨院小幡院では、患者様一人ひとりの症状・生活背景・職業などを考慮して、オーダーメイドの治療プランを提案します。以下に当院で実施している主要な治療を詳しく説明します。

① 整体・徒手療法(関節モビライゼーション等)

目的:関節拘縮の改善、筋肉の柔軟性回復、痛みの軽減。

方法

注意点:関節に強い痛みがある場合、無理な可動域訓練は逆効果です。当院では痛みの程度に応じて強さや頻度を調整します。

② 鍼灸(はり・きゅう)治療

目的:痛みの軽減、筋肉の緊張軽減、局所の血流改善、自然治癒力の促進。

効果メカニズム(臨床的に説明しやすいポイント)

当院の実際のやり方

安全性:使い捨ての滅菌鍼を使用し、安全管理に注意しています。出血傾向のある方や抗凝固薬を使用している方は事前にお知らせください。

③ 物理療法(超音波・低周波・温熱療法など)

目的:痛みの緩和、筋緊張の軽減、血流改善、組織修復の促進。

代表的な機器

物理療法は単独で劇的に治るものではありませんが、徒手療法や運動療法と組み合わせることで相乗効果を発揮します。

④運動療法(当院オリジナルの体操プログラム)

目的:可動域改善、筋力維持・強化、日常動作の改善。

当院のアプローチ

  1. 痛みを抑えながら行うやさしい可動域訓練(急性期)

    • ペンデュラム(腕をだらんと垂らして円を描く動作)

    • テーブルウォーク(手でテーブルの縁を伝うように腕を上げる)

  2. ストレッチングと筋膜リリース(拘縮期〜回復期)

    • 胸郭・肩甲骨周辺のストレッチ

    • 肩の回旋筋群(ローテーターカフ)の柔軟性を高める運動

  3. 筋力トレーニング(軽負荷)

    • バンドや軽いダンベルを用いた外旋・内旋トレーニング

    • 肩甲骨周囲筋(菱形筋、前鋸筋、僧帽筋下部など)の強化

  4. 機能訓練(生活動作に直結した訓練)

    • 着替え、洗髪、背中に手を回す動作などを分解して練習します。

注意点:痛みが増強するような無理なストレッチは逆効果。痛みはあるが許容範囲で行える運動強度を指導します。

⑤テーピング・装具療法

目的:痛みの軽減、安定性の補助、動作の補助。

⑥ 日常生活指導と姿勢改善

五十肩の改善には、治療だけでなく生活習慣の見直しが重要です。具体的な指導内容:

 

7. 医師と連携する治療(薬物療法、ステロイド注射、手術適応)

当院は整形外科と連携しており、必要に応じて以下の治療を紹介・調整します。

当院では、患者様の症状・経過に応じて適切なタイミングで整形外科への紹介を行い、薬物治療や注射などが必要な場合は医師と連携して最短で対応できるようにしています。

 

8. 予防と再発防止の生活習慣

五十肩の予防は日々の動作の見直しと体の使い方の改善が中心です。

 

9. よくある質問(Q&A)

Q1:五十肩は放っておいても治りますか? A:自然に回復することもありますが、経過は長くなることが多く、拘縮が残ると日常生活に支障が出る場合があります。早期に適切な治療とリハビリを行うことで回復を早め、後遺症を軽減できます。

Q2:注射はすべきですか?副作用は? A:ステロイド注射は短期的な痛みの改善に有効ですが、頻回の注射や長期使用には注意が必要です。糖尿病の方は血糖値の上昇を招くことがあります。注射の適否は整形外科医と相談してください。

Q3:鍼は痛くないですか?感染の心配は? A:痛みは個人差がありますが、当院では細い使い捨て鍼を用い、痛みが少ない方法を選びます。感染対策は徹底しており、衛生面は安心して受けていただけます。

Q4:肩の手術は必要になりますか? A:大半は保存療法で改善します。手術は保存療法で効果が得られない場合や、他の疾患(大きな腱板断裂など)がある場合に検討されます。手術の判断は整形外科医が行います。

Q5:日常生活で気をつけるポイントは? A:無理に肩を動かして痛みを悪化させないこと、同時にまったく動かさず筋力低下や拘縮を招かないことのバランスが大切です。具体的には日常的に肩甲骨を動かす習慣をつけることをおすすめします。

 

10. まとめ — 当院からのメッセージ

五十肩は「痛み」と「動きの制限」が主な症状で、患者様の生活の質に大きく影響します。なごみ針灸整骨院小幡院では、鍼灸、徒手療法、物理療法、運動療法を組み合わせた包括的な治療を提供し、患者様の症状改善と再発防止を目指しています。

ポイントまとめ

当院は名古屋市守山区小幡で地域の皆様の健康を支えるために日々臨床に取り組んでいます。肩の痛みや動かしにくさでお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。

11. 問い合わせ

なごみ針灸整骨院 小幡院

ブログ監修者: 瀬上正幸

コメント: 小幡院からの情報と交通事故関連のブログを監修していきます!交通事故にあってしまったら「なごみグループ」にご相談ください。

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