五十肩(四十肩)で痛む場所はどこ?|名古屋市昭和区御器所の接骨院
目次
2025/08/21
名古屋市昭和区御器所にありますなごみ鍼灸接骨院御器所院です。こんにちは!
今回は、40代~60代の方に多く見られる「五十肩(四十肩)」の痛みが実際にどこに出るのか?という点にスポットを当てて、詳しく解説します。
「肩の奥が痛い…」
「腕がズキズキして眠れない…」
「肩じゃなくて、肘や手の方まで痛いのはなぜ?」
こういった患者さんの声は非常に多く、実際に五十肩は肩だけの痛みでは済まないことが多いのです。
本記事では、柔整師の視点から、
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五十肩で実際に痛くなる場所
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なぜ痛みが肩以外にも出るのか
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各部位の痛みに対する対処法
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痛みのフェーズ別対応方法
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間違いやすい他の疾患との違い
を中心に、名古屋市昭和区御器所駅近くにありますなごみ鍼灸接骨院御器所院の高野が解説していきます。
1. 五十肩(四十肩)とは?
● 正式名称は「肩関節周囲炎(けんかんせつしゅういえん)」
五十肩とは、40〜60歳代に多く見られる肩の疾患で、正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれます。
その名の通り、肩関節の「関節そのもの」ではなく、その周囲にある組織(関節包・靱帯・腱板・滑液包など)に炎症や癒着が起きることで、痛みや可動域制限が生じるのが特徴です。
● 五十肩はなぜ起こるのか?
明確な外傷(ケガ)や原因がないのに、ある日を境に徐々に、あるいは急に肩の違和感や痛みが始まるのが五十肩の特徴です。
主な発症要因は以下のように考えられています:
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加齢に伴う組織の変性
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肩の使い過ぎや使わなすぎ(不動)
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姿勢不良による肩関節周囲の緊張・血流障害
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ホルモンバランスや代謝の影響(糖尿病など)
肩は非常に複雑な構造を持つ関節で、筋肉・靱帯・関節包・滑液包などが緻密に連携して動いています。
このどれか一つでも炎症や癒着が起こると、連鎖的に肩全体の動きが制限され、痛みが広がるのです。
2. 五十肩(四十肩)で痛くなる場所一覧
五十肩の痛みは「肩が痛い」だけにとどまりません。以下のように、肩周辺から腕・手先まで広がることがあります。
3. 痛みのメカニズムと広がる理由
● 肩関節と神経の関係
肩関節は、頚椎のC5~C6あたりの神経支配を受けています。肩の炎症や筋肉の硬さが神経に影響すると、腕や指先まで関連痛やしびれとして現れるのです。
● 筋膜とトリガーポイントの影響
筋膜は全身でつながっており、一箇所の硬結が他の部位に痛みを飛ばす(関連痛)ことがあります。
肩の深層筋(棘下筋や小円筋)にできたトリガーポイントが、上腕外側〜肘まで響くこともあります。
4. 部位別の痛みの特徴と対応法
● 肩の前面(上腕二頭筋長頭腱)
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症状:前に腕を伸ばす、荷物を持ち上げると鋭い痛み。
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原因:二頭筋腱の炎症や腱鞘の癒着。
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対応:前面筋のリリース、肩関節の安定化トレーニング。
● 肩の外側(三角筋部)
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症状:寝ているときに痛む、腕を横に上げられない。
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原因:三角筋の過緊張+棘上筋からの関連痛。
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対応:三角筋の筋膜リリース、肩甲骨の可動域改善。

● 肩の後面(棘下筋・小円筋)
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症状:腕を後ろに回すと痛い、ブラを外せない。
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原因:外旋筋群の硬化。
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対応:後面筋のリリース、肩の内旋可動域改善。
● 上腕・肘の痛み
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症状:肘まで重だるい、物を持つときに痛む。
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原因:筋膜の連鎖、神経の滑走障害。
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対応:腕橈骨筋や上腕三頭筋のリリース、神経モビライゼーション。
● 手首〜指先のしびれ
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症状:物を落とす、手の感覚が鈍い。
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原因:腕神経叢の圧迫、胸郭出口症候群の併発。
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対応:頚部・鎖骨下の筋群の緩和、腕神経滑走運動。
5. 痛みの時期によって違う注意点
炎症期(急性期)
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特徴:激痛、夜間痛、ズキッと響く鋭痛。
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対応:安静+アイシング。過度な施術は避ける。
拘縮期(凍結期)
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特徴:痛みは和らぐが動かない。腕が上がらない。
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対応:可動域訓練+筋膜リリース。適度な刺激が必要。
回復期
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特徴:痛みは少ない。動かせるが重だるさが残る。
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対応:積極的な運動療法、筋力回復トレーニングを実施。
6. よくある誤解と他の病気との違い
五十肩だと思っていたら、実は別の疾患だった…というケースもよくあります。
| 疾患名 | 違いのポイント |
|---|---|
| 腱板断裂 | 肩が完全に上がらない、MRIで確定診断 |
| 石灰沈着性腱炎 | 強烈な痛み、X線で石灰沈着が確認される |
| 頚椎症性神経根症 | 指先までしびれる、首の動きで痛みが悪化 |
| 胸郭出口症候群 | 肩〜腕のしびれ、長時間の姿勢で悪化 |
※いずれも柔整師としては鑑別が非常に重要です。医師と連携が必要な場合もあります。
7. セルフケアと予防のポイント
セルフケア1:ペットボトル振り子運動
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腕を垂らして前後・左右に軽く揺らす。
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痛みが強くない範囲で。

セルフケア2:壁を使った登り運動
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指を使って壁を登るように腕を上げていく。
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呼吸を止めず、力まないことがポイント。
生活習慣の改善
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長時間のスマホ・PC作業の合間に肩を回す。
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肩が冷えないように衣類で保温。
8. 柔整師が提案する施術アプローチ

柔道整復師としての五十肩アプローチは、
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筋膜リリース(浅層〜深層)
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関節モビライゼーション(拘縮解除)
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神経の滑走性改善
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姿勢指導・運動療法
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テーピングや物理療法の併用
などを組み合わせて、「痛みの原因」と「体の使い方」をセットで改善していくのが基本です。
患者さんの状態・痛みのフェーズによって手技を調整するのが、柔整師ならではの対応です。
9. まとめ
五十肩による痛みは、決して「肩だけの問題」ではありません。
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肩前面・外側・後面
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上腕・肘・手首・指先
といった広い範囲にわたる痛みやしびれが生じることがあります。
そしてその痛みの背景には、筋膜・神経・姿勢・生活習慣の複雑な関係が潜んでいます。
重要なのは、
✅ 「どこが痛いのか」をしっかり把握し、
✅ 「なぜそこが痛いのか」の原因を突き止め、
✅ 状態に合った対応(施術・セルフケア)をすること。
肩の痛みや腕の不快感が長引いている方は、自己判断で放置せず、柔整師や医療機関に相談することをおすすめします。
あなたの肩がまた自由に動くようになるために、一歩ずつケアを始めましょう。
名古屋市昭和区御器所のあるなごみ鍼灸接骨院御器所院の五十肩(四十肩)治療の基本方針
なごみ鍼灸接骨院グループでは、五十肩(四十肩)を「急性期・拘縮期・回復期」の3段階(時期)に分類し、その時期に合った最適な治療を提供しています。
1. 急性期(炎症期/疼痛期)
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温熱や電気治療器(低周波など)を使って痛みを緩和しながら、肩まわりの血行改善を図ります 。
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鍼灸治療を併用し、深部の筋肉や経絡を刺激することで炎症のコントロールと鎮痛を狙います。
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超音波治療器も使用し、筋膜の癒着緩和・組織の回復をサポートします 。
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初期は「痛みを抑えつつ、無理のない範囲で動かす」ことを重視。安静ではなく、関節滑液による栄養循環を維持します。

2. 拘縮期(慢性期)
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可動域制限が顕著になる時期。ここからは、超音波や手技による組織の伸展+骨格矯正に重点を置きます。
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姿勢調整・筋骨バランスの修正を導入し、肩だけでなく全身の歪みを整えることで動きを回復させていきます。
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軽いストレッチ指導や生活指導を通じて、日常的なセルフケアを促し、関節の硬化を防ぎます 。

3. 回復期
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可動域維持・拡張のためのリハビリと併行し、筋力維持や正しい肩の使い方を指導します。
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姿勢が戻りにくいケースでは、より丁寧な骨盤や背骨の調整、機能的な筋肉トレーニングを提案します 。
🎯 なごみ鍼灸接骨院御器所院ならではのポイント
- 柔道整復師+鍼灸師の連携施術:手技・矯正と、鍼灸による深部アプローチの組み合わせで、痛み・可動域・根本原因に対応 。
- 超音波治療器の併用:筋膜・関節包・靱帯などの癒着や硬化改善が期待でき、早期回復に貢献。
- 全身バランスの調整:肩以外に歪みがあると判断すれば姿勢・骨盤調整にも対応し、再発予防に力を入れています。
- 段階に応じた生活・運動指導:時期ごとのセルフケア(ストレッチ・姿勢・動かし方など)をサポート。
📅 施術の流れ(例)
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初診・検査:丁寧な問診と検査で「どの段階(急性・拘縮・回復)」かを判断 。

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施術内容:時期に応じて電気、鍼灸、超音波、手技、矯正などを組み合わせ。
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セルフケアの提案:患者の状態に合わせ、日常でできる対処法や注意点を個別に指導。
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経過確認&改善調整:定期的に可動域や痛みの程度をチェックし、必要に応じて施術内容や頻度を調整。
✅ こんな方におすすめ
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夜間痛や動かしたときの痛みが強く、日常生活に支障がある
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整形外科で「動かしていれば治る」と言われたが、可動域制限が心配
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痛み止めや注射だけでは改善しなかった
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再発予防を含めて根本的に治したい
🔚 まとめ
なごみ鍼灸接骨院 御器所院では、急性期から回復期まで段階ごとに最適な施術を提供し、痛みの緩和と可動域の回復を両輪でケアします。全身バランス、セラピーの連携、そしてセルフケア指導により、多くの患者さんが早期に日常生活を取り戻しています。
五十肩でお困りの方は、早めの治療開始と総合的アプローチが、将来的な後遺症軽減にも繋がります。
五十肩(四十肩)ついてお悩みがある方は名古屋市昭和区御器所駅近くにあります
なごみ整骨院グループの
なごみ鍼灸接骨院・御器所院に
おまかせ下さい!

なごみ整骨院グループの
なごみ鍼灸接骨院・御器所院は
独自の矯正法をもちいて
骨格から症状を改善へと導きます!
気になる方は
名古屋市昭和区御器所駅近くにあります
なごみ整骨院グループの
なごみ鍼灸接骨院・御器所院に
ご相談ください!
記事監修者:宮原 雅彦

柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師(国家資格)・専科教員資格(柔道整復師養成校教員資格)
コメント:四十肩は、施術をすることにより確実に良くなる症状です。
不安な時は、お気軽にお声かけください。
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