四十肩や五十肩が改善するまでの期間｜昭和区吹上なごみ鍼灸接骨院

2025/08/27

名古屋市昭和区吹上駅、御器所駅近くにあります

「肩が上がらない」「夜に肩がズキズキして眠れない」――このような症状で悩まされる方は、四十肩や五十肩の可能性があります。
医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、40代から60代にかけて発症しやすい疾患です。

しかし、多くの方が気になるのは
「どのくらいで治るのか？」
「自然に放っておいても改善するのか？」
という点ではないでしょうか。

本記事では、四十肩・五十肩が改善するまでの一般的な期間、その回復の流れ、さらに早期改善のための治療法について詳しく解説します。名古屋市昭和区の「なごみ鍼灸接骨院吹上院」で行っている施術についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

まずは、症状と原因を簡単に整理しましょう。

四十肩・五十肩は、単なる「肩こり」とは異なり、関節そのものの動きに制限が出るのが特徴です。

四十肩や五十肩は「時間が経てば自然に治る」と言われることもありますが、実際には 改善するまでの期間には個人差が大きい のが特徴です。発症した方の生活習慣、体質、治療の有無によっても大きく変わります。

①自然経過での改善期間（約1年～2年）

②放置した場合のリスク

③治療を受けた場合の改善期間（約3か月～半年）

④治療を受けるメリット

⑤改善スピードの目安

四十肩・五十肩の経過は、大きく3つの時期に分けられます。

①急性期（発症～3か月）

②慢性期（3か月～1年）

③回復期（1年～2年）

①適切な安静と炎症のコントロール

発症直後は炎症が強く、ズキズキとした痛みや夜間痛が現れやすい時期です。この段階で無理に動かすと、炎症が悪化し改善までの期間が長引く可能性があります。

具体的な方法

冷却（アイシング）
- 痛みが強いときは氷嚢や保冷剤をタオルに包み、1回15分程度肩に当てます。
- 1日に数回行うことで炎症を抑えられます。
鎮痛処置
- 医師から処方された湿布薬や消炎鎮痛剤を使用するのも有効です。
安静の取り方
- 「完全に動かさない」わけではなく、痛みの出ない範囲で動かすことが大切。
- 腕をぶらぶら揺らす「コッドマン体操」などは血流促進に役立ちます。
NG行動
- 強い痛みがある時期に、無理なストレッチや強いマッサージは逆効果。炎症を悪化させてしまいます。

②専門的な治療を受ける

急性期を過ぎても「動かしにくい」「肩が上がらない」などの症状が続くことがあります。この段階で 専門的な治療を受けるかどうかが改善までの期間を大きく左右します。

接骨院・鍼灸院での施術例

鍼灸治療
- 鍼でツボや硬くなった筋肉を刺激し、血流を改善。
- 炎症や痛みを抑えると同時に、関節の動きを取り戻す効果が期待できます。
- 夜間痛の軽減にも有効。
手技療法（マッサージ・整体）
- 凝り固まった筋肉をほぐし、肩関節の可動域を広げます。
- 背中や首の筋肉バランスも整えることで、肩への負担を減らします。
電気治療（低周波・干渉波など）
- 痛みの緩和、血流促進、筋肉の柔軟性向上に効果的。
温熱療法
- 炎症期を過ぎたら、ホットパックや遠赤外線で温めて血流改善。