「肩こりだけのはずが…」吐き気まで出てしまう理由|名古屋市東区砂田橋の接骨院
目次
2025/12/02
【肩こりと吐き気】
じつは放っておくと“体がSOSを出している”サインかもしれません
こんにちは。
名古屋市東区茶屋ヶ坂駅の近くにある、なごみ鍼灸接骨院・砂田橋院の瀬上です。
肩こりって、誰でも一度は経験しますよね。
でも最近、院に来られる患者さんの中に「肩こりから吐き気まで出てきて困っています」という方が妙に多いんです。
今日は、僕が現場で実際に感じていることや、患者さんとのやり取りも交えながら、肩こりと吐き気の関係を少しリアルに話していきます。
■ 「肩こりで吐き気…そんなことある?」と思うかもしれませんが…
あるんです。
しかも珍しいことじゃない。
施術中にもよくあるんですよ。
たとえば、40代女性のAさん(砂田橋にお住まいの方)。
初診のとき、問診票に「肩こり」としか書かれていなかったんですが、話を深掘りすると…
「夕方になると気持ち悪くなって、帰りの地下鉄で吐きそうになるんです」
と打ち明けてくれました。
僕が触診した瞬間に思ったのが、
「これはただのコリじゃないな」という感覚。
首の前側の筋肉がガチガチ。
後頭部の付け根はパンッと張ってる。
肩甲骨もほとんど動いていない。
■ 吐き気を引き起こす肩こりの“犯人”はだいたい決まっている
僕が実際に診てきた経験からいうと、肩こりで吐き気まで出てしまう方の体には、共通点があります。
ちょっと具体的に挙げてみますね。
◆ ① 頭の後ろ(後頭下筋群)のガチガチ
ここは“頭痛のスイッチ”とも呼ばれるところ。
吐き気がある方は、ほぼ確実にここが硬いです。
施術中、このあたりを軽く押した瞬間に
「うっ…気持ち悪いかも」
「そこそこ!なんか目の奥に響きます」
と反応される方、多いんですよ。
◆ ② 首の前が固まっている(胸鎖乳突筋・斜角筋)
スマホ姿勢がクセになってる人はここが硬い。
ここが硬くなると、自律神経が乱れたり、呼吸が浅くなって吐き気が出やすくなります。
検査で横を向いてもらうと、
「え、こんなに回らないの?」
と本人が驚くくらいガチガチなこと、よくあります。

◆ ③ 肩甲骨が動いていない
肩こりと思って肩を揉んでいても、実は肩甲骨の動きが悪いのが原因のパターンがめっちゃ多い。
肩甲骨が動かない → 代わりに首が頑張る
首が頑張る → 後頭部が硬くなる
後頭部が硬い → 自律神経が乱れる → 吐き気
こんな流れですね。
◆ ④ “巻き肩”になっている
東区のデスクワーカーの7割はこれ。
姿勢をチェックすると、ほぼ巻き肩。
巻き肩になると呼吸が浅くなり、肩・首・胸の筋肉が全部ガチガチになります。
吐き気がある方は、胸の筋肉(大胸筋)がまるで板のように固まっていることが多いですよ。
■ 「病院では異常なしでした」この言葉、ほんとによく聞きます
吐き気が出ると、多くの人はまず内科や脳神経外科を受診します。
それは正しい判断です。
でも、検査では異常がない。
薬を飲んでも改善しない。
そこで「もしかして肩こりかも?」と気づいて院に来られる方が多いんです。
そのとき僕がいつも感じるのは
「もっと早く来てくれれば楽だったのに…」という気持ち。
肩こりからの吐き気って、原因をきちんと整えれば良くなるケースが本当に多いんですよ。
■ 実際の施術でどうやって原因を見つけるのか?
せっかくなので、施術の流れを少しだけリアルに紹介します。
● ① 姿勢の確認
患者さんの姿勢を確認して、骨盤や肩の高さをチェックします。
吐き気がある方は、ほぼ全員が“前のめり姿勢”になっています。

● ② 首の可動域検査
横に向いてもらう
→ 片側だけガチッと止まる
→ 「あ、これが吐き気の原因ですね」とお伝えすることが多いです。
● ③ 肩甲骨の動きチェック
肩を上げてもらうと
「右肩だけつらいです」
「背中が詰まる感じがする」
などの特徴が出ます。

● ④ 触診(ここでだいたい確信する)
後頭部の付け根
首の前
肩甲骨まわり
鎖骨の下
このへんを触ると、吐き気が出る方は特徴的な硬さがあるんです。
これらを総合して
「ここが原因ですよ」と説明します。
患者さんは
「そんなところが関係してたんですか…」
と驚かれることが多いですね。

■ 当院での肩こり・吐き気の治療はこんな流れ
これは僕がずっと大切にしているやり方です。
◆ ① 首の深部の筋肉をゆるめる
とくに後頭下筋群。
ここが緩むと、頭がスッと軽くなる方が多いです。
◆ ② 肩甲骨の動きを出す
肩甲骨が動くと、首の負担が一気に減ります。
施術中、
「そこ動かすんですね!初めてやられました」
と言われることも多いです。

◆ ③ 姿勢を整える(骨格矯正)
ボキボキしないソフトな矯正です。
巻き肩や猫背が改善すると、呼吸が楽になり吐き気が軽くなる方もいます。
◆ ④ 頭へのアプローチ(ヘッド施術)
自律神経の乱れが強い方には欠かせません。
眠りが浅い方も反応が良いですね。
◆ ⑤ 鍼灸(必要な方に)
吐き気が強い方は、鍼が合う場合が多いです。
実際、
「鍼した翌日、全然違いました」
と言われることもよくあります。

■ “肩こりからの吐き気”がある人がやらないほうがいいこと
これ、僕の経験から「やめたほうがいいですよ」と思っていることです。
-
強すぎるマッサージ
-
首を自分でボキッと鳴らす
-
湿布だけでごまかす
-
我慢して仕事を続ける
-
枕をコロコロ変える
特に「強いマッサージ」。
その場では気持ち良いですが、悪化することが多いので気をつけてほしいです。
■ 吐き気を伴う肩こりは“早めのケア”が本当に大切です
肩こりと吐き気のセットは、体が「もう限界です」と言っているサイン。
“そのうち治る”ものではありません。
痛みや不調には順番があります。
①肩こり
②頭痛
③めまい
④吐き気
⑤自律神経の乱れ
⑥うつっぽさ
こんな流れになることもあります。
だからこそ、
「なんか最近肩こり強いな…」
「気持ち悪いことが増えてきた」
こんなときは早めに相談してくださいね。
■ 最後に──肩こりと吐き気で悩んでいるあなたへ
僕は施術のたびに思うんです。
「肩こりって、たかが肩こりじゃない」と。
あなたの生活や仕事、ストレス、姿勢のクセ。
いろんな積み重ねが肩に乗って、苦しくなっているんですよね。
もし今、
・デスクワークがつらい
・帰り道に気持ち悪くなる
・朝起きた瞬間から首が重い
・頭痛もセットで出てきた
こんな症状があるなら、一度しっかり体を見せてください。
名古屋市東区・砂田橋にある「なごみ鍼灸接骨院・砂田橋院」では、
あなたの肩こりの原因を丁寧に見つけて、吐き気や頭痛まで改善できるよう全力でサポートします。
肩の軽さって、人生の軽さに直結しますからね。
一緒に元のコンディションを取り戻しましょう。

ブログ監修者: 瀬上正幸
コメント: 小幡院からの情報と交通事故関連のブログを監修していきます!交通事故にあってしまったら「なごみグループ」にご相談ください。
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