親指の痛みの原因は?
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2019/03/20
こんにちは!なごみ整骨院グループです。
今回は産後のママさんによくある親指の付け根の痛みについてお話します。
ドケルバン病とは?
この親指の痛みはドケルバン病と言われ、お子様の抱っこや日頃の家事で親指を使いすぎてしまい、親指を動かす腱とそれを束ねる腱鞘(さやみたいなもの)が擦れて炎症を起こすことが原因です。最近ではキーボードや、スマホの使い過ぎ、指を酷使する職業の方に痛みが起こることがあります。
初期は使った時の違和感で済みますが、それでも使っていくと炎症が進み親指を動かすだけで痛みが出てきます。また腕への負担からほかの指のしびれなども出てくることもあります。
なぜ出産後のお母さんに多いのか?
妊娠から出産までは体を柔らかくするホルモンが多く出ています。これは出産しやすくし、体への負担を減らすためだといわれています。
ですが出産後はその体を元に戻すために身体を硬くするホルモンが多くでます。そのホルモンの影響は筋肉や関節、腱鞘など全身に及びます。それに加え不慣れな育児が組み合わさって出産後のお母さんに起きやすいのです。
なごみ整骨院グループでの治療は?
痛みの強さや症状に応じてマッサージや微弱電流、超音波治療などを中心に硬くなっている親指周辺の筋肉、腱の状態を良くしていき、まずは痛みをとることを目的にします。日常的な手の使い方や、抱っこする際の手の使い方なども指導していきます。
産後骨盤矯正
産後は出産により骨盤の歪み、開きが発生します。それらを放置していると身体全体の姿勢が崩れ、猫背や下っ腹が出やすくなります。また猫背になると肩の可動域が悪くなり、腕、手にかかる負担が大きくなります。
産後の悩みがある方は合わせて矯正をすることがおすすめです!
所属院 なごみ鍼灸接骨院吹上院 院長
氏名 比嘉健太
所持資格 柔道整復師 鍼灸師 あん摩マッサージ指圧師
更新日 2019年3月20日