肩こりが原因で頭痛が起きる？｜名古屋市昭和区吹上駅近くの接骨院

肩こりが原因で頭痛が起きる？｜名古屋市昭和区吹上駅近くの接骨院

2022/05/09

名古屋市昭和区曙町にあります、なごみ鍼灸接骨院吹上院の髙栁です。

こんにちは！

本日は、「肩こりが原因で起きる頭痛」についてご紹介させていただきます。

 

肩こりはなぜ起きるのか？

肩こりは、首から肩にかけての筋肉が緊張し、血流が悪化することで発生します。

血流が滞ると、筋肉に酸素や栄養が行き届かなくなり、疲労物質が蓄積されて「だるさ」や「重さ」といった症状を感じるようになります。

特に現代人の多くは、以下のような生活習慣によって姿勢が崩れやすく、肩こりが慢性化しやすい傾向にあります。

• スマートフォンやパソコンの長時間使用
  下を向いた姿勢が続くと、首の筋肉に過度な負担がかかります。

• デスクワーク中心の生活
  前かがみや猫背の姿勢になりやすく、首・肩・背中の筋肉が緊張しやすくなります。

• 運動不足
  筋肉の柔軟性や血流が低下し、疲労が回復しにくくなります。

人間の頭は約5〜10kgと非常に重く、ボウリングの球ほどの重さがあります。

頭の位置が数センチ前に出るだけで、首や肩の筋肉にかかる負担は倍以上に増加すると言われています。

そのため、背中が丸まり頭が前に倒れる姿勢が続くと、首や肩の筋肉に慢性的な緊張がたまり、血流障害を引き起こします。

その結果として、ただの肩のこりにとどまらず、頭痛やめまい、集中力低下 などへと発展してしまうのです。

 

肩こりが原因で起きる頭痛の特徴

肩こりが原因となって発生する頭痛は、一般的に 「緊張型頭痛（筋緊張性頭痛）」 と呼ばれます。

これは、日本人が最も多く経験する頭痛タイプのひとつで、首や肩の筋肉のこわばりと深い関係があります。

肩こり頭痛の主な特徴

• 首や肩のこわばりと一緒に頭が締め付けられるように痛む
  ヘルメットをかぶったような圧迫感や、頭をギューッと締め付けられる感覚が出ます。

• 長時間のデスクワーク後に頭痛が出やすい
  パソコン作業やスマホの使用で姿勢が崩れると、血流が滞り頭痛が誘発されます。

• 天気の変化や疲労で悪化することがある
  気圧の変動や疲労の蓄積により、自律神経が乱れて頭痛が強まる場合があります。

• ズキズキではなく鈍い痛みが中心
  片頭痛のような拍動性の痛みではなく、重だるい痛みが特徴です。

肩こり頭痛を放置すると？

「ただの肩こりだから大丈夫」と放置してしまうと、次第に頭痛の頻度が増えたり、吐き気やめまいを伴うこともあります。

慢性化すると日常生活の質を大きく下げてしまうため、早めのケアがとても重要 です。

 

姿勢と肩こり・頭痛の関係

正しい姿勢がもたらす効果

人間の頭は約5〜10kgと非常に重く、その重さを首や肩の筋肉だけで支えるのは大きな負担になります。

正しい姿勢を保っていれば、背骨が柱のような役割を果たし、頭をバランスよく支えることができます。

これにより、首や肩の筋肉の負担が軽減し、血流や神経の働きもスムーズになりやすくなります。

• 首や肩の筋肉の緊張が緩和される

• 血液循環が改善され、老廃物が排出されやすくなる

• 酸素がしっかり筋肉に行き渡り、疲労物質が溜まりにくくなる

これらの効果によって、肩こりや頭痛の発症リスクを下げることができます。

不良姿勢が招く悪影響

一方で、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によって前かがみの姿勢が続くと、次のような悪影響が出やすくなります。

• ストレートネック
  首の自然なカーブが失われ、首の筋肉や椎間板に大きな負担がかかる状態。慢性的な肩こりや頭痛の原因になります。

• 猫背
  背中が丸まり、肩が内側に入り込む姿勢。胸の筋肉が縮こまり、肩や首の筋肉が常に引っ張られて緊張した状態になります。

• 巻き肩
  猫背と同時に起こりやすく、肩が前方に出てしまう姿勢。頭が前に倒れやすくなり、首の筋肉に大きな負担を与えます。

こうした不良姿勢が続くことで、肩こりだけでなく頭痛や眼精疲労、さらに自律神経の乱れにつながることも少なくありません。

日常で意識すべき姿勢改善ポイント

• 椅子には深く腰掛け、骨盤を立てる

• モニターは目の高さに合わせる

• スマートフォンは顔の高さに近づけて操作する

• 1時間に1回は立ち上がって肩を回す

日常の小さな意識が、慢性的な肩こり頭痛を防ぐ大きなポイントになります。

 

 

ストレスや自律神経の乱れも肩こり・頭痛の原因に

肩こりや頭痛の背景には、筋肉や骨格の問題だけでなく、 ストレスや自律神経の乱れ も大きく関わっています。

自律神経の役割と乱れの影響

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つがあり、体の機能を自動的にコントロールしています。

• 交感神経（活動モード）
  日中の活動時に優位になり、心拍数や血圧を上げる。

• 副交感神経（休息モード）
  夜やリラックス時に優位になり、筋肉の修復や回復をサポートする。

ところが、ストレスや不規則な生活が続くと交感神経が過剰に働き、副交感神経が十分に機能しなくなります。

その結果、筋肉の緊張が取れず、肩こりや頭痛が慢性化してしまうのです。

睡眠の質と肩こり頭痛の関係

自律神経の乱れは睡眠の質を低下させ、体の回復機能を妨げます。

• 朝起きても疲れが取れていない → 筋肉の修復が不十分で肩こりが悪化

• 眠りが浅く途中で何度も目が覚める → 交感神経が働きすぎてリラックスできない

• 寝つきが悪く疲労感が残る → 副交感神経が切り替わらず、緊張が続く

このような悪循環が続くと、肩こりや頭痛だけでなく、めまいや集中力低下、慢性疲労といった症状にもつながります。

ストレス対策と自律神経を整える習慣

• 就寝前にスマホやPCを避け、リラックスする時間を持つ

• 軽いストレッチや深呼吸で副交感神経を優位にする

• 規則正しい生活リズムを意識する

• 趣味や軽い運動でストレスを発散する

ストレスのコントロールと自律神経の安定は、肩こり頭痛の根本改善に欠かせない要素です。

 

肩こり・頭痛を和らげるセルフケア方法

肩こりや頭痛を改善するためには、日常生活でのセルフケアもとても大切です。

以下の方法を習慣化することで、症状の軽減や予防につながります。

1. 首・肩まわりのストレッチ

デスクワークやスマホ操作の合間に、こまめにストレッチを行いましょう。

• 首の横伸ばしストレッチ
  頭を横に倒し、反対側の肩を下げるように意識します。首筋が心地よく伸びる程度で20〜30秒キープ。

• 肩回しストレッチ
  両肩を耳に近づけるように上げ、そのまま後ろに大きく回して下ろします。肩甲骨の動きを意識しながら10回程度行います。

• 胸を開くストレッチ
  両手を背中で組み、胸を張るようにして深呼吸。丸くなりがちな背中をリセットします。

2. 目を休める習慣

肩こり頭痛の多くは、目の疲れ（眼精疲労）とも関係しています。
1時間に1回はパソコンやスマホから目を離し、遠くを見て目を休めましょう。

3. 深呼吸でリラックス

ストレスによる自律神経の乱れも頭痛を悪化させます。

深く息を吸ってゆっくり吐き出す 腹式呼吸 を行うと、副交感神経が優位になり、筋肉の緊張も和らぎます。

肩こり・頭痛を予防する生活習慣

正しい姿勢を意識する

• デスクワークでは背筋を伸ばし、モニターは目の高さに調整する

• 椅子に深く座り、骨盤を立てるように意識する

睡眠環境を整える

• 枕の高さを調整し、首や肩に負担をかけない姿勢で眠る

• 寝具は自分の体に合ったものを選ぶ

適度な運動を取り入れる

• ウォーキングやストレッチなど軽い運動で血流を促進

• 肩や背中の筋肉を動かすことで、こりをためにくい体づくりが可能

 

肩こり頭痛と市販薬の違い

肩こりからくる頭痛に悩む方の多くは、まず市販の鎮痛薬や頭痛薬を試すことが多いのではないでしょうか。

確かに市販薬には一時的に痛みを和らげる効果がありますが、根本改善につながらないケースがほとんどです。

市販薬のメリット

• 即効性があり、短時間で頭痛をやわらげることができる

• 忙しい時やすぐに症状を抑えたい時に便利

• 薬局で手軽に購入できる

市販薬のデメリット

• 痛みを一時的に抑えているだけで、原因（筋肉の緊張・血流不良・姿勢の乱れ）を改善していない

• 頻繁に使用すると耐性がつき、効果が薄れてしまうことがある

• 胃腸への負担や副作用のリスクがある

根本改善との違い

肩こり頭痛は「筋肉のこり」「姿勢の悪化」「自律神経の乱れ」が主な原因です。

市販薬ではその原因にアプローチできないため、症状を繰り返しやすいのが特徴です。

一方、接骨院や鍼灸院で行う治療は、筋肉・骨格・自律神経に働きかけることで 再発しにくい身体づくり を目指します。

 

 

名古屋市昭和区 吹上駅近くの「なごみ鍼灸接骨院吹上院」での肩こり・頭痛治療

当院では、肩こりや頭痛を単に「痛みを和らげる」だけでなく、 根本から改善すること を目的としています。

筋骨バランス矯正法による根本治療

なごみ鍼灸接骨院独自の「筋骨バランス矯正法」は、筋肉と骨格の両方にアプローチする治療法です。

• 姿勢の歪みを整える

• 首や肩の筋肉の緊張を和らげる

• 自律神経を整え、自然治癒力を高める

このように、ただのマッサージでは得られない効果を実現し、肩こりや頭痛が起こりにくい体作りをサポートします。

症状に合わせた多角的アプローチ

症状が強い場合には、以下の施術を組み合わせて行います。

• 鍼灸治療：ツボを刺激し、血流改善と自律神経の安定化

• 超音波治療：深部の筋肉にアプローチし、炎症や痛みを緩和

• コンピューター矯正：精密な骨格調整による姿勢改善

患者様一人ひとりに合わせた オーダーメイドの治療プラン を立て、再発予防までしっかりとサポートします。

 

まとめ｜肩こり・頭痛に悩んでいる方へ

肩こりが原因の頭痛は、姿勢やストレス、自律神経の乱れが複雑に関わっています。市販薬で一時的に痛みを抑えるだけでは、根本的な解決にはつながりません。

名古屋市昭和区・吹上駅近くのなごみ鍼灸接骨院吹上院では、肩こり・頭痛の根本原因にアプローチし、再発しにくい身体づくりをサポートしています。

「長年の肩こりや頭痛で悩んでいる」「デスクワークやスマホで症状が悪化している」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

 

 

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